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女子高生とコーヒー、それと怪  作者: 霜見肇


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 縦に伸びた光が見える。それはちらちらと揺れて……やがてそれが、夜の街明かりであると分かった。それが何かの間で揺れている。風が吹き、細長いシルエットが、それに揺れた。


 今私は、逆光の中にいる。周囲に立つ何かの間から、街の明かりを見ていた。黒とどろっとした緑色の……そうだ。記憶を探って、周囲に何があるのか、私はようやく理解した。


 私は今、竹林の中にいる。でも不思議だ。立ち並ぶ竹の間には、都会らしい明るい光が見えて……。都会にこんな場所があるのが不思議だった。私はビルに囲まれた、竹林の中にいて、足の下には規則正しい石畳が広がっている。


 まっすぐ伸びるそれは、私の前と後ろに続いていて、私が振り返ると、続いているその先に……なんだろう。石畳の奥に、何か“ ”みたいな――


 焦る。私は今、何をしてるんだろう。こんなことをしている場合じゃない。急がなきゃ。急いで……急いであそこへ行かないと。


 行かないと、大変なことになる。でも、あそこってどこだ? 場所は分からないけど、道は分かった。早くしないと。


 走ろう。走れ。走れ走れ走れ走れ――

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