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第2幕

KP:では、聞き耳をしてください。


誠:CC<=20聞き耳Cthulhu7th:(1D100<=20)ボーナス・ペナルティダイス[0]>100>100>ファンブル


誠:ふぁー!


 気が付くと、誠のそばに男がいた。

 背広を着てはいるが、どうみても堅気に見えない男であった。

 男は、誠を見ると険しい表情を浮かべる。


誠:「あの…どちら様ですか?」


男:「お前が匣主さまの使い人になったか……」

男:「一緒にきてもらおう」


 男は両拳を構える。

 男は無表情であった。

 感情をまるで匣に閉じ込めているかのように


KP:心理学で相手の心境がわかります


誠:心理学、90でお願いします


KP:あ。僕がKPの場合、ふっていいです


誠:あら、いいんですか

誠:CC<=90心理学Cthulhu7th:(1D100<=90)ボーナス・ペナルティダイス[0]>28>28>ハード成功


 男の蓋が開く

 それは無機質な殺意であった。

 誠の事はなんとも思っていない。

 殺すと面倒だが殺してもいいと考えている。

 それゆえに躊躇いわない。

 交渉は無理なようだ。


誠:ついてこいって言ってましたよね?


KP:指示はうけているが、虫けらみたいなものなので、従わなかったらどうでもいいと思っているようです


誠:相手の感情を読み取り)「…とりあえずついては行きますが、一つだけ聞いてもいいですか。あなたは一体誰なんですか…?」(男の神経を逆撫でしないように問う


男:「我々は匣主様に仕えるものだ」


誠:「そうですか。お答えしていただきありがとうございます。行きましょうか。詳しい話はそこで聞かせてくれることを祈りましょうかね」


男:「では、まず匣主様を返してもらおう」


 男はあなたが持つ匣に手を伸ばします。

 その時、匣が大きく揺れ、誠の心の中から何かが吸われていきます。


誠:この男敵ですよねよくよく考えたら


誠:「なっ…なんだ…!?」


 そう思った時、匣が揺れた。


 あなたが持っている木匣がカタカタと揺れ……

 ……その蓋がかすかに開き、中に蠢くものの音が聞こえてくる。

 ……ケリ……

 ………テケリ……

 …………テケリ・リ……

 テケリ・リ、テケリ・リ

 蓋が大きく開き、中から黒くドロドロな塊があふれだす。

 それは瞬くまに人を呑み込めるほどまで大きくなり、あなたと戦っていた男を呑み込んだ。

 ボリボリボリ

 骨が砕け、咀嚼される音

 それは一瞬のことであった。

 さらに倒れている男も呑み込んだあと……

 匣から飛び出した闇は、再び匣に戻っていく。

 その時、あなたは眩暈がし、体の中から何かが抜け落ちた気がする。

 あなたは幻視する。

 それはあなたの匣(理性)の蓋だ。

 あの異様なバケモノがあなたの理性の蓋もこじ開けたのだ。


誠:「なっ!!なんなんだこれはあ!!!」


KP:当然のごとくSANチェックす。


誠:減少量はいくつでしたっけ


KP:SANチェック(1D41D6)


誠:CC<=55Cthulhu7th:(1D100<=55)ボーナス・ペナルティダイス[0]>92>92>失敗

誠:1D6Cthulhu7th:(1D6)>2

誠:あぶなぁいー


system:[宇田川誠]SAN:55→53


 あなたは必死になって蓋を閉じようとする。

 開けちゃダメだ。

 開けちゃダメだ。

 開いていてはいけないものだから、閉じ込めているのだ。

 だが、ダメだ。

 開いてしまう。

 今まで、人として生きていくために

 人のルール、マナー、モラルに反するため、抑え込んでいた。

 脳内で妄想していなかった想いが零れだしてくる。

 何かを燃やしたいという衝動が……


誠:コンビニに直行してチャッカマン辺り買えますか

誠:「ううう…あああ!!!」(理性の蓋が外れる)

誠:しまったなーニトログリセリンでも持ってくるんだった


KP:買えます。ちなみに狂気になったばあい、放火魔みたいな感じで、周囲を燃やしていました


誠:それ、ある意味邂逅よりも社会的地位危ういのでは

誠:「ふはははは!!!!燃えろ燃えろ!!みんな燃えてしまえ!!!」


KP:しばらくすると我に返ります。


誠:「汚物は消毒…はっ!わ…私は一体…何を…」

誠:匣はどうなってますか?


KP:匣はポケットに入っています。


誠:あのニョグタかショゴスかようわからんものは引っ込んでますか?それともどっかに行っちゃいました?()


 匣の中に入っているのが誠はわかる。

 なぜかよくわかる。

 まるで何か見えないものでつながっているかのように。


KP:あ、MP5減らしてください。

KP:今後、MP5消費すれば、匣主を使用できます。


 system:[宇田川誠]MP:12→7


KP:ただし、同様にSANチェックする必要がありますが


誠:ですよね

誠:まぁ切り札として。

誠:その男の人が逃げていた神社へと向かいますね。場所は逃げていた方向でわかっていいですかね?


KP:地元なのでわかります。

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