表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第6章ですますわっ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/706

 セミオンの属性は爆。水と火の魔力を持っている。

 ドラードの属性は月。水と火と地の魔力を持ち、何故だか回復魔法まで使って見せる大魔法使いの卵。

 オレの属性は恐らくは闇。水と火、地と風全ての魔力を扱える。

 セミオンとドラードになくオレにあるもの、それは風の魔力。

 風の魔力では空高くまで飛び上がっての移動が可能なので、夜の真っ暗な中を女子寮の窓から高く高く飛び上がれば誰にも目撃されずに市場まで行く事が出来る。

 現に昨日まではそうやってギルドまで行っていたんだ。ドーラに変装したドラードをお姫様抱っこしてな。

 だが、今日からは1人だ。

 「よぉ兄ぃちゃん。いつもの可愛い子ちゃんはどーした?」

 「ハハハッ。毎日毎日クエストばっかりで愛想尽かされちまったんだろ」

 「女ってのは何日かに1度はロマンチックな夜を求めてんのさ」

 ギルドの中にいた常連冒険者達は言いたい放題だ。

 ドラードがロマンチックな夜を?全くありえない話に想像も付かないが、良く思い返してみれば女はオレであってドラードではない。まぁ、可愛いのは確実にドーラに扮したドラードだけどな!

 「オレは今日も換気の仕事だ」

 換気の仕事ってのは闇属性のモヤを吹き飛ばすだけの簡単なお仕事。ではあるが、今の俺のレベルでは唯一受けられる討伐依頼でもある。

 依頼内容が記されたメモが張り出されている掲示板を確認すると、2箇所でモヤが発生しているから2件まとめて討伐して欲しい。との依頼が出ていた。

 報酬は換気依頼にしては10ゴールドと中々美味しい。

 簡単な仕事なので報酬もかなり少なく、下手をすれば傷薬1個って時もある位なので、難易度の高い美味しい依頼が受注出来る冒険者は余程の事がない限り換気依頼には手を出さない。そのお陰でオレにとっては美味しい依頼がこうして残っている訳だ。

 とは言ってもこれまでの報酬と比べて美味しいと思うだけで、10ゴールドっていうのが妥当なのかどうなのかは良く分かっていない。

 それでも傷薬とかパンとかじゃなくてちゃんとしたお金が貰えるのだから、嬉しいじゃないか。

 お金が溜まれば魔法学校を抜け出す事だって夢ではないし、用心棒とか雇えれば守り神退治だって意外と簡単に出来るかも知れない。

 よぉし、そうと決まればレベル上げと貯金に精を出そうじゃないか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ