追補編:ネタばれもあるよ!
解説?>
●マリオン・エクスチェンジ:前々前世という言葉を聞くなぜか腕を振りたくなる15歳
…前世どころか、前々前世、それより前の記憶もある『聖女』。前世はきっと現代ジャパン。
…今世まですべてを常に思い出せる訳でなく、その時々で必要な記憶を検索できる能力がある(記憶がチートでなく記憶にindex付けて引っ張ってこれる能力がチート)。
…過去世で災害も経験しているが対策のノウハウはなかったので、『あれやってほしい』『コレやってほしい』と有能な臣下に丸投げできる地位はちょうど良かった。
…癒し系ではないが博識なお役立ち聖女として、王太子妃としても王妃としても、国民から強い支持を受ける。
●アスリット・エクスチェンジ:マリオンの姉。異性愛に燃える17歳。
…元々男性が好きだったが(ちやほやしてくれるので)、妹がなんか小賢しいので、ますます男性からの承認要求を強めるようになる(『あの子よりあたしの方がいいでしょ?』)。
…元王太子は顔と、落とされたとはいえ、たかが一貴族令嬢の自分に縋りついて来るような、頼りない性格がとても気に入っている。恋人はこれからも作る気まんまんだが、夫として生涯離すつもりはない。
●元王太子(第一王子):19歳。冷静沈着クールな王子様だった。
…元婚約者の令嬢に恋が出来ず、伴侶とはこういうものだと納得していた所に、アスリットが現れ心を奪われ、立ち止まる隙さえなく溺れさせられた。
…王太子を下ろされ、公爵どころか侯爵にまで落とされた我が身を振り返る間もなく、人生も生活もアスリット一色に染められてしまった。これも幸せの形の一つなのは間違いない。
…王太子として培ったスキルにより仕事は出来るので、侯爵家は割合と安泰予定。
●ミネルヴァ公爵令嬢:元王太子の元婚約者。がけっぷちの20歳。根性は座っている。
…結婚間近で婚約破棄された麗しの令嬢。
…婚約者である元王太子を普通に慕っていたが、あんなに女性相手にデレデレする男だと思わなかったので、百年の恋も無事冷めた。
…さすがに国内では結婚相手が見つからないだろうと、縁戚を頼り他国へ行って、そこの王妃に先立たれた王様に溺愛される予定だったが(テンプレ)、王様は既に他の女(転生者)に攻略されており、王子(15)の外国語の家庭教師になり惚れられる。
…その後ナイスミドルの王弟と、年下の王子による争奪戦。結果は――…別の物語である。
●現王太子(弟王子):兄より賢く、騎士団長より強い13歳。
…ある意味黒幕。
…神殿を訪問した際(7歳)、教皇を待つ間、神秘的な歌を歌っていたミリオンに一目惚れ。それを猊下に見抜かれて、体と頭を鍛えれば協力するのもやぶさかではないと唆される。
…猊下は猊下で、自分やミリオンやミリオンの父みたいなのが生まれた代には、何か起こるだろうとして優秀な統治者の青田買いのつもりだった。
…元婚約者の侯爵令嬢とは、『互いに愛する人を手に入れるまで協力し合う』という契約を結んでいた。
●ロワール侯爵令嬢:弟王子の元婚約者。10歳の時に婚約が結ばれ13歳で円満解消された。
…想い人は、幼馴染の伯爵令息。その後、令息は両親を失い、叔父に家を乗っ取られ出家させられる。
…もう婚約者なんて誰でもいいと、弟王子の『契約婚約』の誘いに乗る。
…自由の身になった後、弟王子やミリオンと共に初恋の人を取り戻すため暗躍する。
…猊下が神殿に入っていた令息を特例として還俗させ、強力なバックアップの元、家の乗っ取り犯を断罪した。
…その後二人は無事結婚。家は取り戻したが、令息はロワール侯爵家に入り、王家の忠臣となって災害時でも活躍する。
●エクスチェンジ伯爵:マリオンの父。いわゆる『緑の手』の持ち主。
…貴族社会に興味なし。マリオンが使えると分かった時点で領地へこもる。
…伯爵家はマリオンの好きにしていいと、きちんと書面で残してきた。
…伯爵なのに国の穀物の大半を支えている。猊下が買取を保証しているので、せっせと備蓄を積み上げ中。
●エクスチェンジ伯爵夫人:マリオンの母。エクスチェンジ伯爵家の遠縁から嫁いだ。
…伯爵に一目惚れして強引に縁談をまとめて押しかけた。当然のように伯爵と一緒に領地に行った。
…娘二人を愛していない訳ではないが、娘より夫(の顔)が好き。この執着心による行動力が形を変えて、アスリットに受け継がれた。
あと……猊下は――全ての人に関わり影響を与えています。一応人間のはずです。




