魔王カインの弟子

修行前日

男は世界征服を夢見た

男は生まれながらに常人の数百倍の魔力を持っていた

その力に取りつかれた男は周囲を傷つけた

力に取りつかれた彼を恐れた人々

そこに希望の光が現れる

男魔王カインと互角の力を持つ勇者アベル

アベルは最強の戦士、膨大なエネルギーで自身の肉体を強化し

カインの魔法を打ち破る

膨大な魔力を持ちながら肉体は脆弱なカインは斬りつけられ敗れた

しかし逃げ延びる

逃げ延びたたカインは弱っていた満身創痍今にも死にそう

そこに少年が現れる

カインは少年を天使と思った

―美しい―

少年はカインを治療した

少年シャオロンは、カインをただかわいそうだなと思っただけだった

最初は大人を呼ぼうと思ったがカインがとめた

「やめてくれ…」

シャオは自分でカインを治療した

傷を拭いた、消毒した、止血した

ご飯を半分残して、残り物を毎日持ってきて食べさせた

カイン…リリュウは何とか動けるようになった

リリュウは少年に恩義を感じた、何か恩を返したたい

リシュウは少年に尋ねた

「シャオロン、俺は魔法使いだ、大体何でもできる、お前は命の恩人だ、何か願いがあれば言ってくれ、俺にできることならかなえよう」

魔王であることは伏せた、自分が嫌われているのは十分わかっていた

なんとなくリリュウはシャオには嫌われたくないと思い魔王であることは隠そうと考えたのである。

シャオは答えた。

「魔法を教えて」