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第5回 強き人

憲次と田宮はカイと絢を見つけ出し、攻撃を仕掛ける。しかしそこに、元拳法部・沖田武が現れた!

「お、お前は・・・加勢してくれるのか!?」


カイも憲次らと戦おうとしていた。


「ハハ。オレはこうゆう理不尽な奴らが嫌いなんだ。さっきからちょっとムカついてるしなあ!」


しかし憲次も逆上する。


「おい拳法部。怪我してえのか?オレの邪魔すんじゃねえぞ。田宮、この女を頼む。」


絢は田宮に捕まり動けない。


「話して!・・・東堂君!」


「水谷ぃ!てっめえ、またボコられてえのか!」


「動くんじゃねえぜ。この女ぶっ刺すぞ!」


またもナイフを取り出す田宮


その時


「おおおおりゃああ!」


バキ!


かけ声と共に武が鉄建をぶちかました。


「ぶごぉあ!」


倒れこむ憲次


「グ・・・クソォ!歯が!」


「憲次さん!!」


「スゲエ!さすがは拳法使いだ・・・。」


「強いわ・・・!それに正義感も・・・。」


カイや絢もこの男なら心強い仲間になると確信した。


「セリャア!」


「ごっほぉ!」


この一撃で憲次は完全に失神した。


「憲次さん!クソ、てめえ!」


喧嘩の実力が自分より上である憲次が倒された事で、田宮は自分の危機を感じた。


カイも武の実力に驚く。


「やるな。アンタならオレ達と一緒に・・・」


「てめえら調子に乗ってんなよ!この女の顔に傷付けられたくなかったら・・・!」


しかしカイは余裕であった。


「1回ボコられといて随分余裕じゃねえか。お?」


「だまれ!てめえこそ自分が何したかわかってんのか!」


「あ?」


「オレらのグループの頭は容赦しねえ。喧嘩売ろうもんなら殺されるぜ。お前らだって確実にな・・・。」


「そうかい。そーゆう奴がいるから困ってんだよ!」


カイは思いっきり田宮のスネを蹴る。


「!!!!??」


激痛の余りナイフを落とす。


そしてその場に跪く。


カイはそのまま顔面に蹴り上げた


「ぶおおあ!」


再び田宮は気を失った


「水谷!怪我ぁ無いか!」


「ありがとう。今度は逆に助けられちゃったね。」


「お礼だよ。アンタもありがとな。」


「ああ。偶然出くわしちまってな。オレは沖田武。ちょっとした事で拳法部退部になったんだ。」


「そうなのか。オレは東堂カイ。よろしくな。」


「私は水谷絢。本当に助かったわ。ありがとう。」


「しかし。これでオレもこいつらに目ぇつけられちまったな。」


「そこで相談なんだけどさ、オレ達と一緒にあいつらと戦って欲しいんだ。」


「私達、あのグループが嫌いで・・・思い切って戦おうって決めたの。少しでも信頼出来る仲間と。」


「そうか。別にいいよ。どうせこれからアイツらとやりあう事になるだろうしな。東堂か。お前も強そうだしな。」


「ありがとう!よろしくな!武!」


「これからがんばろう!」


「ああ!おもしれえ!また燃えてきたよおれ!」


こうして3人目の仲間が加わった。


しかしそれを見つめる影がまた・・・


続く











展開速いとか遅いとかあまりわかりません。でもスピーディーな方が良いと思っています。でも更新は遅いです。

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