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悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第7章ですますわっ

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 よし、見張り序に話題を変えてみよう。

 「ところでノータス様。魔力で剣を出す事は出来ましたか?」

 早朝の訓練の様子を見に来て以降1度も顔を出さなかったノータスの事だ、剣などは本物を使えば良い!とか言って魔力強化をしていない可能性は高い。

 「フン!魔力などなくとも剣術は磨ける」

 あ、やっぱり。

 そりゃね、剣術だけなら棒切れ振り回してるだけでも経験値が入るんだから強くなれる。けど、そこで終わりだ。

 算数でいうならば足し算しか知らない中で掛け算をしようとして延々足し算をしているようなもん。

 うん、例え話し下手だな。

 えっと、つまり……効率が悪い?応用が利かない?

 「折角魔力があるのに、それを使わないなんて愚かしいですわ」

 何のための魔法学校だよ。

 剣術だけを磨きたいなら、魔法学校に在籍だけして、そのまま騎士見習いの修行にでも出た方が余程効率的だ。

 「なにぃ?」

 「魔力があるという事は、ただの剣に魔力を乗せて強化させる事だって出来ますでしょうし、機動力を確保する為に軽量で硬い魔力の防具を身に纏う事も出来ますのに、それをせず魔力のない騎士と同じ事をしようと言うのでしょう?それを愚かと言わずになんと表現したらよろしいのです?」

 おぉっと……中学生ほどの子供に向かって少々喋り過ぎてしまった。だけど、騎士になって誰かを守りたいって志があるのなら、少しでも強くなれる道を選ぶってのが普通じゃないのか?出来ないからって投げ出してる間は誰も守れないんじゃないか?

 あ、あぁ~。違うんだよ、そうだった。ノータスは攻略対象者なんだから自分の意思なんてない単なるキャラクターなんだった。

 決められた感情しか抱かないキャラクターに対して何を本気で語ってんだよ……盛大な独り言だわ。

 「……強いお前には弱い者の事なんか分かんねーんだよ!」

 ビックリした……。

 え?こんな大声って出るんだな。しかもキャラクターらしからぬ心のこもった言葉を。

 だったら、もう少しだけ独り言を続けよう。

 「全くの0ではない限り、鍛える事が出来ますわ。毎日枯渇ギリギリまで魔力を出す事から始められては如何でしょう?」

 これで少なくとも最大MPは上がる。

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