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花の都
今は消えてしまった花の都
色とりどりの花が咲き誇っていた
花々の香りが通りにあふれていた
そんな都があったのだ
それを思い出すことで誇らしく思う
そうなんだ、思い出すことがだいじなんだ
今はなくなってしまったが
存在していたものを想うことが心を豊かにしてくれる
ここに土手や花畑があったこと
大切にそれを手入れしていた人々がいたこと
どんな種類の花が咲いていたかのことだ
それらを一つ一つ丁寧に思い出すこと
そういうことは大切なんだ
花の都は消えてしまったが記憶として生きているのだ




