■ 第一話 「クラス転移しました。出席確認!36名転移!1名遅刻です!」
新連載始めました!
俺は中学生。どこにでもいるようなオタクだ。
神無月竜星(自称:笑)などとオタ話に
花を咲かせていた(?)ところだ。
――しかし。
気づいたら眠っていた。そして起きたら大自然!?
いやいきなり情報量多すぎるって?!
――と普通の人だったらなっただろうだが私はオタクだ。
ふん、どうせドッキリか何かだろう。
(まあだが、万が一が「ゴホン!」)
まあドッキリか何かだろうが騙されてやるってのが
大人の対応ってやつだ。
――だから手を前に出し、一応小声で言う。
「ステータスオープン」
__。
……何も起きない。
だろうな。
俺は腕を下ろし、ため息をついた。
「はいはい、ドッキリ乙」
誰かがどこかで笑いながらカメラ回してるんだろう。
最近そういう動画多いしな。
そう思って周囲を見回す。
木。
木。
木。
見渡す限り、木。
「……いや森じゃねーか」
しかもかなりデカい。
ゲームとかで見る『序盤の森』って感じじゃない。
普通にジャングル寄りの大森林だ。
「スタッフさーん? もういいですよー」
……。
返事なし。
風で葉が揺れる音だけ。
サァ……。
「…………」
俺はもう一度周囲を見る。
木。
草。
岩。
そして――
誰もいない。
「……あれ?」
クラスメイトは?
さっきまで確かに教室にいた。
休み時間で、騒がしくて――
俺は竜星とオタ話してて。
そこで急に眠くなって。
で。
起きたらここ。
「…………」
いや待て待て待て。
俺は一度深呼吸した。
「……もう一回やるか」
さっきは小声だった。
こういうのはハッキリ言うのが大事だ。
俺はもう一度手を前に出す。
「ステータスオープン!」
__その瞬間。
空中に、淡い光が浮かんだ。
「……は?」
光は四角い枠になり、
まるでゲームのウィンドウみたいに
俺の目の前に現れる。
そこには文字が並んでいた。
――――――――――
名前:神無月 龍凱
種族:人間
レベル:1
スキル:???
――――――――――
「…………」
「………………」
俺は数秒固まった。
それから。
「え」
もう一度画面を見る。
「え?」
さらにもう一度。
「ええ??」
ドッキリじゃねえのかよ!!
思わず声が出た。
いやいやいや。
待て。
落ち着け。
落ち着け俺。
これはつまり――
「……異世界?」
その単語が頭に浮かんだ瞬間。
ガサッ。
近くの茂みが揺れた。
「!」
俺は反射的に振り向く。
そして次の瞬間。
「おいおいおいおいおい!!」
聞き覚えのある声が森に響いた。
「なんだよここ!!」
「森じゃねーか!!」
茂みをかき分けて現れたのは――
神無月 竜星(自称)。
「龍凱!?!?!?」
「お前もいんのかよ!!」
俺は思わず言った。
「いやそれこっちのセリフだわ」
◇◆◇◆◇
一方そのころ。
ガラッ。
教室のドアが開く。
「すいませーん遅刻しましたー」
間延びした声。
紺日 起源だった。
今日もいつも通り遅刻。
クラスではもはや日常の光景だ。
……のはずだった。
紺日は教室の中を見て首をかしげる。
「……あれ?」
静かだ。
いつもなら誰かしらいるはずの教室。
だが――
誰もいない。
机も椅子もそのまま。
カバンも置いてある。
なのに。
人だけが、いない。
「え?」
紺日は一歩教室に入る。
キョロキョロと見回す。
「先生?」
返事はない。
「……なんだこれ」
クラス全員がいなくなるなんて、
そんなことあるか?
紺日は自分の席へ歩いていく。
そして椅子に腰を下ろした。
その瞬間。
ピカッ。
ほんの一瞬。
紺日の体が光った。
紺日
「……へ?」
周囲を見る。
何もない。
「……気のせいか?」
肩をすくめる。
教室は相変わらず静かだ。
紺日はぽりぽりと頭をかく。
「……寝不足かな」
そう言って机に肘をついた。
まだ彼は知らない。
クラスメイト三十六人が
異世界へ転移したことを。
そして自分だけが――
地球に残されたことを。
それでもなお。
彼の体には、確かに
異世界の『力』が宿っていた。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(▭-▭)φカタカタ:ふと、中学生時代の時を思い出し、クラス、その時交流があった友達をモチーフにしま (▭-▭)φカタカタ:した。
(▭-▭)φカタカタ:「中学生時代の時過ごしたかった青春を書いてるんだろ。」みたいなコメントが
(▭-▭)φカタカタ:あったら、枕を濡らします(笑)
↑少しキモく見えてきた。(笑)
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ゴホン、失礼。
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