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【親編~後編~】僕がカスになった大きな理由。
父親が嫌いになった僕は「父親とは口も聞きたくないし、もう関わりたくもない」という考えを持っていた。当たり前だ。だが、父親は相変わらず野蛮で幼稚、僕が何かをする度に、「お前の兄はな〜」とゲームに出てくる商業人のように同じ事を言い、僕と兄を比較をしてきた。(実際に兄は、折り紙や勉強、運動の才能があった)
そこにプラスで、母親が父親のフォローをする。「なぜあなただけ出来が悪いんだ。」「あなたは何もできない。そんなんだったら社会で孤立をする!!」と言われ、その日から僕の頭の中には、(自分は何も出来ないんだ)という考え方が脳にこびりつき、何をしても(自分は何もできない。”カス人間″だ)と卑下するようになった。
これで、一旦親編は終了だ。暗すぎる…あまりにも可哀想すぎる…
だが、悲しいことに僕の悲劇はこんなもんではない。言っただろう伏線のように、「算数も大嫌いになった」と
補足をすると、これは小学3年生までの出来事です。




