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第五話

[集え!猛者の卵たちよ!! 秘められた潜在能力を今、解き放つ時! 

柳流古武柔術(やなぎりゅうこぶじゅうじゅつ) 一日体験無料キャンペーン中! 

興味があったらぜひ、駅前徒歩五分の柳道場まで、君の参加を待っている!]


……。


「かっ、かっこいぃぃぃぃい!! なんか中二心をくすぐられるし!」

それに……この身体スペックなら……、あらゆる漫画やアニメの技を再現できるはず……!! これは、いかねばっ!

朝起きて、寝ぼけ眼でポストに入った新聞と一緒に入ったチラシを目にした瞬間、

心引かれ眠気はふっとび、この世界に来てはじめての休日である、今日の予定が完全に決まった。

「でも、その前にまずは朝食だよね! 」

と、顔を洗って、トイレを済ませて、朝食を食べる為にリビングに入る、

と、既に料理は出来ていてお父さんとお母さんも明るい色の木のテーブルを囲ってそれぞれ定位置についていた、僕も急いで席に着く。

「ん、夏も席についたね」

と、母の一言、

すごく良い匂いのする料理を前に僕はお腹すきすぎて、早くはやくと、目線でお母さんを急かす。

それを知らずか知ってか、少し笑ってお母さんの号令がかかる。

「えー、それではさっそく、いただいきます」

それに続いてお父さんと僕も続く。

「いただきます」

「いただきまーすっ」

うまうまーっ、めしうま父のめしうま料理美味しすぎるーっ、

がつがつと勢いよくご飯をかきこんでると、

父が嗜めてくる、

「そんなにがっついて……男の子なのに……もう少し、ゆっくりお淑やかに食べなさい」

それに、間髪いれず素直に返答、

「えっ、だってお父さんの料理美味しすぎるんだもん!」

すると、ピンク色のエプロンつけた父が頬を赤らめて、

「もう、おだてたって、だめなんですからね、もう、お母さんからも何か言ってあげて、」と、まるでツンデレ美人妻の様な態度を取る、父、

絵図らは、大変お察しである。

しかしこれにも、なれてしまっている僕は、特にきもちわるくなる事もなく、

もくもくと、美食を堪能する、

「んー、お父さんの料理は、美味しいからなぁ、仕方ないかもね、はっはっはっ」と、僕以上のスピードで箸を動かして、おかずを取りご飯をかきこみながらもしっかり返事をする母、父のよいしょも忘れない。

「もうっお母さんったらっ」

と、頬に手をあてて、いやいやしながら、ラブラブ雰囲気を出し始める父に、さすがに、げんなりしながら、話題転換、話題転換……と、

考えながら、そういえばと、さっさそく、朝のチラシで興味を持った道場体験の話をしてみる。

「ねーねー、お父さんお母さん、そういえば、朝こんなちらしが入ってたんだけど、あのさ今日あとで行ってもいいかな?」

と、母にチラシを手渡す。

「んー、なになに……? こ、古武術道場~~?! こ、これは、だめ!、古武術道場は、実践的な道場だから、あぶないよ! 、可愛い息子ににこんな危険な事させられませんっ」

「そうだねぇ、古武術は、実践的であぶないって聞くからね? なつがどうしてもやりたいなら護身術の道場にしてみたら? 男性は護身用グッズの着用をしても平気だから、スタンガンや電気警棒の使い方を学んだ方が危険も少ないと思うよ?」

と、両親に予想以上の反対をされる。

しかし、もう僕は、やる気行く気まんまんなので、今更止めるなんてむりっ

なんとかせっとくする!と意気込む。

「危険なのは、承知だよ! でも絶対にここで強くなりたい理由があるんだ!」

「理由は話せないけど……でも僕は、真剣にここで、武術を学んでみたい!」

と、真剣な眼差しでまっすぐ見つめる。

これで折れてくれ……理由が前世の漫画やアニメの技を再現してみたいからなんて、とてもいえない、絶対いえない……、これで許してくれっ。

あざとくも僕は、涙目で両親を上目遣いで見つめる。クリティカルヒットォ

「か、可愛い…… こほんっ、あ、後は、お母さんの判断にまかせます……」

と、そそくさと、食器を片付けて洗いに行ってしまう父、

父は、反対ではない時、最終的な判断や決断は母を立てて母に任せる事がよくあるので、僕は父を懐柔できたと、思い、ここぞと、ばかりにお母さんを涙目で見つめ続ける。

「えっ、ちょっとお父さん!?  ぐはっ、無理っムリッ、こんなに息子に真剣に可愛く言われたらお母さん断れないよっー」

と、一通り叫んだあと、ふぅ、とため息を一つつき、

「もう、仕方ないわね、古武術道場に行く事を許します。くれぐれも怪我をしないように、気をつける事!それだけは、きっちり守りなさい、いいですね。」

ついに、待ちに待ったお母さんのお許しがでた。

「やったぁーーー!ありがとうお母さん!!」

と、嬉しさのあまり思わずお母さんに抱きつく、

「う、うむ、可愛い息子のためだからね、心配はすごくするけど、真剣にお願いされたら、息子を尊重してあげるのも、母の役目だからね」

と、でれんでれんに顔を緩ませて言っても、情けないだけである。

それを眺めて腰に手を当てた父はため息一つ、

方を竦めて苦笑いして微笑んだ。


……。



13:20分、

[柳流古武柔術道場前]


ピンポーン!

インターホンの鳴る音が響く、

「はい、どちら様ですか?」

「すみませーん!今日見学したい早乙女という者なのですが、まだキャンペーン…」

言い終わる前に裏返った奇声で返される。

「おっ、おとこぉ!?」

「は?え?」

「あっ、いえっ、し、失礼しました!! 一日体験キャンペーン希望の方ですね!ただ今お迎えに上がりますので、しょ、しょうしょおまちくださいっっっ」

すごいてんぱりようである、(苦笑い)

道場の方から、どたばたと、騒ぐ足音と、えーーー! 男!?男!? とか聞こえるけど、聞かなかった事にしつつ、

5分ほど待つと、竹張りの柵に覆われた重厚な木の門がバタンッと開く。

「お待たせしましたっこちらにどうぞっ」

黒髪を三つ編みにして、頭の左右にお団子にしている同じ歳くらいの美少女に案内される、おっぱいはおわん型で、とても可愛らしい顔をしてます。

汗で張り付いた薄い生地の弓道の服?みたいな上に、紺色の股下までしかない、ぴっちり張り付いた短いハーフパンツという、動きやすそうだけど、大変マニアックでえっちな格好に、眼福眼福。

少し歩いたら道場についた、

「あっここで靴を脱いでください、まずは、着替えて来てほしいんですけど、女性用の道着しかなくてですね……どうしましょうか……見学だけで良ければそのままで大丈夫なんですけど……」

んな!ここに来て今更見学だけなんて!?あわてて、僕はまくし立てる!

「女性用の道着で大丈夫ですので参加させてください!!」

「えっ……?本当にいいんですか? その……かなりぴっちりしてて、薄着ですし……」想像したのか頬を赤らめて困惑顔で再度聞いてくる。

僕は、このまま見学なんて!と勢いよく首を縦に振る。

「わかりましたっ///それでは、いまサイズの合いそうな物をお持ちします」

あわててかけていき、すぐにもってくる。

僕に道着を勢いよく渡すと、更衣室は、あちらになります!と、顔を真っ赤にして指差す。

「あ、ありがとうございます。」

と、なんだか僕も恥ずかしくなってしまい足早に着替えに行った。


道場生サイド:

花子「ねぇねぇ!いまの子みた!すっごい美少年だったよ!」

美奈子「見た見た!しかも女子用の道着着るってよ!やべーよ やべーよ」

奈津子「めちゃくちゃやばいよ!想像しちゃったら大変な事になっちゃうっ」

「あ、あなたたち、そういう話は道場でするんじゃありませんっ はぁはぁ」

「「「う、ういっす、でもそういう先輩、めちゃくちゃ鼻息荒いっです!!!」」」

「う……鼻血が、ちょっとトイレに行ってくるわね……」

「「「いってらー」」」

(想像ちゃったね……)

(想像しちゃったわね…)

(確実に……)


「先輩ってさ」

「やっぱってか、かなり」

「「「むっつりだよね!!?」」」

道場生サイドアウト:


主人公視点:

ふぅ、着替え終わった。

ちょっと足回りがぴっちりしてて、はずかしいけど、仕方ないよね!

さーて、頑張るぞーっ。

気合入れて、更衣室から出る。

すると、丁度隣にあるトイレから出てきた、女子大生くらいの年齢の金髪青眼の色白美人さんとばったりあった、

色白美人さん、僕の事を上から下へ下から上へ、視線を移動させ、

瞬間湯沸かし器のように、乳白色の肌をピンク色に染めて、

「〇#$△っ▲っgb@4 っっ~~」

と、声にならない声を上げ盛大に鼻血を噴出す。

「えっええ~~~!! だっだれかっ衛生兵っー衛生兵っーー」

と、軽くぱにくった僕の声が道場に響いた。


「ど、どうしました?っ」

最初に案内してくれた、三つ網お団子ヘアーの娘が、駆けつけてくれた、

「あのっあのっ 急にこの人、血を吹いて、たおれてっそれでっ」

「ぶ、ぶはっーーっっーーー」

「ぇええーーーー」

鼻血まみれの要救助者まさかの追加っっっ

OKOK、クールになれ、僕、よし、よし、あまりにとっぴ過ぎて、

おかげで、冷静になれた。とりあえず、更衣室にあった、肩上から丈は股下まであるはっぴみたいなのを、羽織ろう、ミニスカみたいになっちゃうけど、この際仕方ない。


とりあえず着て、道場の広間に行って、応援を呼ばないとっ

……。


そして、自体は一先ずの収束を経た。

始まる前に僕疲れたよ……がくり。


――


「こほんっ、ええっと、それでは改めまして、今日の鍛錬を始めます、

と、その前に、今日は一日体験者のか、方がいるのでっ、名前と簡単な自己紹介からはじめますっ、ええとっ、最上大学に通う女子大生の、花月明美(はなつきあけみ)です。一応父方が北欧系のハーフです。ここでは最年長のため、現在腰痛で寝込んでる道場主の柳原先生の変わりに指導をしています。ぜひ明美さんって呼んでね♪」

と、先ほど更衣室前で盛大に鼻血を吹いた、金髪色白美人さんが自己紹介してくれる。


つづいて、

田中花子です。

最上高校2年生です。

と、緑髪のおかっぱの子が、

田中奈津子ですー、

同じく最上高校2年生ですー。

よろしくお願いしますっー

と、緑髪を短めのポニーテールで纏めた子が、

奈津子と花子とは、姉妹の田中美奈子だ、

同じく最上の2年生、よろしくなっ

と、元気いっぱいにショートカットの子が

自己紹介してくれる。

ふむふむ、みんな美少女ではないかっ、眼福眼福っ

と、じろじろ見る、

向こうも見てくるんだからお互い様っと、こっちもおっぱいをがんみっ

。とと、自己紹介僕の番か。

「早乙女夏です。 高校2年生です。今日一日よろしくお願いしますっ」

と、微笑みを添えて軽く自己紹介を済ませた。みんな顔を赤らめて、可愛いのう。ぐへへへ。



「さ、さてっ、今日道場にいるメンバーは、これだけなので、自己紹介は、ここまでにして、さっそく、柔軟からはじめましょぅっ。それでは、早乙女くんは、私の真似をしてみてください。」

「はいっ」

と、返事を返したところで、

道場のドアが勢いよく開けられる――

「ぉお、おぉやってるねぇ、こんな寂れた道場でぇ」

そう、いちゃもん風に難癖つけながら、現れたのはピンク色の長い髪をポニーテールにした巨乳美少女だった。

「くっ、最近全国チェーン展開を始めた、近未来古武護衛術道場の跡継ぎ馬鹿娘!性懲りもなく、また嫌がらせに! 男もいる古武道場とは、名ばかりで、実際は、男女で建物がまったく違うという詐欺まがいの商法で、業績を伸ばした、武術家の風上にもおけないやつら! 」

と、明美さん、やたら長い台詞を一息で言い切り、息を切らしている。

「なんや、なんやー、こないな道場に美少年さらってきおってぇ、警察に通報したろうかぁ」

「くっ、本当の事ではないとは、いえ、いまの状態で警察なんて呼ばれたら……ぐぬぬぬぬ。」

「くっくっくっ、あーはっはっはっーーその悔しがる顔最高やぁ、さっそく通報しろっ」

スマホを取り出す。

「待ってください!僕は、自分の意思で、今日ここに来ているんです!勝手な事しないでください!!」

(僕のせいで、この道場がなくなってしまったら申し訳ない!っ)

「ほーう、なんや物好きな美少年やなぁ、!そや、ならあたいと、一騎打ちで勝負や!それで、美少年はんが勝ったなら、なんでも言うこと気いたるわー」

(な、なにぃ、なんて展開だ……しかし、ここで引くわけにはっ、それになんか頭弱そうだし……詐欺道場らしいし…雑魚なはず……、それに今の僕の身体スペックならっ……いける!この勝負もらった!!)

「望むところです!この勝負受けます!!」

「ほう、なかなか気概のアル美少年やんけっ、気に入った!ハンデやったるわ!開始1分こちらからは、一切攻撃せんっ」

「ちょっ、早乙女くんっ?!」

「そんな余裕こいて、いられるのもいまのうちです!」

「ほなほなっはよっ、開始線にこいーやっ、開始線についたら3秒後スタートや!」

「早乙女くんっ!?危険よ!」

「大丈夫です!こんな人に負けません!」

スタッ、かっこよく開始線に着く。

「彼女は今は、ただのぼんくら娘だけどっかつては大会を総なめにした武神といわれたっ」

(な、なんやて!!)

「……!?」

「3,2,1,スタートや!」

「くっ、いっ、一気に畳み掛ける!」

自身の身体能力をふるに体を左右にゆらす!

フェイントっフェイントっ今だ!高速前進!

一気に肉薄!

「でんぷしーぃーーーろぉーーーーーR!!」

ラッシュ!ラッシュ!∞を描くような軌道で絶えずラッシュ!

これなら!!

しかし……僕の顔は、次第に驚愕に歪み焦りが生まれる、

当たらないのだ……!一発もっ……!!

「くっ……くぅ……」

「そんなもんかいなぁっ、そないな蚊の止まる様なパンチで、えらい大口叩いたもんやなぁ!」

「こ、こんのぉ!!くっ」

あせりからどんどん大降りになってしまう、

そして、盛大にからぶり一週回って仰向けにM字開脚で尻餅をついてしまう。

「ぅ、うう……っ」

「なんやぁ、そないにおまた開いてぇ誘ってるんかいなぁ、今のでちょうど一分やぁ!こっちからいくでぇ!」

「ぅっぅっっ」

痛いのが嫌なので怖くて尻餅ちついたまま後ずさりする僕。

「いくでぇ!」

勢いよく向かってくるので恐怖に眼を瞑ると衝撃が!

しかし痛みは来ない……。

うっすら目を開けると、そこには変態が一人……。

「寝技をしっぽり教えこんだるわぁ!はぁはぁ くんくんっすーはーすはっくんくんっ男にはきっついお仕置きかも知れんけど、まいった言うまでやめへんでぇ!はぁはぁおっと、まいった言うたらこの道場どうなるかわかるやろなー?くんくんっはぁはぁあっはぁはぁっ」と、拘束されたまま、鼻息荒く大きく実ったぽよんぽよんの果実と、柔らかな体を僕は、擦り付けられる――

「くっ、ま、負けない!僕は負けない!」と、雰囲気を盛り上げるため、あえてそれっぽく言っておく。しかし内心

(うっひょーーーー天国っ天国っ どう考えても、僕にはご褒美ですっありがとうございましたっwww)と、棚から牡丹餅展開といわんばかりに、歓喜タイムに入っていた。

「ほぅ、強気やないかいっ その強気がいつまで持つか楽しみやぁっ ほれっ」

そういい、僕の下腹部をひと撫で。

「あぅぅうっっ」

一切警戒してなかった敏感な場所を撫でられ、僕は思わずっといった感じで声を出してしまうっ、瞬間、あまりの恥ずかしさに顔面真っ赤になる。

(くっ、なんてやつだ……急にそっち方面の展開に持って行こうとするなんて…R18のサイトじゃないと油断したところをつかれたか!僕とした事が、こんな辱めを受けるなんて。ぐぬぬぬぬ。)

「良い声で鳴くやないか!はぁはぁくんくんっ もっとなかしたるわぁっ」

(させるかぁ!、たとえそっちが武術のSPであろうと、こっちはその道のスペシャリストなんだ!こっちの土俵に持ち込んでしまえばこっちのもんだ!!反撃開始!!)

「こっちの番だっ」

触られるより先に、たわわに実った果実の先端のぽっちをおもっいっきり、ひねり上げてやる。

「あぁっっっっっっっーーーーっ、い、いまのななな、なんやっいまのっいまのっ電撃がはしったようななっ」

さらに左手の拘束を振り切り、左手でも同じようにおもいっきり、ひねり上げ、ラッシュラッシュラッシュ!いくぞ、デンプシーラッシュ!!。

RLRLRLRLLLRLLRR+RLR右ぃ左ぃーーー!!!

「っっ~~〇#$△っ▲っgb@4 ~~っっっ~」

ぴくぴくっぴくぴくっ

「あ、やりすぎたわ……」

道場には、まな板の上でぴちぴちと跳ねる魚のように、白目を向いてぴくぴくと、えびぞりで、震えまくり、失神した、綺麗なピンク髪ロングポニーテルを振り乱した、大阪弁の美少女がいた。

「…… しょ勝者……早乙女くん!……?」

顔を真っ赤にして、困惑顔で勝負の行方を告げた、明美さんの声が虚しく響いた――。




数時間後、道場の医務室ベットで目を覚ましたピンクポニテさんは、ぼー、とした顔からはっとして、勢いよくベットから飛び出し、さっきの勝負の負けを認め、今までの嫌がらせの数々をスライディング土下座をして、しっかりと謝った。そして、なぜかつて武神の申し子と呼ばれた彼女がここまで、

落ちてしまったのかをぽつぽつと、語ってくれた。

色々話を聞いてわかった事、この世界の女性は、僕が思ってた以上に性欲が強い事、そして男性に触れられると、脳が過激反応して、ありえないくらい高ぶってしう事、名前は、宮上桜(みやうえ さくら)という事、

そして、かかつて武神の申し子と言われた桜の武術をはじめたきっかけが、もてあました性欲を紛らわす為にはじめたという驚愕の事実、そして性欲が高すぎて、鍛錬し過ぎた結果、不敗になってしまい、鍛錬そのものに熱中できなくなってしまい、性欲が大変なレベルに達してしまったとか、このままでは、さすがにだめだと思いつつも、犯罪に走りそうになり、そんな自分に嫌気がさして、自暴自棄になり、不良に身をやつしてしまったとか、そして、解消しきれず、今まで溜め込んできた性欲を全て解き放つ事が出来たと、本当にとても晴れやかな綺麗な笑顔でお礼を言われた。 ……いえ、こちらこそお礼をいいたいもので……フフフっ。


後日、この道場に正式に入る事にした僕は、道場でとても歓迎された。

そして、あの時以来、ピンクポニテ……、桜に、なにかと弟子入りをせがまれて、大変な……いや幸せな思いをした。あっ谷間が……あっ桜さんおっぱい当たってます……www。


「そんなに弟子になりたいなら、まずは、この道場に入った方が……」

「師匠!?今すぐ入ります!!」

「えっ……でもライバル業者の娘さんが入るのって……」

「はいはーい、入門書は、これねーっ入るなら早いほうがいいわよー? あと、一月ぶんのお月謝も、忘れずにね!」

「はいっ、今すぐ用意してきますっ それではっ」

タタタッ。

「あっ、柳原先生!もう腰は大丈夫なんですか?」

「うん、ばっちしばっちし!完治もいいところよ☆今までありがとうね明美☆今度何かご馳走するからっ♪」

「あっそうなんですか、あっいえ、ありがとうございますっ」

「えっ、この人が柳原先生!?なんか若くないですか!?」

「もー、嬉しい事言ってくれるわね☆」

「柳原先生は、こう見えて50過ぎで……あれっめまいが……っ」

バタッ

明美ったらっ……立ちくらみかしら?^^

「えっ、えっ?」

(い、今この人の手が一瞬ぶれた…?この人…絶対怒らせないようにしないとっ……)

僕は絶対に、と決心した―― 。


これからもよりいっそう賑やかになりそうな、この素晴らしきあべこべ世界に胸を高鳴らせて―― 。

つづく。




あべこべ好きの二人に一人が書き始めれば、あべこべ作品はどんどん増えるのです。

私も書くのは苦手で、下手で、でも、どうしようもないくらいあべこべが好きで。

苦悩の末、少しでもあべこべというジャンルがより活発になる事を願って、

しょぼくても、どろくさくても、誤字だらけでも、私はあべこべ妄想を書き連ね、生き恥を晒していますwww。さて、ここで少しでもあべこべを書いてみようと思ったら、ぜひ挑戦してみてください、どんなにしょぼく醜い小説であろうと、あべこべ作品なら、たまらなく愛してしまう、そんな生粋のあべこべ愛好家達が、日々、新しい作品を待ち望んでいます。私も待ち望んでいます。私もry

検索キーワードあべこべ…カチカチッ 検索キーワードあべこべカチカチッ

それでは、あべこべジャンルが今後より一層活発になる事を祈って―― 。1BOX

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