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■ 第八話 「お宝持って、街へ行こう!」

(▭-▭)φカタカタ:予約投稿して書き溜め中日曜日覚えてろぉ!(笑)

「さてと、報酬は『魔石』と『ダンジョン核の欠片』か」


 巨大スライムの体内から回収されたそれは、どちらも淡く光っていた。魔石は拳ほどの青い結晶で、もう一つの欠片は半透明の石のようなものだ。


 カインはその欠片を指先でつまみながら言った。


「この『ダンジョン核の欠片』は、私に預けてくれないか?」


 俺は少し首をかしげる。


「どうしてですか?」


「これをギルドに一緒に提出することで、新しくダンジョンが発生したことと、すでに攻略されたことをスムーズに報告できるんだ」


 なるほど。証拠品ってやつか。


 カインは続ける。


「もちろん報酬はあとで相談して分配する。どうだ?」


 俺は少し考えてから頷いた。


「わかりました。その代わり……スライムの魔石は僕がもらってもいいですか?」


「ああ、君が倒したんだから当然だ」


「ありがとうございます」


 俺は軽く頭を下げた。


 魔石を受け取りながら、カインはふと思い出したように言う。


「君の強さ……名前はタイキ=アオモリだったか?」


 俺は思わず固まった。


「そんな最近現れたっていう男にも匹敵するんじゃないか?」


 その瞬間。


 俺たち三人に電撃のような衝撃が走った。


『えっ!?』


『その話、詳しく!』


 三人同時に食いついたせいで、カインが少し引いた。


「お、おう?」


 カインは少し考えながら話し始めた。


 まとめるとこうだ。


 名前はタイキ=アオヤマ。


 最近、この先にある街に突然現れた人物らしい。


 来たときの服装は見たことのないもので、言葉遣いも少し変わっていたという。


 さらに、かなり特殊なスキルを持っているという噂もあるらしい。


 カインは肩をすくめた。


「まあ噂話だがな」


 そして軽く笑いながら言う。


「お前らの同郷かもな」


 俺は顔を伏せた。


「……違いますよ」


 カインが首をかしげる。


「あれ?違ったのか――」


 俺は顔を上げて言った。


「かもじゃなくて、そうです!」


 竜星と朱も同時に頷く。


「ありがとうございます!」


「早く行きましょう!」


 勢いに押されたのか、カインが少し戸惑う。


「あ、あー、ああ?」


 こうして俺たちは街へ向かうことになった。


 森を抜け、街道を歩き、そして――。


 ようやくその場所が見えてきた。


 高い石壁に囲まれた大きな街。


 門の前には人の列ができている。


 竜星が興奮した声を出す。


「着いたな!」


 普段見ない景色に、そわそわしているのが丸わかりだ。


 俺も思わず見上げる。


「ああ……」


 完全にファンタジーの街だ。


 そのとき。


「止まれ」


 低い声が飛んできた。


 門の横に立つ兵士――門番だ。


「通行証明書、または冒険者カードは持っているか?」


 俺たちは顔を見合わせる。


 当然そんなものはない。


 そのときカインが前に出た。


「ああ、こいつらは――」


 数分後。


 カインが事情を説明してくれた。


「……というわけだ」


 門番は腕を組み、少し考える。


「なるほどなあ」


「信じられんが……嘘は言ってないようだ」


 そう言いながら、門番は横に置かれていた水晶を見つめた。


 俺は小さく呟く。


(鑑定)


――――――――――

真偽判定石

相手が嘘を言うと光る

――――――――――


 ……すごいなこの世界。


 うっかり嘘もつけない。


 門番が新たに水晶を取り出しながら言う。


「よし、この水晶に手を触れろ。光らなければ通って良しだ」


 なるほど、そういうことか。


 俺は水晶を見ながら、もう一度小声で呟く。


(鑑定)


――――――――――――――

カルト診断石


今までに犯した罪を数値化し、

一定以上で光る。


判断が難しい場合は点滅する。

――――――――――――――


 ……いや二段構えかよ。


 俺は苦笑しながら水晶に手を置いた。


 数秒。


 何も起きない。


「よし、問題ないな」


 門番が頷く。


 俺は思わず息を吐いた。


「はぁー……緊張するな」


 竜星が笑う。


「ああ」


 そう言いながら、竜星も水晶に触れた。


 結果は同じ。


 光らない。


「よし、次」


 門番が朱を見る。


「最後はお前だ」


「はい」


 朱が前に出る。


 静かに水晶へ手を置いた。


 その瞬間。


 水晶が――


 チカッ。


 チカッ。


 チカチカと。


 点滅した。


 門の前の空気が、一瞬で凍りついた。


――え?

最後までお読みいただきありがとうございます!


朱くんお前、まさか⋯⋯。


ブクマ&反応&コメント待ってます!


【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてくれるとまじで喜びます!


ゴホン、失礼。


↓↓ここをポチってくれたら幸せ(笑)↓↓

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