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22のカイトウ∮挑戦記録

ⅩⅩ∮魂の裁判

作者: 蒼井托都

力を失くしていく身体


ここで命数は尽きたかな


暗がりの中で震えた


あの子供は今も生きてる


背中で沢山の命を


喰らって生き永らえてきた


そんな感覚が抜けないのは


後ろめたさ引き摺るせいだ



生きていてくれてよかったと


救いの声は聞こえるけど


素直に喜べるほどの


純粋な気持ちは弾けた



誰か教えて 教えて


この命の価値を


ねえ教えてよ 教えてよ


いつも考えるんだ


この瞬間生きることは


背中に置いてきた


数えきれない命たちより


有意義なものなのか



この瞬間生きることに


戸惑いは消えることなく


それでも出逢ってしまった


救いと言ってくれた君に






―罪か徳か―

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