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悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第3章ですますわっ

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 昼休み、中庭のベンチで自作のおにぎりを食べた後は屋上まで飛び上がり、そこで“跳び上がる”よりも強い魔法を生み出す為に何度も跳び上がっては着地を繰り返す。

 跳び上がる時、足元に向かって思い切り風を起こすイメージをしているのだが、断続して風を起こし続ける事が出来たら“飛べる”んじゃないか?って思ってさ。

 飛行機と同じようにすれば良いんだから、空中でうつ伏せになり、腹側の空気圧を大きく、背中側の空気圧を少なくすれば揚力が起こる筈だ。

 って、頭で考えるだけなら簡単なんだけど……実際は跳び上がって着地するまでの間に態勢をうつ伏せにする事が出来ない。

 空中で少しでもバランスを崩せば、勢い付いたままでフワッと着地する事が出来ないから、下手に動けないんだよ。

 トランポリンみたいな物があれば良い練習になる……あぁ、寮の自室には無駄にフカフカしたベッドがあるじゃないか。

 よしよし、空を飛ぶ練習は自室に戻ってからするとして、今のこの空き時間になにをしようかな……。

 オレは霧属性って事になってるから水と風魔法しか使えない。だったら、そうだな……池の表面でも凍らせてみよう。

 水を出してその水を氷に変化させて池の表面を覆うか、風で冷気を出して池の水を凍らせていくか……。

 風魔法は飛ぶ練習の時に使うし、ここは水魔法でやってみよう。

 学校内では使えない火と地の魔法も自室で練習しとかないとな……それと、回復魔法が使えるのが光属性だけど、もしかしたら闇属性でしか使えない魔法があるかも知れないから、それも試さないと。

 あるとするなら回復とは間逆の効果になりそうなんだけど、それってもう普通に攻撃魔法だから、もっとなんか闇っぽい……状態異常的なのとか、呪い系とか?

 まてよ?もしここで回復魔法が使えたら、オレも光属性って事にな……らないな。俺は霧属性って事になってんだから、そもそも闇属性という認識もされていない。

 なんかもう、返り討ち覚悟で今から守り神退治に出ようかな!ってくらいには色々面倒になってきた。

 それにしたって守り神が何処にいるのか知らないんだよなぁ。

 「何も上手くいかねぇな……」

 まともに出来る事と言えば、大きく溜息を吐く事だけだわ。

 いやいや、なにを自棄になってんだよ。魔法で出した水を凍らせて池の表面を覆う魔力の無駄遣い……じゃなくて、魔法の訓練をするんだった。

 あまり先の事ばかり考えるのは止めよう。まずは体力強化と魔力強化の事だけを考えようじゃないか!

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