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ニートの俺が勇者に間違われて異世界に  作者: 五月雨拳人
第四章
77/127

バットウーマン

          ◆     ◆


「なんだとぉっ!?」

 深夜のトニトルス邸に、主の声が響き渡った。


 使用人たちはすでに寝ているが、トニトルスの前にはいつもの執事が影のように立っている。

 室内は暗い。深夜という事もあるが、この部屋はトニトルスの私室という事もあって、過度な装飾品や調度品、そして余計な照明を排除してある。そのため怒りのあまり紅潮するトニトルスの顔も、薄ぼんやりとした照明のためあまりよく見えない。


「あの殺し屋、高い金を取ったくせに失敗したと言うのか」

 主の声に、年老いた執事は静かに首肯する。

「それで、そいつは仕事を放り出して、どこに行ったんだ?」

「それは、現在捜索中でございます。ですが、それよりも――」

「あの亜人どもが、この王都に帰ってくるという話だったな。確かに、そちらの手を打つ方が先だ」

 そう言いつつも、トニトルスはぶちぶちと暗殺者の不手際を愚痴る。よほど高い前金を払ったのか、それともそれだけ期待していたのか。


「ええい、やはり忌々しい。どうしてまだあいつらがのうのうと生きておるのだ!?」

「そう言われましても、私ごときにわかるはずもありません」

 主の焦りと対称的に、執事の態度は平常運転だ。というか、トニトルスはこの老骨が慌てたり憤ったりしているところを見た事が無い。いやそれ以前に、こいつはトニトルスが物心ついた頃から屋敷に使えており、その頃から老人だったような気がする。


 さておき、暗殺者まで差し向けたのに、あの亜人が生きているのは非常に拙い。しかもそれが戻ってきてるのがさらに拙い。

 一体どうして生き残ったのか知らないが、もしも暗殺者を差し向けたのが自分だと知れたら、本当に拙い。

 証拠が無ければしらを切り通せばいいが、もし決定的な証拠――例えば、暗殺者本人を捕獲するなり懐柔して仲間にしていたりしたら。そしてしかるべき場所で証言などされたら。そう考えるだけでトニトルスは変な声で呻いてしまう。


「ああ、どうすればいいんだ……」

 名案が浮かばず、トニトルスは頭を抱えて身をよじる。余った肉が押されて、身体中に肉の段差ができる。


「でしたら、より上の身分の者を懐柔するというのはどうでしょう?」

 珍しいことに、執事が案を出してきた。普段ならわきまえているのか何も考えていないのか、口を挟む事はしないのだが、主が本気で切羽詰まっているのを見過ごせなかったのか、実に的確な助言をしてきた。

 ゆえにトニトルスは執事を叱るのも忘れ、

「それだ!」

 と出された案に飛びついた。

          ☽

 ディエースリベル大陸に上陸した平太たちは、すぐに王都オリウルプスに向かった。


 船は港町オブリートゥスに寄港したので、王都までは馬で約十日の道のりである。

 四天王の一人、スブメルススを倒した事で魔族に何か動きがあるかと警戒していたが、特に何事も無く平太たちは無事王都へと帰還を果たした。


 そして平太たちは、せっかく王都に戻ってきたというのに飯屋や服屋に目もくれず、一直線にデギースの店を目指した。


 半年近くぶりに見たデギースの店は、特に外観は変わっていなかった。先割れスプーンの利益で改装したり工房を拡大していないかと心配していたが、一時の好景気にハメを外すような真似はしなかったようだ。


 久しぶりに店の扉を開ける。

「いらっしゃ――おや、久しぶり」

 そしてデギースも、相変わらずデギースだった。平太たちの姿を認めると、いそいそとカウンターから出てくる。そして開口一番、

「ちょっと聞いてよもー! 例のサキワレスプーンヌなんだけどさー! 売れ行きが好調だったのは最初だけで、最近めっきり低迷してるんだけどこれってどういうことー!?」

 先割れスプーンの愚痴だった。予想はしていたものの、さすがにこれは一同苦笑いであった。

          ☽

「えー? じゃあ上位互換できる商品をよそで展開したの? そりゃ売り上げが落ちるわけだよもー。って言うかそういうのは早く言ってくれないと困るんだけどー」


 平太が事情を説明すると、デギースの不満はさらに爆発した。頼んでおいたシャイナの剣を取りに来たのだが、この様子だと話を切り出しにくい。何とか機嫌を取って用件を済ませようと、平太たちが思案していると、

「けどまあ、しょうがないか」

「えっ!?」


 あっさりと納得し、一同の驚く声が揃う。

「だって、シャイナの地元を復興させるためだったんでしょ? つまり人助けじゃん。だったらしょうがないよ」

「え~……」

 おかしい。ドル箱商品を潰されたのだ。いつものデギースなら、軽く一時間はゴネまくるに決まっている。こんなに物分かりが良いはずがない。ははあん、わかった。さてはコイツ偽物だな。


「そりゃ僕だって、目玉商品の対抗馬が出たのは悔しいさ。けど持ちかけて来たのはキミたちで、僕は乗っかっただけだからね。それに、別にこれで商売上がったりってわけでもなし、むしろ副業にするならこれくらいの規模でちょうどいいんじゃないかなあ、と」


「なるほど」

 どうやらデギースは、自分で創作した商品以外の商売はあまり興味が無いようだ。そう言えば発明とかもしていたし、オリジナルで勝負したいのだろう。

「それに、この手の商品は売り切るって事がない類の物だしね。細く長くやってくよ」

「何だかんだで商売人だなあ」

 平太が感心して言うと、

「そりゃあ、店主だもん」

 デギースは、無邪気に笑って見せた。笑顔だけ見ると、無邪気なのだが。


「ところで例のアレ。どうなってる?」

 ここがチャンスと、会話の節目を狙って平太が切り出す。

「ああ、アレ? できてるよ」

 そう言うとデギースは、「いや~、でも大変だったよ。何しろ急な話だったからね」と苦労アピールをしながら一度カウンターの奥へと引っ込んだ。


 しばらく待っていると、デギースが戻ってきた。

「はい。送られてきた素材で作った、シャイナの新しい武器」

 そう言って差し出された真新しい武器を、シャイナは「おお、これがそうか」と受け取るが、期待に満ちた顔が一瞬で陰る。

「ん? ……んん?」

 それは、太くまっすぐな骨の先端部分に、びっしりとスブメルススの牙が埋め込まれた、まるで、

「釘バットじゃねーか」


 平太はそう言うが、デギースが持ってきたそれは、釘バットと言うよりは鬼の金棒に近い、トゲトゲした棍棒だった。しかし棍棒の部分はスブメルススの巨体を支えていた大腿骨、トゲの部分は大型海洋類を骨ごと噛み砕くスブメルススの牙を散りばめてあるので、その破壊力は魔王であろうとケツを叩かれれば泣くに決まっている。


「へえ、キミの世界ではこの武器をそう呼ぶのかい。だったらもうこいつの名前もそれでいいや」

 デギースはあっさりと新製品の名前を決めた。彼の事だから事前に考えてはいたのだろうが、自身のネーミングセンスの無さは以前から平太たちに指摘されているので、自粛したのかもしれない。

 期待とのギャップがあまりに激しかったのか、シャイナは棍棒――釘バットを手に持って呆然としている。だがデギースは構わず、「お~、似合う似合う。さすがシャイナ」などと拍手しながら調子の良い事を言っている。しかしデギースの言う通り、確かにシャイナに釘バットは本当に良く似合っていた。


「なあ。確か、骨と牙だけじゃなく鱗とかも送ったよな? なのにでき上がったのが釘バットって何かおかしくないか?」

 平太の疑問に、デギースの表情が一瞬だけこわばる。

「だよな! 絶対そうだよな! これおかしいと思ってるのあたしだけじゃないよな!?」

 半泣き状態のシャイナに詰め寄られ、平太は思わず「お、おう」と同意する。


「デギース。お前まさか、材料ギろうとしてんじゃねーだろーな」

 もの凄い迫力のシャイナに釘バットを突きつけられ、さしものデギースもこれ以上しらを切るのは無理と観念したのか、

「わかったよ、正直に話すよ。実は、頼まれたものはまだできてないんだ」

 白旗を上げるように両手を上げて白状した。


「しょうがないだろ、何しろ急な話だ。おまけに送られてきた素材は、どれも今までお目にかかった事が無いような珍品逸品ぞろいだ。普通、素材を吟味するだけでも一週間。どう加工するか試験するのに一週間。そして作業を始めても最低一ヶ月は必要なんだ。それを半月ぽっちでやってくれって言う方がムチャクチャなんだよ」


「わーったわーった。無茶を言ったのは悪かったよ。それで、具体的に作業はどこまで進行してんだ?」

「幸い……と言っていいのかどうか、ウチは今サキワレスプーンヌの作業が閑期に入ってるから、人員と時間は結構そっちに使えたんだよね。だから後はもう焼入れと仕上げだけなんだけど、それでもまだ四五日は必要かな」


「四五日か……」

 う~ん、とシャイナが唸る。剣を帯びていないと不安というか、どうにもしっくり来ない。そんな日々が半月以上続き、ようやく新しい剣が手に入ると期待していたのだが、そこを後四五日待てと言われて酷く落胆しているようだ。

「丸腰で落ち着かないなら、その釘バットを持ってなよ。作業の合間に作った手慰みだけど、破壊力は折り紙つきだよ」

 本人はサービスのつもりで言ってるようだが、シャイナにしてみれば嫌がらせにも等しい。何が悲しくて、剣士が棍棒など持たなくてはならないのか。しかも、姿見に映る姿が自分でも似合うと思ってしまうから腹立たしい。


「それくらいなら待てるだろ? それとも、先を急ぐ旅だったかな?」

「いや、そういうわけじゃねーんだが、あんまり一箇所に長くいねー方がいいって、」

 そこでシャイナはちらりとドーラたちの方を見る。どうやら代わりに説明しろという意思表示のようだ。

「ん? どういう事?」


「あ~、つまりね、」

 そこでドーラはデギースに、これまで説明を省いていた部分――魔族の四天王イグニスの件や、この間送った素材がそのうちの一人スブメルススであるという事を話した。

 そして、そのために自分たちが魔族からかなり目をつけられていて、もしかすると報復などで周囲に迷惑をかける危険があるという事を説明した。


「なるほどねえ……ってあの骨や鱗が元四天王ってマジ!?」

 マジマジ、とドーラが答えると、デギースは「うへえ」と呻いた。

「おとぎ話でしか聞いた事がなかったけど、まさか実在してたとは……いや、まあ確かに魔王が復活してるんだから、そりゃ四天王だって存在するだろうけど、けどまさかそれをシャイナたちがねえ……」

 改めてデギースはシャイナたちを見やる。ただの常連で、時々仕事を依頼するくらいの関係だった客が、知らない間に有名人になっていたような顔をするデギースに、平太たちは苦笑する。もし彼に、今この場にはいないが勇者が使った伝説の武具のうち二人が仲間にいるのだと教えたら、一体彼はどんな顔をするだろう。


「でも、それならあんまり長居はできないってのは頷けるね」

 そう言うとデギースはしばらく考え込む。ぶつぶつと小声で何かを言いながら、計算するように指折り何かを数える。

「よし、何とかあと三日で仕上げてみせる。それまでなら王都にいられるかい?」

「う~ん、そうだね。元々三日滞在する予定だから、それなら大丈夫かな」

「良かった。だったら出立までには何とかできるかもしれないよ」

「おいおい、急いでくれるのはありがたいが、焦ってやっつけ仕事になるのだけは勘弁してくれよ」

「もし間に合わなかったら、いつもの魔方陣に置いといてくれればいいから。そうすればいつでも引き取れるでしょ」

 ドーラに言われ、デギースを始め一同が「ああ、そう言えばその手があったか」という顔をする。


「そうだね。もしもの時はそうするよ。けど、言ったからには期日までに仕上げるつもりだから。まあ期待しててよ」

 シャイナたちに向けたデギースの笑みは、いつもの営業スマイルや無邪気を装った邪気隠しのものではなく、純粋に職人としてのプライドのようなものがこもっていた。

          ☽

 デギースにくれぐれも無茶だけはするなと言い置いて、平太たちはデギース武器防具店を後にした。


 さて、最優先の用件は済んだ事だしこれからどうしようか、と道々話しながら歩いていると、

「待たれよ」

 大通りに出る前の曲がり角で、十人近い衛兵が通せんぼしていた。


 最初は平太たちは自分たちが呼び止められた事に気づかず、その場に立ち止まって背後を振り返った。

 だが周囲の人たちがそそくさと自分たちから離れるのを見て、ようやく衛兵たちが用があるのは自分たちだと気づいた。


「……え? 俺たちッスか?」

 平太が自身を指差して尋ねると、衛兵たちの中からリーダー格と思しき顎ヒゲを蓄えた男が前に出る。男は手に持った皮紙を広げ、中に描かれた人相書とドーラたちを交互に見やると、納得したように一度頷く。


「その方たち、ドーラ=イェームンとその一行と見受けるが、相違ないか?」

「はあ……」

 ドーラとゆかいな仲間たち、みたいにまとめられ、平太たちはわずかに眉を寄せ、不審感を露わにする。シャイナなど、相手は衛兵だというのも忘れ、早くも新装備の釘バットの柄に手をかけそうになっている。


「あの……、ドーラ=イェームンはボクですけど……」

 おずおずとドーラが前に出ると、男はもう一度人相書とドーラを見比べて、咳払いをひとつ。

「ドーラ=イェームン。そなたとその一行には、我らが王から招集がかけられておる。直ちに我々とともに王宮に参られたし」


「え? どうしてですか?」

「そんなものは知らん。我らはただ王宮に連れて来いと命じられただけだ。つべこべ言わずに着いて来い」

「え~……」

 と言ってる間に、ドーラたちは衛兵に取り囲まれた。シャイナが釘バットに手をかけるが、相手は城の衛兵だ。平太が手で制すと、彼女もすぐに武器から手を離してくれた。ここは素直に従うしかないようだ。

 こうしてドーラたちは、半ばしょっ引かれるように王宮へと連れて行かれた。

          ☽

 王宮に着くと、衛兵は巨大な門の前に立つ門番にドーラを連れてきた事を伝えた。門番の一人が急いで中へと取って返し、待つことしばし。何やら確認が取れるとそこからは信じられないほどスムーズに中に入れた。宮廷魔術師だった頃のドーラでさえ、門番に入館証を見せて所持品検査を受け、女官に身体検査をされてようやく王宮の中に入れたというのに。


 ただし、入り口でシャイナの釘バットは没収された。当たり前だが、正騎士でもない者の王宮内への武器の持ち込みは厳禁なのだ。平太はグラディーラがスクートとともに別の空間にいるので丸腰なのだが、それがむしろ怪しくて少し問答になった。


 こうして再び王宮の衛兵に囲まれながら、平太たちは歩く。

「うわあ、これが王宮の中か」

「おい、あんまりキョロキョロすんなよ。田舎モンみてーじゃねーか」

「まあボクは見慣れてるけどね」

 などと会話していると、前を歩いていた衛兵が立ち止まる。見れば、天井まで届きそうな巨大な扉と、それを守るように長大な槍を持った兵士が立っている。


「どうやら、着いたようだな」

 案内役の兵士が脇にのき、槍を持った兵士がゆっくりと扉を開く。重く分厚い扉が奥に向かって音を立てながら開いていくにつれ、きらびやかな光と広大な空間が平太たちの目に飛び込んだ。


 謁見の間である。


 ドーラは二度目だが、一般人は謁見の間どころか王宮内に足を踏み入れる事はまず無い。そのせいか、シャイナとスィーネは生まれて初めて入る謁見の間に、緊張が隠せないようだ。

 ただ平太だけは、王とか王宮とかピンと来ないのでいつも通りだった。


 玉座へと続く真紅の絨毯の両脇には、勇猛果敢な騎士たちがずらりと並んでいる。家紋や隊章が刻まれた鎧はどれも意匠が凝らされていて、まるで鎧の展示会のようだった。

 騎士たちの後ろには、魔術師や文官が立っており、みな好奇の目で玉座へと歩くドーラたちを見ている。


「みんな、ボクのやる通り真似して」

 この中で唯一王宮内の作法に詳しいドーラが玉座の前で片膝をついて頭を下げると、平太たちはそれに倣う。

「構わん、おもてを上げい」

 太った子供のような声に、平太たちが顔を上げると、玉座にはでっぷりと肥え太った豚のような男が偉そうにふんぞり返っていた。

「え……? これが王様?」

 小声で平太が尋ねると、ドーラも小声で「そうだよ」と答える。王様といえば威厳のある老人というイメージのある平太には、目の前に座る肉の塊はどうも王様という感じがしない。だが太っている事はある意味富の象徴なので、とりあえず納得しておく。


「ドーラ=イェームン。まずは無事の帰還、褒めて遣わす」

「ははっ、有り難き幸せ」

 ドーラが恭しく礼をする後ろで、シャイナが「ンだあいつ偉そうに」と小声で舌打ちする。

「ときに、余はそちに魔王討伐の先遣隊としての任を与えたが、何か成果や進展はあったか?」

 ここでようやくドーラたちは、自分たちがどうして招集されたか理解する。どうやら進捗報告しろという事か。


 ――と思っていたら、

「そちには任務ゆえ、毎月給金を払っておる。よもや、この数ヶ月をかけてまったく何も無いとは言わぬだろうな。もし無いのなら職務怠慢とみなし、それ相応の罰を与えねばならぬぞ」


 王の言葉で、室内の空気に陰湿な気配が混じる。早くも口元を緩めている者もいた。


 平太たちは、認識を改めた。

 どうやらただの報告では済まなさそうだ。

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