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友達が推しと結婚しました  作者: 水薔薇姫
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story5.初めての…

story5.初めての…


:登場人物:

鈴原(すずはら) 琳寧(りんね)

早乙女(さおとめ) ありす

・カイリ


(私…良いのかな私以外にカイリさんとお出かけとかしたい方は沢山いらっしゃるはず…きっと鈴原さんも)

「お早いですね。お待たせしました。」

「あ、おはようございます…」

「おはようございます。」

(サングラスだけで誤魔化せるのでしょうか…)

「お名前を伺ってもよろしいですか?」

「早乙女ありすと言います。」

「可愛いお名前ですね。」

「あ、はい…ありがとうございます。」

「それでは行きましょうか」

「はい…」


カフェ、新開店のスイーツ店、映画館。色々な場所を一緒に出掛けて夕方


「本日は誠にありがとうございました。」

「え?あ、いえ大丈夫ですよ」

「それでは私はこれで失礼致します。とても楽しかったですありがとうございました」

「楽しんで頂き良かったです。帰り道気をつけてお帰りください。」


そして数日後もずっとお出掛けの誘いは止まらなかった。「1回だけでもすれば止まる」そんな事を思っていたがそう簡単に想像通りになるはずもなる訳もなく…どうしようか迷いながらも誘いを受け…何回も何回も一緒に出掛けての日々が続いてある日のライブ


「早乙女さん?今日は青髪エクステしてるんですね。」

「え、あ…はい。何故か今日は…付けようかと思って」

「推し変ですか?」

「推し…変?」

「推しを変更、つまり変えるって事です。エレン推しをやめてカイリ推しに!?大歓迎ですよ〜?」

「どうなんでしょう。よく分からないですけど…推し変…なのでしょうか」

「まぁ推し変が悪いとかないのであまり気にしないでくださいな」


色々な今までとの気持ち違いで自分の気持ちの何かが変化してるのに気が付き始めて戸惑いながらも出掛ける準備の最中


「何が変わってるんだろう…今まで男性の方に告白されたのは沢山経験済みだけど…恋愛とかは…初めてだから私が気付けてないだけで…もしかして私はカイリさんの事が好きになってる…?」


恋愛経験が無し、恋をしている心の気持ちも分からず本当に好きになってるのか等が分からない。

もしかしたら…もしかして…ばかり言って真相に辿り着けないまま


(確かに今の内に結婚やお付き合いをしてお父さんお母さんに生きていられている今の時期に…元気で健康な今の内に孫の顔を見せてあげたい。見せてあげたいけど…私は恋愛経験ゼロで恋がどんな気持ちでとか分からない…こんな私でも自覚出来る時が来るのかな)


モワモワ考えながら深く考え込んではまたモワモワ考えながら深く考え込んでしまう。

ループ状態から抜け出せずにいる


「最近お誘いが待ち遠しいと思えるのは恋?連絡が来ると嬉しいのは恋?メールからRAIN?ROIN?とか言うのになってからなんか変だなぁ私。連絡が来ると嬉しいしお誘いが来ると数日前から服選んじゃうし…って!いけない急がなきゃ!」


急いで準備を終わらし慌てて部屋を出ては家を出る。

軽く走りながら待ち合わせ場所に向かう、何とか待ち合わせ時間の3分前に待ち合わせ場所に着き指定の場所に近付いて行く。

そしてある光景が目に入って来た綺麗な女性とカイリが仲良さそうに会話をしている。

ふと胸が痛く苦しく泣きそうになる、そこで確信する


(あぁ…私……何回も何回もと一緒に出掛けてる内にカイリさん事が好きになって…カイリさんに初めての…恋したんだ)


次回につづく・・・

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― 新着の感想 ―
[一言] 早乙女さん恋愛したことない感じでしょうか? 初なの良いですね…可愛いです( *´艸`)
[一言] 琳寧の番終わり!?早い……ありすちゃんの番楽しみです! カイリの番もあると信じたい! それにしてもカイリ…スキャンダル大丈夫なのかな?( ・᷄-・᷅ ).。oO どうか何も無く平和に結ばれ…
[一言] ありすちゃん可゛愛゛い゛ぃ゛い゛!恋の感情に戸惑っちゃうなんて凄く可愛い!きっとダメって分かってるのに何回も何回も一緒にお出掛けしちゃうなんて〜っ!ε٩(๑>▽<)۶з カイリはサングラス…
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