可愛い男の子(娘)がいないだけで不貞腐れちゃう僕の心に泣き出しそうだよ
自分の性癖がおかしいと気付いたのはいつからだろう。
気付いた時にはもう遅かった、猫や犬は大好きだが、もうそんな可愛い生き物は比にならなんレベルでショタやおとこの娘を可愛いと思っている自分がいることが信じられない。
さて、そんな僕も今年で中学生。そして、入る中学は僕の町ではそこそこ大きい方の学校、天の川学院中学校である。この学校は約100年前からある由緒正しき学校で、校則はさほど変わってないが、何かルールがあるという噂がある。
だが、そんなことはどうだっていい、本題は入学式だ。
学校は素晴らしい。合法的にショタやおとこの娘を近くで見ることができるんだ。
そして、その可愛い生物がいなければ僕の学校生活はまるで何が描いてあるかわからないラフ絵のような学校生活を送らなければいけない。
それはできるだけ避けたい、その為に入学式でできるだけの生徒の顔を確認し、早々にコンタクトをする事で、僕の学校生活に華を付けたいのだ。
この学校は制服が学ランでいかにもな中学生活を送れそうだ。
家を出て学校に行く。学校に近づくほどに同じ制服を着ている人が増える。小学生の時は私服スタイルだった為に少し新鮮な気持ちだ。
そんなこんなで学校に着き、早速入学式をする体育館まで移動する。
まず驚いたのは学校の規模で、もうデカいし大きいしすごい。
そして入学式が始まった。が、自分は少し前の席だったから全然見渡せなかった。残念だ。最悪だ。
こんな事あるかよ…と思いながら教室に案内される。教室は1-5で、これからの学校生活にとって基盤ともなる一年が始まるというのに、僕の心は泣き出しそうだよ…