二章の後書き
ベルセリアのプレイ時間が一週目なのに140時間を超してしまっている、かきすです。ラスボスを倒すのはいつになるのやら……。というか、実際は放置が多いせいなんですけどね。
さて、今回の後書きも二章で登場したキャラクターを紹介していこうと思います。あらかじめ言っておきますと、たぶん本編当初とは違った名前に変化してる奴とか、身体描写がでんで違うキャラとかいるかもしれません。じゃあ最終的にどっちが正しいの? ってなりますが、皆さんにお任せします。ここで書くのは今現在作者の頭の中に思い描いているキャラのイメージです。
その他何か説明してほしいことがあれば、コメント欄か何かでどうぞ。それでは後書きです。
アルター
二章中心人物の一人。アルターは二章以降はほぼでてきません。二章はちょっとした箸休めのつもりだったんですよ。いやほんとに。どこの世界に一章の倍以上ある箸休めがあるんだって話ですけどね。箸休めのつもりなので、本編の重要人物ではありません。
双子の妹シェリルとは二卵性双生児なので、あんまり似ていません。一緒なのは属性と、能力者ではないことです。あとは、髪色が同じです。
火属性で、実は魔法使い見習いではなく魔法使いだったりします。実力的にはディングの二倍ぐらい強いです。
アルターの実家であるトラクテル家は代々王家に使える騎士の一族なので、あまり魔法の腕はありません。その代り、近接戦闘で使う機会が多い魔術はそれなりに習得しています。魔法の腕は強力な魔法も使えないこともないんですが、実践重視で育ってきたアルターは、詠唱が短く燃費のいい初級魔法ばかりを使っています。
シュゼイルとの因縁、というよりライバル意識は長らく続いており、仲が良かった時を忘れています。妹のシェリルに関しては、もはや敵意しかありません。喧嘩早い妹だまったく。
シェリル
シェリルは正直三章に出てくる重要人物とキャラがかぶっています。もちろん、差別化は図ろうと思いますが、拙すぎる文章力では表現しようとして表現できないとかいう大事故が起きていしまいそうなので、下手にいじらないことにしました。アルターなんかはディングと差別化を図ろうとして、結局変なキャラクターになったので、今の感じに落ち着きました。え? どんな感じのキャラだったかって? ……口癖がははっ☆ で、語尾に「んだぜっ!」とかつく感じのキャラでした。二章にしか登場させる気のないキャラに、こんなネタを使いたくないのでプロトアルターは闇に消え去りました。
シェリルの強さはディング2.7人ぶんぐらいですかね。アルターのほうが強いのは、実践経験の差です。才能はほとんど一緒な二人ですが、才能の方向性が違います。アルターは武器や魔術の、シェリルは魔法の才能があります。本編中も、シェリルは中級魔法を中心に戦っていました。ですが、双子そろって活躍の場は少なかったかもしれません。もう少し、ピックアップしてもよかったかもしれません。
シェリルはただのクラスメイトなので、ヒロイン候補ではありません。それっぽい感じのを一瞬だけ匂わせたりしましたが、最初からヒロインにするつもりはありませんでした。
シュゼイル
シュゼイルも、二章だけのキャラです。今回戦闘をした生徒の中で、一番ぐらいには強いです。ただし、それでもコルトには全然及びません。ディング十人力程度です。魔法は新入生のクセして上級魔法が使えます。ちなみに、年齢は20です。アルター、シェリルも20歳です。
シュゼイルは今回の騒動の黒幕であるミストレスの息子で、ミストレスの才能を受け継いでいるといっても過言ではありません。が、それ以上に努力家なので、エリート意識が高いけど確実な実力をもっている、的なキャラです。ちょっと嫌な奴風になっているのもエリート意識からくるもので、実際には普通にいいやつです。現実にも似たような人がいますよね、若干口悪かったりするんだけど慣れてくるととってもいい人みたいな。
二章は日常的な部分もあったので、異常な、クセが強すぎる人ばかりじゃなくて普通の人も描きたかったんです。……まぁ、結局敵を出したりしちゃってるんですけどね。
プロットがないって怖い……!
ミストレス
今回の騒動の張本人で、最初から二章のボスにしようと思っていました。が、取り逃がすのは予定外でした。三章では、彼の研究所が別の大陸にあり、カキス達は学園からの依頼として海を渡るつもりでしたが……。
実力はコルトより強いです。でも、そこまで大きな開きはないので、勝率的で表すと7:3の割合で有利です。ディング換算だと……三十ぐらい? かな? 属性は水属性ですが、あと二つ他の属性が使えます。本編ではまだ出ていませんが、複数の属性を使える魔法使いはその数に応じて称号みたいなのがあります。ミストレスは三つの属性が使えるので「トリプル」を名乗れます。飾りみたいなもんですけどね。
どうしよう、最後の一話だけしか出てこないくせに、三章でばっちり出すことになったのであまりかけない……。
ミストレスがエピローグで廃人化しているみたいになっていますが、ストレスで白髪育毛中なだけで、三章では普通に活動していると思います。もしかしたら、何か変化があるかもしれません。三章もプロットほぼなしですので、大きな変化がある可能性も捨てきれません。
計画性のない作者ではありますが、どうかこれからもよろしくお願いを……!
今回のキャラ紹介はこんなものです。紹介していないキャラとしては、学園の教師でルトアさんの友人の女性とか、黒ゆりの肉体を作ってくれた少女とかいますが、後々大きく関わってくるので後に回すことにしました。面倒だったからじゃないですよ? 今書こうとしてもミストレス並みにうっすい設定しか書けません。
今章ではカキスの能力が判明しましたが、エピローグでゆりが推察していた通り、カキスの能力はあれがすべてではありません。『ウェポンバース』の力はあまりに強大で、リスクもえげつないものばかりです。
カキスの言っていた通り、ウェポンバースは何でも作り出せちゃいます。どのくらい凶悪かをイメージしやすくさせるなら、核爆弾をコストゼロで、かついくつも作り出せてしまうようなものです。こんな能力が知られた暁には、国が抱え込もうとして面倒なことになります。なので、人目につく所では一切使いません。とは言っても、誤魔化せそうな場所やゆりが危険な場合はそれに限りませんが。
本当は、どこぞの弓兵の固有結界みたいに次々と武器を変えて戦うスタイルにするつもりでしたが、それだとあまりにウェポンバースの能力が強すぎて、必殺の剣とか作って終わりになりかねないので、リスクを作り、簡単には使えないようにしました。
いつかはそんなリスクがなくなって、自由に戦うカキスを書いてみたいです。絶対にありえないですけど、ゲームとかになるとして、別世界かつ、能力のリスクがなくなって使い放題! みたいなのとかは作ってみたいようなやりたいような。どう考えてもD○C脳ですねわかr(略)
後書きはこんなものですが、思い出し次第付け足していく予定です。
三章では、前にも言った気がしますがカキス的に懐かしいあの子が出てきます! また二章みたいに長くなるかもしれませんし、一章みたいにサクサク終わるかもしれません。現段階では……十五話ぐらいですかね?
最近は文章のリズムが当初とだいぶ違っている気がします。はたしてそれは、文章力のレベルが上がったのか、はたまた下がったのか……。安定しない作者で本当にすみません。
これからもご意見ご要望は待ち望んでおりますので、どうぞ末永くよろしくお願いします!
それではまた、第三章で……。