表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ニートの俺が勇者に間違われて異世界に  作者: 五月雨拳人
第一章
23/127

それぞれの思い

     ◆     ◆


 王都オリウルプスから北東、馬で約半日ほどの所に、広大な敷地を持つ屋敷が存在する。


 堅牢かつ優雅な門から馬で入って半刻ほど歩き、ようやく建物を目にすることができるが、それがどれだけ壮大で豪華に見えようが、屋敷の主にとってそれはただの別邸である。


 たとえその別邸を一棟建てるのに、普通の人間が一生働いた金でも足りないとしてもだ。


 そんな馬鹿げた金をかけたくせに成金じみたところがまるで見えない豪奢な屋敷が、敷地内には十件ある。


 王族でもあるまいし、まるで住む家を日替わりで替えるかのように建てる人物とは、一体どのような者なのだろう。


 その者の名は、トニトルスという。


 このディーエスリベル大陸でも屈指の大規模領主である彼の資産は、下手をすれば小国の国庫よりも多い。


 その日、トニトルスは十件の邸宅のうち上から三番目に金をかけた邸宅にいた。


 歳はまだ四十を過ぎたばかりだが、過ぎた美食と運動不足がたたってやや肥満気味である。そのせいで歳より少し若く見られるが、肉が張って皺が消えているだけで本人は嬉しくも何ともなかった。ただ痩せればそれなりにいい男の部類には入るだろうが、それはまた別の話である。


 彼が立っているのは応接間――と呼ぶには広すぎて、また装飾品が豪華すぎて、ここが個人の邸宅だと知らぬ者が見れば宝物庫か何かだと勘違いするだろう。


 そんな室内に置かれた稀代の彫刻家が彫り上げた見事なテーブルの上に、まったくそぐわない魔物の白骨が乗せられていた。


 それは、エーンの村の近くでドーラたちが見つけた魔物の骨だった。


 トニトルスは魔物の骨を苦々しい顔で見つめていた。別に魔物が憎かったり嫌いなわけではない。彼が忌々しく思っているのは、この骨が彼の邸宅に持ち込まれた経緯である。


「旦那様、どうかされましたか?」


 主のただならぬ様相を気遣ってか、老齢の執事が声をかける。


 トニトルスは咳払いをひとつして平静を装うと、


「なに、大したことではない」


 とうそぶいた。だがこの家に長く仕えてきた執事にはお見通しであろう。


「それは、先ほどの魔術師殿が――」


「ああ、エーンの村の近くで見つけたから、これを持って行って村人を安心させてやれとな。まったく、余計な真似を」


「エーンの村……」


 執事は記憶の糸をたどり、その村が主の持つ数ある領地のうちのひとつであることと、もう長い間魔物の被害が出ていて、そのたびに減税をしていることを思い出した。


「これがその……エーンの村の?」


 執事の問いに、トニトルスは鼻を鳴らす。彼にとって、これが本物か偽物かなどということは心底どうでもいいことだった。


 問題なのは、自分が領主としての義務を十年も放棄していたのを、よりにもよって宮廷魔術師に知られてしまったことだ。


「素直に要求を飲めばこの件は自分の胸にしまっておくなどと、見え透いたことを言いおって」


 そんな都合のいい話、あるわけがない。一度握った他人の弱みを、ひいてはこのトニトルスの弱みである。事あるごとに持ち出して、骨の髄までしゃぶり尽くそうとするに決まっている。


「しかし旦那様、その証拠たる魔物の骨は、今こうして目の前にあるのでは?」


 それならばもう安全と言いたげな執事の浅はかさに、トニトルスは強い声で言う。


「だから貴様は執事止まりなのだ。これが本物で、これですべてだという証拠がどこにある? 交渉というものは、如何に自分の手札を相手に晒さず、かつ相手に自分の持つ手札を読ませないことが重要なのだ。最初の一手で自分の手札をすべて出す馬鹿がどこにいるというのだ」


 いたのである。もっとも、ドーラとて馬鹿ではない。こんな大盤振る舞いは今回だけだ。


「も、申し訳ございません。誠に浅慮でございました」


 歳相応に広い額を膝にくっつけんばかりに頭を下げる執事に、トニトルスは「もうよい」と吐き捨てる。


 執事はさらに深く頭を下げると、これ以上主の怒りを買わないように静かに退室した。


 事態の深刻さに気づかない使用人の愚かしさに、トニトルスは深い溜息を漏らす。


 魔物の骨が視界に入り、再び込み上げた怒りに思わず足で踏み砕いてしまいたくなる。


 そこをどうにか思いとどまり、持ち上げかけた足をそっと床に着けた。これは大事な品だ。これを使って要求通りにしないと、あの宮廷魔術師がどこにつけ込んで来るかわからない。


 領主の義務を放棄したとして、領地をいくつか没収されるかもしれない。


 いや、下手をすれば領主としての自覚や能力が無いと見なされ、地位を剥奪される可能性だってある。


 このままでは危ない。


「おのれ亜人風情が……」


 己の怠慢を棚に上げ、トニトルスは怨嗟の声を漏らした。


 たかがいち領地のために、領主が危険を犯すなど愚の骨頂だ。魔物の被害が出たからその分減税してやった。これのどこが悪い。領地の農民など、勝手に増えて勝手に死ねばいい。一体誰の土地で生きていると思っているのだ。


 それをあの亜人ごときが利いた風な口を。


 ぎり、と歯噛みする音がする。


 どうにかしなければならない。


 しかしすぐに動くのは得策ではない。相手はカードを切ってきたが、こちらにはまだ何も手札が無い。


 探せ。


 何でもいい。あのいけ好かない亜人の弱みを。


「おい――」


 トニトルスは一度退室した執事を呼び戻した。


 窓の外は、黒い雲が立ち込めていた。



 一方その頃、ドーラの屋敷にて。


 シズ=カーミナルトは悩んでいた。


 内容は、平太への恩返しの方法である。


 彼女がなぜ今ごろ焦ってこんなことを考えているかというと、平太がそろそろ自分の馬を買ってしまうからだ。


 現に今は、シャイナとともに王都に馬を見に行っている。もはや時間の問題だろう。


 平太が自分の馬を手に入れてしまうと、恩返しの方法が減ってしまう。平太自身はシズが馬になることを良しとしないのだが、彼女にできる事など、他には家事と身体を使うぐらいしか無い。


 いっそのこと、この身体を差し出してしまおうか。そんなことを考えながら、シズは自分の豊満な胸をつかむ。


 自分で言うのもなんだが、スタイルは悪くない。胸や尻の大きさはシャイナに比べるとやや見劣りするが、彼女は全体的に大きいし戦士だけあって筋肉質だ。男性は往々にして丸みを帯びた身体が好みだと聞くし、勝ち目はあるだろう。


 スィーネは痩身でカッコいいとは思うが男性受けはしなさそうだし、ドーラに至っては幼児体型過ぎて、そういう性癖の人間ならともかく正常な男性なら女性と認識しないだろう。


 勝てる――思わず拳を握り締めるシズ。


 だが冷静になると慌てて頭を振り、頭の中の良からぬ考えを振り払う。


 これは勝ち負けではない。自分が平太に恩を返すのが目的だ。そのための手段を考えるのであって、彼女たちと身体の良し悪しを競っているわけではない。


「いけないいけない……」


 頭を冷やそうと窓を開けると、怪しかった空模様がさらに悪化していた。黒い雲が立ち込め、遠くから雷の音が聞こえる。


 ひと雨来そうだ。町に行った平太たちは大丈夫だろうか――そんなことを考えていると、シズは鼻先に冷たい雫を感じた。


 雨が降りだした。



「ひゃあ、ずぶ濡れだぜ」


「クソ、やっぱり降りだしたか……」


 濡れ鼠となって屋敷に駆け込んできた平太とシャイナに、シズは用意しておいた拭き布を手渡す。


「おかえりなさい」


「ただいま、ありがとう」


「おう、ありがとな」


 二人は渡された拭き布を頭からかぶり、乱暴にわしわしと濡れた髪を拭く。口では雨に文句を言ってるが、何となく楽しそうな雰囲気が感じられ、シズはシャイナに嫉妬のようなものを感じた。



 ドーラは遅くなるようだったので、今夜は久しぶりに四人で夕食をとることになった。


 食事中の会話の主な内容は、やはり平太の馬の話だった。


「あたしはあれで決まりだと思うんだよね」


 シャイナが肉の塊を先割れスプーンにぶっ刺して、豪快にかぶりつきながら言う。


「シャイナが言うなら間違いないな。でも、それならどうしてその時に言わなかったんだよ?」


「バカおめー、物欲しそうな顔しながらその場で即断してみろ。あいつら絶対足元見てくるぞ。こういう時は、『別に焦ってませんよ、他の店が安いならそこで買ってもいいんですよ~』って顔して一日開けるんだ。そうすりゃ向こうもその間に客が心変わりしてないか、もうよその店で買っちまったんじゃないかって心配になるから、次に来た時逃がさないように値を下げるんだ。客を逃がすよりは、多少儲けが減ってでも売りつける方がマシだからな」


「なるほど……」


 シャイナの話に肯く平太。シズも給仕をしながら聞いていたが、なるほどと感心してしまう。


 やはりシャイナは人生経験が豊富だ。戦士としてもかなり優秀だと聞くし、強くて頼れる姉御肌というのだろうか、最近は男性も女性に甘えたがる傾向があるとかないとか。


 それに平太も彼女の戦士としての強さに惹かれている気配がある。


 それが純粋な尊敬のうちはまだいいが、いつ憧憬から恋愛感情に変化しないとも限らない。


「だったら明日、雨が上がってたらさっそく買いに行こうぜ。もたもたしてたら他の奴に買われるかもしれないからな」


「おう。だが焦るなよ。あくまで安ければ買ってやってもいいぜ、って顔をするんだ。少しでもがっつくとすぐに値を釣り上げやがるぞ」


「う~ん……、けど俺はそういうのは慣れていないからなあ。すぐ顔に出てつけ込まれそうだ。悪いが交渉はシャイナに任せていいか?」


「いいぜ、任せておけ。向こうが泣いて許しを請うまで値切り倒してやるぜ」


「善良な商人を泣かせてどうするのですか……」


 考え事をしているうちに、明日にでも馬を買うような話になっていた。シズは焦る。これはもう、今夜中に何とかしないといけない。



 夜も更け、住人がそれぞれの部屋に引っ込んだ頃、シズは平太の部屋の前にいた。


 シズは下着姿だった。どんな格好をして行けば平太がその気になるか悩みに悩んだが、自分は男性を誘惑するような扇情的な衣装を何ひとつ持っていないことに気づき愕然とした。


 だったらもう素っ裸で突撃しようかと開き直ったが、冷静になって考えたら平太の部屋に着く前に誰かに見られたら言い訳が立たないのでやめた。


 とはいえ下着姿でも言い訳などできないのだが、結果的に誰にも見つからずに目的地に到着できた。これはもう天が味方しているとしか思えない。


 いざ平太の部屋の扉の前に立つと、緊張で心臓が張り裂けそうだった。自分の心臓の鼓動が、ドアを激しくノックしているように高鳴っている。


 無理もない。何しろこんな夜遅くに男の部屋を尋ねることなど生まれて初めてなのだ。


 そして当然、これからしようとしていることもだ。


 震える手を扉に伸ばすが、指先が触れる前に怖くなって引っ込める。


 怖い。


 平太にこの身を捧げることが、ではない。


 自分がここまでの決意をしているのに、平太に断られたらと思うと怖い。


 そしてその恐怖の中に、


 自分が亜人だから平太に断られたら、と思うとこの先生きていく自信が無い。


 これまでのドーラやデギースへの態度から見て、平太は亜人に対する差別や偏見を持っていないことはわかる。


 だが、それはあくまで友人、知人としての関係だ。


 実際、相手が亜人であろうと別け隔てなく接してくれる人は少なくない。平太が工事現場で働いている間通っていた王都オリウルプスでも、そういう人を数多く見てきた。


 しかし、シズはこれまで一度たりとも、人間と亜人の夫婦や恋人同士を見たことがない。


 差別や偏見が無く、友人としてつき合うことと、恋愛感情を持って肌を重ねることは必ずしも一緒ではないのだ。


 もし平太もそうだったら――そう考えるだけで、シズはこの扉を開ける勇気をどうしても奮い起こせない。


 そうして何度も扉に手を伸ばしては引っ込める動作を繰り返していると、


『――そう、もっと――――、』


 扉の向こうから、シャイナの声が聞こえたような気がした。


 シズははっとして、静かに扉に自分の耳を当てる。盗み聞きなんていけないと頭ではわかっていても、気持ちはどうしようもなかった。


 自分の呼吸の音すら邪魔なので、極力無駄な音を出さないようにゆっくりと息をする。


『ちげぇよ、もっとこう――、ああもう、ヘタクソだな――』


 すると再びシャイナの声が聞こえてきた。どうやらさっきのは聞き間違いではなかったようだ。


 さらにぴったりと扉に耳を貼りつけながらも、シズの頭は大混乱だった。


 どうして。


 どうしてこんな時間にシャイナが平太の部屋に。


 まさか――


 そんなまさか――


 先を越された、だと。


 自分の妄想に、目の前が真っ暗になった。


 足の力が抜け、扉にへばりつけた耳がずり下がりそうになる。


『ホラ、そこを手で広げてみろ』


『うわ……こうなってるのか……初めて見た』


『何だお前、こういうの初めてか?』


『だから言っただろ。初めてだから教えてくれって』


『ったくしゃーねーなー。ほら、これをこうして、』


『おお、何だこりゃ? ヌルヌルしてる』


『その固くなってるところにそれを塗りたくって、』


『こすればいいんだな?』


『おう』


 もう駄目だ。もう聞いていられない。なのに耳が扉から離れない。これ以上聞いても、自分が惨めなだけなのに。


 目に涙が滲んできた。二人は、こういう関係だったのか。いつからだろう。やはり、ワドゥーム海岸で大蟹と戦った後だろうか。そう言えば、危険な体験を共有した男女は仲が急速に近づくと聞いたことがある。でもだったらどうして自分ではないのだろう。あの場には自分もいて、ほんのわずかではあるが、彼の役に立ったはずなのに。


 漏れそうになる嗚咽を必死に左手で抑える。右手で身体を支えなければ、、もう立ってもいられなかった。


 わかっていたはずであろうに。


 所詮自分は亜人で詐欺の一味で、


 シャイナは人間で戦士で大きくて強くて美人で、自分なんか何ひとつ敵わないということを。


 このまま屋敷を抜け出して、どこかに逃げ出そうか――そんな捨て鉢な考えがシズの頭をよぎったとき、


『ホントだ。革の汚れが落ちて光沢が出てきた』


『結構古い鞍だが、モノはしっかりしてるからな。ちゃんと手入れしてやれば、まだまだ使えるぞ』


『それにしてもこのヌルヌルしたのを塗ってこするだけで、驚くほど綺麗になるし革が馴染むようになるな。何だこれ?』


『それは蝋に花の蜜とかを溶かし込んだものだ。そいつを塗って布でこすると、固くなった革をほぐしたり汚れを落としたり、まあ簡単に言えば革を手入れするための薬みたいなものだ』


『なるほど。この世界にも便利なものがあるんだなあ』


 ズッコケそうになった。情事の場面に出くわしたと思っていたが、何の事はない。ただ鞍の手入れをしていただけだった。


 驚かせないでよね、とシズはずり落ちかけた身体を支え直す。


『しっかし、やり方を教えてくれって頼むから教えてやってるが、今さら鞍なんか手入れしてどうすんだ? お前そんなに綺麗好きだったったっけ?』


『ん? ああ、馬を買ったら後ろにシズを乗せるからな。だから少しでも快適なように、こうやって手入れしてるんだよ』


『シズ? あいつは馬になれるんだから自分で走ればいいだろ』


『そんなこと言うなよ。馬になれるからって馬と同じ扱いをしたら、シズが可哀想じゃないか』


 さっきの涙が嬉し涙に変わりそうだった。


 シャイナはふうん、と気のない返事をすると、


『お前、やけにあいつの肩持つな』


 そこでシャイナは『ははぁん』と聞くだけでニヤニヤした顔が想像できるような声を出す。


『お前、あいつにいつも言い寄られてるもんな。そりゃ意識しちゃうよな。あいつ、男受けしそうな顔と身体してるし』


『そ、そんなんじゃねえよ……』


『ぶっちゃけお前、シズのことどう思ってんだ?』


 どき、


『どうって……、』


『あいつなら、お前が頼めばすぐ抱けるぞ』


 扉の向こうで、平太が激しくむせる声が聞こえた。


『バカ言うなよ。抱かねーっつの……』


『どうして? いいじゃねえか、あっちが望んでるんだし。据え膳食わぬはなんとやら、だぜ?』


『据え膳も上げ膳も関係ねえよ』


『なんだお前根性ねえな。お前あいつのこと嫌いか?』


 どきどき、


『好きとか嫌いとかじゃなくて、』


『まさかお前、あいつが亜人だからか?』


 ぎくっ、


 心臓が止まるかと思った。


 次に平太が言葉を発するのに、無限の時間が流れたような気がした。その間、様々なことが頭をよぎった。想像でまた泣きそうになった。


『そんなわけないだろ馬鹿』


 息が止まった。


『シズはただ、あんなことがあったから、俺への恩と好意を混同してるだけだ。時間が経って冷静になったら、きっと自分が先走っていることに気づくだろう。そうなった時に後悔して欲しくないし、俺も弱った心につけ込むような真似はしたくない。それだけだよ』


 涙が止まらなかった。


 嫌われてるんじゃなかった。自分が亜人であるせいでもなかった。


 それどころか、もの凄く大事に思われていた。


 改めて、この人についていこうと思った。


 シズは止めどなく溢れる涙を拭うのも忘れて、今胸の中に生まれたとてもあたたかいものを大事に抱き止めるように自分を抱きしめる。


 もう何も聞く必要はなかった。


 これ以上、あの人を探るような真似をしてはいけない。そう決意するとシズはそっと平太の部屋の前から離れ、自分の部屋へと戻った。



 次の日、平太は無事自分の馬を手に入れた。


 シズのような、栗毛の牝馬だった。


 当然、平太の後ろはシズの指定席である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ