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最速最強生物G  作者: G
3/7

最悪の旅立ち

本日二話目です。

ボロボロの小屋を出るとそこはゴーストタウンだった。


まさかのゴーストタウンスタート。ある意味良かったかもな。超強いモンスターとか問答無用で襲ってくる人とかいなくて。


中世ヨーロッパ風の建物が立ち並んでいる。

どうやら俺がいた小屋は物置だったみたいだ。

小屋の少し離れた所に家が建っている。

おそるおそる家の中に入ってみる。

「お邪魔しまーす………」

返事無し。勝手に入っていいか少し悩むが、意を決して中に入ってみる。


とても生活感のある家だ。ダイニングにキッチン、大人部屋に子供部屋。なんとも普通な家だ。

ただ不思議なことに全く風化していない。荒らされたあともない。

まるで昨日まで本当に家族が暮らしていたかのようだ。

だか、人の気配は無い。なんとも不気味な家だ。

日記でもあればと探してみたが残念ながら無かった。 諦めて外にでる。

マップを確認してみると、結構デカい町であるこどが分かる。

取り敢えず高い建物がある方に向かってみる。貴族とかが住んでいた家に行けば何かしら手がかりがあるかもしれない。


ある程度歩き回ってこの町の造りが分かってきた。この町は恐らく町ではなく国だ。

歩いていると、所々にゴバ王国というのを見かけた。


円形の国で外側に居住区、中層に工業区と商業区、中央には恐らく金持ちの、貴族とかが住んでたであろうデカい家と城がある。


この国やっぱりおかしいぞ!居住区から商業区にある出店やらの料理がそのままになっている。まるで突然住人が消えたみたいに。


中央になにかしら手掛かりがあるといいけど。


中央のデカい城に向かう途中色々な家い入ったが家も似たようなもんだった。


中央でもひときわデカい城に着いた。おそらくゴバ王国の国王の城とかか?


入っていいのもか……ええい、ままよ!

門を抜けて中に入ってみる。はい、不法進入です。捕まったらどうしよう……今更感。


にしてもなんつーデカさ。白を基調とした城(ダジャレではない)で東京ドームの数倍ありそうだ。

東京ドームの大きさよく知らんけど。

いざ、中へ入ってみる。中はシャンデリアやらなんやら。日本では考えられないような豪華さだ。

よし丹念に見ていくか。



探索結果

ミスリルダガー2本

鋼の装備一式


宝石類が城には大量に飾ってあったが流石に盗むのは辞めて置いた。我ながらチキン。

そして城の中の部屋はほとんどが鍵がかかっていて入ることが出来なかった。

仕方なく飾ってあったダガーと装備を頂いた。しかし、日記や書物が無かったのは痛い。

これだけの城にないとは、予想外だった。もしかして紙が流通していないのかもしれない。

仕方なく城を後にして探索していったがこれといった収穫はなかった。

にしてもとことん情報か手に入らなかった。世界地図くらいなってもいいだろ!


しかし、この後どうするか…誰もいないしこの国でしばらく過ごすのもいいかもな。

いや、やめよう。せっかくの異世界だ。もっと色んな所にいって楽しみたい。さすがに人類絶滅してるってことはないだろ。

ゆっくり国を回った少し観光したらこの国を出よう。


居住区と商業区からお金を少しづつ、工業区から鉱石類を少しづつ盗む。


結局なんで人がいないかは分からなかったな。死体が無いし感染症ではないし。荒らされた後も無いから何かに襲われたとかでも無いだろうな。

うーん、アホな俺がいくら考えても分かるわけ無いか。

とにかくこの国出て他の国にでも行くか。近くに他にも国があるといいけど。


因みにこの国には高い外壁がある。外壁があるということは何者かに襲われる可能性があるということ。ハァーやだなーやっぱ辞めようかな。

なんという意思の弱さ。まさに現代っ子。

覚悟を決めて外に行くか。幸い武器あるしなんとかなるだろ。

ダガーなんて使ったことないけど。


さてと、さらばゴバ王国。








次の話からGらしくなっていきます。

お金は全部で50万Gほど集めました。

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