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悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第2章ですますわっ

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 家庭教師が帰った後はまた別の家庭教師がやってきて、延々とお辞儀の練習をさせられた。

 自分で言うのもなんだけど、オレの姿勢は悪くないと思うんだよ。その上今日はコルセットまでしてるんだからピシッとしてた筈なのに、何度も何度も姿勢を注意された。

 それが終わったかと思えば次はダンスだ。

 ステップなんかドレスの裾で足元が見えないんだし適当でも……とか思っていたのだが、まあ、ソロでダンスをする訳でなく相手がいるんだから足を踏まない為、足を踏まれない為にはステップを覚えるしかない。

 しかしここは流石姉の考えた世界、ダンスは必須科目ではないらしい!

 とは言っても、踊れた方が良いんだろうから結構真面目に授業を受けた。元々ボックスステップしか踏めないような人間が、行き成り社交ダンスってハードルが高過ぎる……と思ったのだが、妙にゆっくりと歩く。というダンスだった。

 1歩進み、また1歩進んで、3歩進む。

 もしくは1歩下がり。また1歩下がり、3歩下がる。

 これだけ。

 足をちゃんと揃える事と姿勢を徹底して叩き込まれたが、足の運び自体は簡単でスグに覚える事は出来た。

 けど……オレの知ってる社交ダンスって、もっと派手に動き回ってたし、クルクルと回転してたと思うんだけど?

 まぁ、踊れるようになったんだし?必須科目じゃないんだし?良いかな。なんか激しいダンスが始まったらシレッと壁際まで後退すれば良いだけだし!

 そんな事より、魔法学の家庭教師だ。

 主人公が闇魔法保持者との噂を流してダメージがあるよう、オレは闇魔法についてのデマを家庭教師に吹き込んだのだ。

 現時点で光魔法と闇魔法の区別が付いていないのなら、ただのデマですら1つの可能性として検証される筈。

 だから“歴代の勇者様達は光魔法を放って魔王を退治しています。つまり、闇魔法を使える者は魔王、もしくは魔族である可能性があるのではないでしょうか”と、それらしく。

 家庭教師は驚く事もせずに鼻で笑った後“お前のように瞳が赤くて?”と、いちいちオレの耳元で言ったのだ。

 そこで核心に至った事が2つ。

 1つは光魔法と闇魔法の見分け方は既に発見されている事。

 2つは、家庭教師も“赤い瞳は魔族”との考えを持っている事。

 そして想像出来る事が1つ。

 魔法学校内においてもオレの扱いってのは今と然程代わりはないんだろうなって事だ。

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