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だいぶましになったかな?

ど、どうしよう…


王族は一般的に嫌われもんだし…


「…どうしても話さなきゃダメ?」














「…こんにちは」


その日第一の客がやってきた。


あれから2日特に問題なく(あたし的に)店番ができている、


あのあとおっさんは結局聞かなかったし…なに考えてるんだろ?話したくなったら話せって…いつまでも話す機会が無さそう


ついでに、あのあとおっさんに色々と教え込まれた。


『まず、第一にだ、挨拶くらいきちっとしろ。こんにちはーとかいらっしゃいとか、とりあえずなんでもいいから、客に声かけろ。うちは只でさえ露店みたいなもんなんだから、お客様との交流はしっかりとな。』


おっさんに言われた通りにやるのは癪にさわるけど、接客の知識なんかあたしにはないから、言われた通りにするしかない。


「え、…えと、な、何かお探しでしょうか?」


「あ、あぁ、ちょっと妻が怪我をしてしまってな、良い薬草…と思って。」


『そんで二つ目だ、お客様には積極的に声かけろ。他の店ではあまり無いことかもしれねぇが、声をかければ万引き防止になり、さらに購入までのスピードUPにも繋がり、更には場合によってはプライベートな話が出てきてお客様と親密な関係になれるチャンスだ。まさに一石三鳥だ。…つか寝るな!まだ、話は終わってねえぞ。』


「えーと…ちょっと待ってて……じゃないや!お待ちください!」


あたしは、まだいまいちどこに何が置いてあるかが詳しく分からないから、一旦馬車の中へ入っていった。


「おっさんー!良く効く薬草ってどこに置いてあるの?」

「右から二番目の棚、上から2番目の左端に上薬草、その一つ上に特上薬草、値段はそれぞれ200G、820G。」


作業で忙しいのか、あたしの問いに早口で淡々と答え返してきた。


「えーと…右から二番目の棚…二番目の棚…」


おっさんの店は馬車の外にテントを張ってそこにいくつか戸棚を並べて店っぽくしている。テントの大きさはあたしの家のお風呂の3分の1くらいで、トイレより少し広いくらいで、そのわりにはごちゃごちゃと置いてあるので余計狭く感じてしまう…

こんなに狭いのに、戸棚を6つも置かないでほしい!

それに、来る客はほとんどおっさんの顔見知りなのか、親しげに話してるところをよく見る…もちろんその時あたしは蚊帳の外だ…


「あ!あった!これか!一番上かぁ…」


実はあたしは平均より少し小さい…いやチビじゃないよ?いやいや…平均より少し小さいだけだよ!

とにかく背が平均より少し小さいと、こういうとき困る。戸棚の大きさはあたしの身長より頭2、3個分くらい高い…



「んー?あぁ…届かないかな…いやーあたしは小さくないしいける!あぁ!もう!届かない!」


ピョンピョンと跳び跳ねてみたら、特上薬草に手が触れた。


いける!


「とぉ!むー…とりゃ!…取れた!…ってやば!?」




特上薬草が取れたのはいいが、隣の瓶に腕が当たってしまった。そしてそのまま…



ガシャン!!


「ど、ど、どうしよう…」



アンケートは闇に葬り去らなくてよかったですw

回答いただいた方、この場を借りて御礼申し上げます(^人^)

アンケートといったことは身勝手かもしれませんが、協力頂けるとありがたいです(..)

数字だけでの回答でも助かります!


本来ならサイドストーリーとかぶちこみたいんですが、まだまともに商売してないので一応今の町出るまでは…早く終わらせたい…あとトニーを出したいw

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