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第二話 街探検

ガチャリとドアを開ける。

少し力を入れて押すと、家に外の空気が入ってくるのがわかった。

わぁぁ!空気が美味しい…!

前世?でも田舎は空気が美味しいと知っていたがこんなにも美味しいなんて…。

爽やかな空気を吸いながら散歩をする。

今は通勤ラッシュくらいの時間なはず。

走って電車にギリギリで乗ってたなぁ。

今はそれくらいの時間なのに人はあまりいない。

私と同じように散歩する人、ジョギングする人、道の近くの家からはウィンナーのような匂いも漂って来た。



すると、私の道の道路を挟んだ隣のおじさんが近づいて来た。

変な人ではなさそう。小太りで朗らかな顔をしていて可愛いとも言える。

「マリアちゃんおはよう。今朝は早起きだね。」

わたしはマリアだと思われている!

「えと、転生して来ました。芽莉めりです。よろしくお願いします。」

おじさんはぎゃっという顔をするとすぐにほんわかした顔になった。


「そうか、そうか…。マリアは成仏したんだな…」

成仏って言うことは過去に何かあったのかな?

「成仏ってどう言うことですか?」


「マリアはなぁ。前世、病気だったんだよ。それも稀な病気でなぁ。あ、マリアは前世10歳だったんだよ。医学も進んでなくて薬がなく、ずっと苦しかったって言ってたんだよ。」

おじさんはまたふっと息を吸って話し始めた。

「それに、マリアの病気のことで家族が離婚して、しかも、マリアを連れていった母親はな。マリアがやつれていく姿を見てだんだん食欲がなくなって栄養失調になって母親も入院して…。」

しんどかっただろうな。話を聞いているだけでわかるくらい。

でもおじさんは自分のことのように悲しみながら話を続ける。

「マリアが亡くなる前も親は来なかったんだ。マリアの親戚、祖父祖母は来たんだが…。」

私の前の体を使っていたマリア。同じ体だけど苦しみや後悔は全く違う。

…、もしかして…。


「あ、の、もしかしておじさんはマリアの祖父…なんですか…?」

おじさんは辛そうな顔をして唇を噛み締めた。

「そうじゃよ…マリアのおじいちゃんだったんだよ…。わしもなぁ。マリアが逝ってから3年後にここに来たんだ。その時会ったのがマリアで。わしもマリアのこともだけど妻のこともずっと気にしてて。マリアのことで、妻は精神科に通ってて…。」

マリアのおじさんだったとは驚いたけどマリアもおじさんも後悔があったんだな…。


「おじさん話でぐれでありがどうございまず。」

あれ?声が…。あ、わたし泣いているんだ…。

おじさんもわたしをみて少しニコッと微笑み「良いんだよ。話すと楽になるからね」と言って歩いていってしまった。

マリアもおじさんも後悔…。

私は少し散歩をして家に帰った。


「あら、メリ。遅かったわね。もう12時半よ。一体何をしてたの?」

怒ってる?いや、でもこの世界にも日時があったことにはホッとした。

「ごめんなさい、お母さん。少し太ったほんわかしたおじさんとマリアの話をしてて。」

「あら…マリアの病気とフクロウおじさんの関係のこと?」

「フクロウおじさん?おじさんのこと?」

「そうよ。マリア、成仏できる人に選ばれてよかったわ。だって、この世界で順番を5年待っていたんだから。」

少し寂しそうにお母さんはいった。

これを気にわたしは気になっていたことを聞いてみた。

「この世界になんで私は送り込まれたの?」

ここまで読んでくれてありがとうございます!

少し分が分かりにくかったかな…。

次はどうして送り込まれたかです。

ブクマして待っていてください!

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