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婚約破棄の短編4作同時公開。

婚約破棄されたので、彼のお母様と暮らすことにしました

掲載日:2026/08/19



 豪奢なシャンデリアが眩い光を投げかける、アイゼンベルク公爵邸の大広間。

 今宵は公爵家の後継者であるクラウスの二十歳の誕生日を祝う、華やかな夜会のはずだった。


 しかし、中央のダンスフロアで優雅な音楽がふつりと途切れた瞬間、その場は一変して息の詰まるような劇場へと変貌した。


 私の目の前に立つクラウスは、見るからに仕立ての良い深紅の礼装に身を包み、見事な金髪をかき上げながら、大勢の貴族たちの前で堂々と人差し指を私へと突きつけていた。



「アデーレ・フォン・リントナー! 貴様との婚約は、本日この時をもって破棄とする!」



 静寂が会場を包み込む。

 彼の腕には、白百合のように儚げな美貌を誇る侯爵令嬢エレナ様が、これ見よがしにしがみついていた。

 クラウスは勝ち誇った笑みを浮かべ、朗々と罪状めいた言葉を並べ立てる。



「貴様はいつ会っても領地の帳簿だの、麦の収穫高だの、つまらん数字の話ばかり! 女らしい愛嬌もなければ、私を敬う心も微塵も感じられない! 我が公爵家に相応しいのは、教養と美貌を兼ね備え、私を心から愛してくれるエレナだけだ!」



 周囲の貴族たちから、同情と好奇の混ざった視線が一斉に私へと突き刺さる。

『可哀想に、リントナー伯爵令嬢……』

『確かにいつも地味なドレスばかりで、色気のない方だったが……』

『公の場でここまで言われては、もう社交界にはいられないな』


 そんな囁き声が耳に届く中、私はドレスの裾を乱すこともなく、頭の中で静かに計算盤を弾いていた。


(……ふむ。破棄の事由は完全に向こうの一方的な過失。婚約約款第7条に基づき、リントナー伯爵家が過去三年間にわたって無利子で貸し付けていた治水工事の補助金、金貨三千枚の一括繰り上げ返済を請求できるわね。ついでに精神的慰謝料として金貨五百枚……いえ、向こうから言い出したのだから八百枚は取れるかしら)


 悲しみも、怒りも湧いてこなかった。

 私は元より、傾きかけていた実家を救うため、そして数字に疎いクラウスに代わってアイゼンベルク公爵領の財政を立て直すために結ばれた『政略結婚の相手』に過ぎなかったのだから。


 私は懐から手帳を取り出し、ペンを走らせようとした。



「畏まりました、クラウス様。婚約破棄の件、謹んで承諾いたします。つきましては、清算書の送付先は本邸の執事長宛でよろしいでしょうか?」


「なっ……!? き、貴様、泣いて許しを請うどころか、何だその態度は!」



 思い通りの反応が得られず、クラウスが顔を真っ赤にして怒鳴り散らそうとした、その時だった。



「――相変わらず、救いようのない節穴ね。我が息子ながら」



 凛とした、冷徹な声が会場の奥から響き渡った。


 人垣が左右に割れ、一人の女性が優雅に歩み出てくる。

 艶やかな黒髪を夜会巻きに結い上げ、深い藍色のドレスを着こなした貴婦人。

 アイゼンベルク公爵夫人――ヴィオレッタ様である。


 元々は一代で大陸規模の商会を築き上げた伝説の女性実業家であり、公爵家に嫁いでからは表舞台を退いていたはずの彼女が、氷のような眼差しで壇上の息子を見据えていた。



「は、母上……!? なぜここに……」


「息子の二十歳の誕生日を祝うために顔を出してみれば、まさかこれほどの茶番を見せられるとは思いませんでしたよ」



 ヴィオレッタ様はクラウスを一瞥しただけで通り過ぎ、まっすぐに私の前へとやってきた。

 そして、私の手帳を挟んだ手を、自身の両手でそっと包み込んだのだ。



「アデーレさん。我が家の愚息が、あなたの類まれなる才覚と献身を何一つ理解できず、このような無礼を働いたこと……母として、心からお詫びいたします」


「ヴィオレッタ様……? いえ、頭をお上げください。奥様が謝られることでは……」


「いいえ。謝罪だけで済ませるつもりはありませんわ。――クラウス」



 ヴィオレッタ様は冷ややかに振り返り、息子へと言い放った。



「あなたのような無能に、アデーレさんのような得難い逸材を嫁がせるわけにはいきません。本日をもって、公爵夫人としての私の権限を行使し、アデーレさんを私の【個人専属秘書】として正式に雇い入れます」


「は……!? な、何を言っているのですか母上! そいつは我が家から追い出すべき悪女で――」


「黙りなさい。誰のおかげでこの領地の赤字が半減したと思っているの? すべてアデーレさんが裏で帳簿を整理し、無駄な支出を削ってくれていたからでしょうが。……もう結構です。見る目のない息子と、お飾りの愛人ごっこに付き合う時間は一秒もありませんわ」



 ヴィオレッタ様は私の手を取り、グイと引っ張った。



「行きましょう、アデーレさん。王都の別邸へ。あそこなら、こんな頭の悪い騒音に煩わされることもありませんから」


「え……? あ、あの、荷物が……」


「そんなもの、新しく買い直せばいいだけよ。私の全財産を使ってね」



 呆然と立ち尽くすクラウスと、青ざめるエレナ様、そして言葉を失った貴族たちを置き去りにして。

 私は元婚約者の母親に手を引かれ、夜会の会場を颯爽と後にしたのだった。



 





 王都の郊外に佇む、緑豊かな庭園に囲まれたアイゼンベルク家の別邸。

 そこが、私とヴィオレッタ様の新たな生活の拠点となった。


 同居を始めて最初の数日間、私は正直なところ戸惑っていた。

 公爵夫人といえば、貴族社会の頂点に近い存在。いくら目をかけてもらったとはいえ、居候の身でどう振る舞うべきか測りかねていたのだ。


 しかし、その遠慮は別邸の地下書斎に足を踏み入れた瞬間に吹き飛んだ。



「……これは、すごいわ」



 埃をかぶった本棚にぎっしりと並んでいたのは、二十年前に大陸全土を席巻した『ヴィオレッタ商会』の過去帳簿と、交易航路の記録、そして未完成の事業計画書の山だった。


 私が夢中になって帳簿をめくり、手元の紙に計算式を書き殴っていたところ、背後からふっと紅茶の香りが漂ってきた。



「あら。私の昔の恥部を見られてしまったかしら」



 ヴィオレッタ様が、湯気の立つティーカップを二つトレイに載せて立っていた。

 私は慌てて立ち上がり、頭を下げる。



「も、申し訳ありません! 勝手に貴重な資料を……」


「いいのよ、構わないわ。……それよりアデーレさん。その羊皮紙に書いている数字はなぁに?」


「あ……はい。二十年前の南方航路における香辛料の仕入れ値と、現在の王都での末端価格を比較していたのです。当時、輸送中の腐敗ロスが三割と計上されていますが……現在の新しい保冷魔導具と乾燥技術を組み合わせれば、ロスを五%未満に抑えられます。さらに、中継地点の港湾関税を迂回する新航路を使えば、利益率は当時の二・四倍に跳ね上がるかと」



 私がすらすらと答えると、ヴィオレッタ様は目を丸くし――そして、くすくすと喉を鳴らして笑い始めた。



「ふふ……あはははっ! 素晴らしいわ! まさか私の二十年前の挫折を、たった数分で解決策まで導き出すなんて!」


「失礼なことを申し上げましたでしょうか……?」


「いいえ、逆よ。最高にワクワクしたわ」



 ヴィオレッタ様はカップを机に置き、私の手元にある帳簿をバンと叩いた。

 その瞳には、社交界の退屈な貴婦人のものではない、獲物を狙う肉食獣のような鋭い光が宿っていた。



「ねえ、アデーレさん。公爵家に嫁いでからの二十年間、私は『良き妻』『良き母』を演じるために、この商売への情熱をずっと押し殺してきたの。でもね、あの愚息の顔を見ていたら、なんだか馬鹿馬鹿しくなってしまったのよ」


「ヴィオレッタ様……」


「私には人脈と、かつて築いた隠し資産がある。そしてあなたには、恐ろしいほどの数字への嗅覚と、現代の流通を最適化する実務能力がある。……どうかしら? 私と一緒に、もう一度商会を立ち上げてみない? 誰かの妻や娘としてではなく、一人の実業家として、この国の市場を牛耳ってみせるのよ」



 差し出された、大人の女性の美しい手。

 私は自分の胸が、かつてないほど激しく高鳴るのを感じていた。


 誰かのために耐えるだけの令嬢人生は、もう終わりだ。

 自分の持てる知識と技術のすべてを使って、どこまで世界を動かせるのか試してみたい。



「……喜んで、お供いたします。ヴィオレッタ代表」



 私はその手をしっかりと握り返した。

 ここに、年齢も立場も超えた最強のビジネスバディが誕生した瞬間だった。



 





 私たちが最初に目をつけたのは、公爵領の北部に広がる寒冷な山岳地帯だった。


 そこは作物が育たず、長年「不毛の地」として放置されていた土地だ。

 しかし土壌の成分を分析した結果、冷涼な気候を好む薬草『雪嶺草せつれいそう』の自生に適していることが判明した。


 雪嶺草から抽出されるエキスは、極上の保湿効果と肌の鎮静効果を持つ。

 従来は採取の難しさから超高級品として扱われていたが、私たちは山岳民族と直接雇用契約を結び、計画的な大規模栽培と現地での一次加工ラインを構築した。



「アデーレ、抽出用の遠心分離魔導具の導入コスト、試算は出たかしら?」


「はい。初期投資に金貨四百枚かかりますが、歩留まりが四十%向上するため、販売開始からわずか四ヶ月で減価償却を完了できます。以後は純利益率が六十二%で安定推移する見込みです」


「完璧ね。工房の手配と王都ギルドへの根回しは私が片付けておくわ。あなたはその間に、容器のデザインと貴族街向けの先行プロモーションを詰めてちょうだい」


「承知いたしました。すでに王都の有名女優三名にサンプルを配布し、口コミの導線は確保してあります」



 ヴィオレッタ様の大胆な決断力と貴族・商人双方への太いパイプ。

 そして私の緻密な原価計算、物流管理、データに基づいたマーケティング。


 二人の歯車は、恐ろしいほどの精度で噛み合っていた。


 設立された『アイゼン&リントナー商会』が放った第一弾商品――雪嶺草の高純度美容水『スノウ・ヴェール』は、発売と同時に王都の社交界で爆発的な大ヒットを記録した。


 さらに私たちは、得られた巨額の利益をそのまま次の事業へと投資した。

 平民向けの安価で保存性の高い携帯保存食の開発、王都と地方を結ぶ定期乗合馬車の運行、さらには行き場を失った孤児たちを工房の有給見習いとして雇い入れる職業訓練所付きの養護施設の設立――。


 事業は瞬く間に拡大し、設立からわずか半年で、商会は王国でも指折りの巨大企業へと急成長を遂げたのである。



「ふぅ……今月の決算書、まとまりました。純利益は前月比百四十五%増です」


「ご苦労様、アデーレ。はい、冷たい果実酒よ」



 別邸のテラスで、ヴィオレッタ様がグラスを差し出してくれた。

 心地よい夜風が、仕事終わりの火照った肌を撫でていく。



「アデーレと仕事をしていると、本当に退屈しないわね。毎日が二十代の頃に戻ったみたい」


「私の方こそ、ヴィオレッタ様から学ぶことばかりです。交渉の場でのあの圧倒的な存在感、私にはまだ真似できません」


「あら、あなたのあの『笑顔で相手の逃げ道を数字で塞ぐ手法』も、大概えげつなくて頼もしいわよ?」



 二人気を緩めて笑い合う。

 そこに、かつて私を縛り付けていた「婚約破棄された哀れな令嬢」の影は、どこにもなかった。



 





 私たちの商会が右肩上がりの大成功を収める一方で――。

 アイゼンベルク公爵家の本邸は、深刻な危機に瀕していた。


 元々、領地の財政管理や細かな契約書関係は、すべて婚約者であった私が無償で処理していたのだ。

 それを放り出し、代わりにクラウスが連れ込んできた新しい婚約者エレナ様は、浪費と贅沢を好むだけで実務能力は皆無。


 さらにクラウス自身の見栄による無謀な投資の失敗が重なり、わずか半年で公爵領の財政は火の車と化していた。


 そんなある日の午後。

 別邸の応接室に、アポなしで血相を変えたクラウスが乗り込んできた。



「母上! アデーレ! 話がある!」



 豪奢だった服はどこか着古され、目の下には酷い隈を作ったクラウスが、肩を怒らせて立っていた。

 ヴィオレッタ様はティーカップをソーサーに静かに置き、冷ややかな視線を向ける。



「何の用かしら、クラウス。ここは私の私有地よ。不法侵入で警備を呼んでもいいのだけれど」


「母上、冷たいことを言わないでください! ……それに、アデーレ!」



 クラウスは私の方へ向き直り、上から目線の、しかしどこか縋るような笑みを浮かべた。



「お前が母上と組んで商売を成功させていることは聞いている。……ふん、大したものだな。見直したぞ」


「……はあ。恐れ入ります」


「そこでだ、アデーレ。お前のこれまでの無礼を水に流し、もう一度私の婚約者に戻る権利をやろう!」


「…………はい?」



 私とヴィオレッタ様は、思わず顔を見合わせた。

 あまりの理解不能な言葉に、怒りを通り越して思考が停止しかける。



「エレナとは婚約を解消することにした。あの女は金を使うことしか能がないからな! だがお前なら、公爵領の借金を商会の利益で補填し、領地経営も元通り立て直せるだろう! お前も、私のような高貴な男の正妻に戻れるなら本望だろう? さあ、すぐに荷物をまとめて本邸へ戻れ!」



 クラウスは自信満々に胸を張った。

 彼の中では、未だに「自分は選ぶ側の強者」であり、「捨てられた女は喜んで戻ってくる」というおめでたい妄想が生きているらしい。


 私は静かに立ち上がり、執務机から一冊の分厚いファイルを手に取った。



「クラウス様。大変申し上げにくいのですが、三点ほど事実誤認がございます」


「な、なんだと?」


「第一に、私は現在、商会の副代表として年商金貨五万枚を動かす立場にあります。わざわざ破綻寸前の公爵領の後始末をするために、無給の奴隷として嫁ぐ経済的合理性が一切存在いたしません」


「な、奴隷だと……!?」


「第二に、先月あなたが王立銀行から借り入れた金貨一万枚の緊急融資ですが……担保割れを起こしたため、先週付で我が『アイゼン&リントナー商会』がその債権を全額買い取りました。つまり現在、公爵領の筆頭債権者は私とヴィオレッタ様です」


「は……? さ、債権……?」



 クラウスの顔から、サーッと血の気が引いていく。

 そこへ、ヴィオレッタ様が立ち上がり、優雅な足取りで息子の前へと歩み寄った。



「そして第三に――クラウス。あなたは私をただの『引退した母親』だと思っていたようだけれど」



 ヴィオレッタ様は扇子でクラウスの胸元をトン、と突いた。



「公爵家の資産の法的所有権の四割は、私の実家からの持参金と私の個人資産よ。あなたが無能を晒して領地を危機に陥れた責任を取り、公爵閣下(あなたのお父様)はすでに隠居し、領地の全権を私に委任することに合意されました。……つまり、あなたが継ぐべき公爵家の席は、もうどこにもありません」


「そ、そんな馬鹿なッ!? 父上がそんなことを認めるはずが――」


「認めるに決まっているでしょう。息子の借金を肩代わりできる財力があるのは、この国で私とアデーレさんだけなのだから」



 ヴィオレッタ様の冷徹な宣告に、クラウスはがくがくと膝を震わせ、その場にへたり込んだ。



「う、嘘だ……母上、僕はあなたの息子ですよ!? アデーレ、頼む、助けてくれ! 僕が悪かった、何でもするからぁっ!」


「お引き取りください、クラウス様」



 私は冷ややかに見下ろした。



「返済期日は来月末です。支払いが滞った場合は、契約に基づき、あなたの所有する領内の私有財産をすべて差し押さえさせていただきますので、悪しからず」



 別邸の頑強な警備員たちによって、泣き叫ぶクラウスは引きずられるように門の外へと放り出されていった。



 





 騒動の後、アイゼンベルク公爵領はヴィオレッタ様が領主代行として実権を握り、商会主導の大規模な産業改革によって見事に再生を果たした。


 廃嫡となったクラウスは、借金返済のために商会の直営農場へと送られ、泥まみれになって雪嶺草の栽培に従事しているという。

 かつて彼が馬鹿にしていた『つまらない数字と泥臭い実務』の重みを、身をもって学んでいることだろう。


 そして――。


 初夏の爽やかな風が吹き抜ける別邸のテラス。

 テーブルの上には、大陸全土を描いた巨大な航海図と、山積みの新しい契約書が広げられていた。



「アデーレ、隣国との東方航路の関税交渉、あちらの商業大臣が折れてきたわよ」


「さすがヴィオレッタ様。これで東方の絹と茶葉の独占輸送ルートが確保できますね。輸送船の手配と倉庫の拡張計画、すでに第3フェーズまで試算を終えております」


「ふふ、仕事が早くて助かるわ。これなら今年の秋には、帝都に支店を出せそうね」



 ヴィオレッタ様が満足そうに紅茶を含み、私を見て悪戯っぽく微笑んだ。



「そういえばアデーレ。最近、王都の若手貴族たちからあなた宛てに山のような求婚の手紙が届いているのだけれど……どうする? 目を通してみる?」


「いいえ、すべてシュレッダーにかけて破棄してください」



 私は即答した。



「今は誰かの妻に収まるよりも、ヴィオレッタ様と一緒にこの地図の空白を埋めていく方が、何百倍も刺激的で楽しいですから」


「あら、手厳しいこと。でも……ふふ、最高の返答ね」



 ヴィオレッタ様は嬉しそうにグラスを掲げた。

 私も自分のグラスを掲げ、カチンと小気味よい音を響かせる。


 かつて婚約破棄された夜、私の世界は一度終わったのかもしれない。

 けれど、あの理不尽な終わりがあったからこそ、私は最高の師であり、最高の相棒と巡り合うことができた。


 どこまでも広がる青空の下。

 私たちは笑顔を交わし、次なる巨大なビジネスの海原へと、力強く漕ぎ出していくのだった。

 

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評判良ければ連載化します!

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