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来いよ俺の青春物語  作者: でんちゅう
2/4

始まり

「やばい…はやく学校に行かないと…」


大翔は大慌てで家を出た。自転車登校なのでさほど時間はかからないと思うが。だが学校までの道のりは結構険しい方だった。


「坂多すぎだろまじで…」


「おぉーい大翔ー!」


遠くから声が聞こえた。後ろを振り向くと幼なじみの麻美(あさみ)だった。麻美は中学生の頃バスケ部に入っていてクラスではムードメーカーってやつ。俺とは真逆だ。しかも美人。最強だろ。

「なんで麻美がいるんだよ」


「そっちこそ、なんで大翔がいるの」


「俺は…寝坊したんだよ…」


「え、寝坊したの?」


ニヤリと笑い馬鹿にしたような顔で麻美は言った。


「お前もだろ」


「違うよ、起きて時間をみたらこの時間だったの!」


「それを寝坊と言うんだよ…」


しばらく話している間に学校の校門前に着いた。結構キツかった。運動不足だ。自転車から降りて急いでクラスを確認しすぐその教室に向かった。


「はぁ…はぁ…」


ガラガラガラとドアを開けた。


「遅れてすいません!」

既に自分以外の生徒はみんな来ていたようだ。当たり前だが…すると先生が


「遅いじゃないの、もうとっくに入学式は終わったわよ」


「はい…ごめんなさい…」


「まぁいいわ、君の席は…窓側の1番後ろね」


「分かりました!」


少し先生の顔は怖かったが女の先生だし、しかも美人だった。最高。これは幸先いいのではと思ってたが…

まさかこんなことになるとは、それは普通に廊下で歩いていたら…


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