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34 前後戲劇

33は後半に文章を追加しました。

 油断しました。いえ、相手をなめていました。


 武龍の鎧があれば、負けないという思いがあったのは、間違いありません。


 なにはともあれ、自宅に帰ってこれたから良しとしましょう。


「まぁ、主殿。おかえりなさい」


 真紅さん、これ霊果と霊草10種類です。


「フムフム、まぁ、この品質ならクエスト達成や! これが『薬草園』や」


 おぉ、3D映像が空中に。


「そして、それによって『傀儡房』もゲットやで」


 ほうほう。


「建物には級が一から十級まであるぅ。これは条件を満たすと上がります。

一級が一番低くて十級が最高級や」


 なるほど。


「それはそうと、この院の名前なんてします?」


 名前ですか…『龍天武院』にしましょう。


「ほな、門にそう刻んでおくで、これ書き換えるのは100万かかるさかい」


 そんなにかかるのですね。さて、機能説明は本殿には、私の寝室と書斎に客間が一つに会議室に使えるくらいの大部屋、台所もありますね。しかも、なぜか家電は使えます。


 鍛錬所は石畳の運動場ですね。


 鏢局殿は、いろいろなクエストが受けられ、報酬として勲功点が貰えるのですね。


 そして、商殿では、その勲功点で、いろいろなものと交換できると……


 薬草園は霊草が育てることができる。


 傀儡房は、建物の管理をしてくれる人型の人形が作り出されると……すごいですね。


「この箱庭に配置して『四神宿房の鍵』の紅玉がついてる方を差し込むと配置された建物が起動するようになってるで。ただし、本殿だけは動かせへんよ」


 なるほど、箱庭ゲームみたいで面白いですね。


 ┌────┬─────┬────┐

 │ 薬草園 │ 傀儡房 │    │

 │ ・一級 │ ・一級 │ │

 ├────┼─────┼────┤

 │ │ 本 殿 │ 商 殿 │

 │ │ ・一級 │ ・一級 │

 ├────┼─────┼────┤

 │ │ 鍛錬所 │ 鏢局殿 │

 │ │ ・一級 │ ・一級 │

 └────┴┤正 門├┴────┘


 こんな感じかな?


「ええんちゃう? まだ、シナジーがある建物もあらへんし」


 そうなのですね。というか、シナジーとかもあるんですね。いえ、その概念も既に理解しているのも凄いとは思いますが……


「いやーこの時代て便利やな。インターネットちゅう便利なものがあるさかい、いろいろとやりやすいわ」


 普通にパソコンでネットにつながる? そういえば建物の登記簿とか権利書関係はどうなるのでしょう?


「この場合やと、建物系アーティファクトで登録できるみたいや、これやと固定資産税は安く済むそうや。手続きは済んでるさかい安心しぃ~」


 真紅さんて有能ですね。


「せやろ? そんなうちにも艱難娘々みたいに名前つけてもいいんやで?」


 ふむ……確かにシンさんと名前が似てますね。


――是――


 では、アヤカにしましょう。


「アヤカやな。ほなその名前で、身分証つくるとしますか」


 これで、とりあえず終わりですかね?


「せやな、あっ、傀儡のデザインはどうするん?」


 お任せでおねがいします。


「ほないくで」


 ルーレット?


 えっと、幼女、少女、婦人……ケモミミ? メガネ? 巨乳? 貧乳?


 なんですかこれ!?


「性癖ちゅうもんを参考に作ったルーレットやかわいい子が当たるとええな」


――結果――

――名称:量産型傀儡・一型――

――通称:なし――

――体形:幼女型・つるぺた――

――髪型:ランダム――

――特徴:ケモミミ・ランダム――

――服装:チャイナ風メイド服――


「おぉ、かわいい子ができたやないか。ちなみに傀儡房の級が増えると傀儡ももっと増やせるし、拡張型もつくれるで」


 ……この機能だけでもすごく大金つぎ込む人とかいそうですね。


「この子たちは、この院の中でしか動けへんけどな」


 それでも凄いですよ。


「まぁ、あれや主殿もこれからこの院を発展させて家門を大きくできるように強くなってや」


 そうですね。そうなるように頑張りましょう。


 お披露目会とかもしますかね?

評価や感想、ご意見など時間がありましたらどうかお願いいたします。

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