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第4幕

 汗をかくほど長い石段を登っていくと境内があったが、老若男女、数十人の人々が倒れていた。

 そして、その中央にスーツをきた30代の細目の男が木刀を右手に持って立っていた。


誠:「なんじゃこりゃあ…あなたが京月さんで間違いなさそうだね」(KP、その倒れてる人達が生きてるかどうか医学で判定してもいいですか)


KP:触診できないので、ペナルティ+1でどうぞ


誠:CC(-1)<=86医学Cthulhu7th:(1D100<=86)ボーナス・ペナルティダイス[-1]>22,52>52>成功


 骨が折れるほどの重傷を負ったもの、外傷はあるものの気絶したものがほとんどであった。

 ただ、着物をきた初老の男だけは、確実に死亡している。


誠:「…ここに倒れてる人達は何者なんでしょうか?」


真也:「匣の会のやつらっすよ、あんたのもっている匣主を殺されたくなくて、俺を襲ってきたっす」

真也:「それなら、殺したって仕方ないっすよね?」


 細目のせいか、感情がよめない


誠:「まぁ…正当防衛という観点でいえば問題は無いんじゃないんですかね。」誠:(KP、この人が何を考えてるか心理学振れますか?)


KP:振れます


誠:CC<=90心理学Cthulhu7th:(1D100<=90)ボーナス・ペナルティダイス[0]>14>14>イクストリーム成功

誠:(っ'ヮ'c)わぁい


 京月真也:寝ぼけた表情をしているのは蓋だ。

 その表情の奥に殺意がある。

 その殺意に触れた瞬間

 誠の首が飛んだ……

 いや、誠の心臓が貫かれた……

 いや、骨が折れ、砕く音を全身から聞きながら、誠の体がバラバラになる。

 いや、一瞬で四肢が切り飛ばされ、大量出血のため、意識が遠のいていく。

 それは自分の死の幻想

 真也という匣の中に眠る強烈すぎる殺意に触れたあなたは、自分の死を幻想したのだ。

 勝てるはずがない。

 彼は人の姿をしているが、その本性は

 匣の中に隠れてるのはバケモノだ。


KP:SANチェック1D4/1D6


誠:CC<=53Cthulhu7th:(1D100<=53)ボーナス・ペナルティダイス[0]>71>71>失敗

誠:1D6Cthulhu7th:(1D6)>3


 system:[宇田川誠]SAN:53→50


KP:(狙ったかのようなイクストリーム)


誠:「…(ポーカーフェイスを装うとするが上手くいかない)じゃあ…この匣の主を殺していただけますか。」(ポケットから匣を取り出して地面に置いて後ろに下がる)


真也:「ああ、あんた代理人っすか」

真也:「それとも……」

真也:「俺の不意をつくつもりっすか?」

真也:彼の細い目(蓋)が開いていこうと……


誠:「いえいえ!私はある男の人にぶつかって託されたんです!嘘じゃありません!」(信用振れますか?)


KP:振れますよ


誠:CC<=65信用Cthulhu7th:(1D100<=65)ボーナス・ペナルティダイス[0]>86>86>失敗

誠:ああ…

誠:終わった誠の人生


 京月真也は殺意の波動を浴びせる。


KP:SANチェック(1D4/1D6)

KP:狂気に陥らなければ助かります


誠:あ

誠:ちなみに時間経過ってどんな感じですか


KP:あ、そんなに経過していませんが。何かルールでありましたっけ?


誠:誠が男の人にぶつかってからどのくらい経ったか


KP:2,3時間くらいかな?


誠:1時間以内に減少した正気度ポイントが5分の1を超過すると不定とか…その辺複雑なんでよく分からないんですけど


KP:ああ、そこは無視してOKです。失敗して、1d6で5以上振らなければ……


誠:了解です

誠:CC<=50Cthulhu7th:(1D100<=50)ボーナス・ペナルティダイス[0]>33>33>成功

誠:おし、まず狂気は無し

誠:1D4Cthulhu7th:(1D4)>1


 system:[宇田川誠]SAN:50→49


真也:「死にたくないのなら、動かないほうがいいっすよ」


誠:「…すみません。私は日常に戻りたいだけなんです。なので…匣をお願いします…」(直立不動のまま頼み込む)


真也:「わかったっす」

真也:「めんどくさいので、ここで終わりにするっす」


 真也はくるりと後ろをむくと、木匣を軽く上に放り投げ、落下するところを木刀で一閃する。

 それだけで木匣は砕け散った。

 中に潜むアレとともに。

 それは、想像以上にあっけない終わりであった。


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