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悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第7章ですますわっ

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 ノータスの属性は地。

 練習用の軽い木刀を振り回しているより、自分で鉱石的な棒を作り出して素振りを始めた方が良いだろう。

 後、地属性しか持っていないのだからわざわざ無属性に拘る必要もないし、ノータス曰く剣1本で騎士になるそうだし。

 「素振りに使う武器……道具?をご自身の魔力で生み出してください」

 そう言いながらオレは氷の剣を作り出して手本を見せた。氷は所詮氷なので砕けやすく、実戦向きではないが重さは十分だから素振りをする分には何の問題もない。あ、冷たいから長くは持ってられないか。

 「え?どうするって?」

 見ただけでは分からないよな……オレだって急に目の前で1度見せられた技を真似して出せとか言われても無理だわ。

 「魔力を練って剣の形にするイメージですわ。棒でも構いません」

 魔力を練れと言われても漠然とし過ぎているだろうか?だけど、他にどう説明して良いのか分からない。

 「剣……剣……」

 ウンウン唸りながら両手を合わせているノータスだが、両手を合わせていて何処から剣を出そうというのだろう?

 「剣を構える形を取って下さい。そして剣を既に持っているとイメージして魔力を出すのです」

 そう口を出せば、ノータスはグーにした両手で剣を構えるポーズを取って見せた。

 完全に握られた拳でどうやって剣を握るというのか。

 「その手で柄は持てていますか?剣を持っている真似をするのではありません。確実に持ってください。明確なイメージが必要なのです」

 魔法を出すのってこんな難しい事だっけ?魔力で作った棒状の物で素振りをする。それを説明するとこんなにも難しそうに聞こえてしまうのか。

 これが原理を知る重要さなのだろうな。

 原理さえ……コツさえ掴めれば軽くイメージしただけで好きな形の剣が出せる。

 だとしたら行き成り剣を出せ。よりも、砂を動かすとか、岩を動かすとか地面を硬くしたり柔らかくするとか、そういうイメージしやすい所から始めた方が良かったか?

 今更だけど。

 「くそ……何故お前に出来てオレに出来ない!?」

 出来ない事でイラ立つのは分かるが、怒りに任せて諦めてしまうには早いからな?

 「私は1組ですわ。この程度の事など魔法学校入学前には出来ましてよ?」

 負けず嫌いなんだよな?だったらもっと奮起してくれよ。

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