表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/42

屍霊竜退治

 私は《屍霊人の棺》に加入して、初めて格上の魔物と相対する。

 セストディエナの墓地に屍霊竜(ゾンビドラゴン)が生まれて、暴れていた。

 屍霊竜が腕を振ったら、屍霊竜の近くにある墓が粉々に砕けて、湿った地面に落ちた。

「メグリ、あれを展開してくれ!!」

 ダーガクに命令され、屍霊竜に攻撃が当たる広範囲に浄化光(ホーリーライト)を展開する。

浄化光(ホーリーライト)!!」

 ダーガクやカルネオ、サフィ、ネフリーツ、私が屍霊竜に攻撃されないように距離をとる。

 アヴァントやベリルスは私達よりも距離をとった場所で待機している。

 カルネオが浄化光が展開している内に、屍霊竜に火を纏わせた矢を10本以上放った。

 カルネオが放った矢ではそれほどダメージは受けないらしく、小さな呻き声をあげる屍霊竜だった。

 サフィが左からマグマのような熱さを放つマグマのぐつぐつとした赤い柱を出現させた。

紅蓮(アクトリーンス)!!」

 ネフリーツが右から凍える低温の屍霊竜よりも大きなサイズの氷塊を出現させた。

氷塊(レドゥスガバルス)!!」

 サフィとネフリーツが赤い柱と氷塊を屍霊竜に勢いよくぶつけた。

 ダーガクやカルネオ、私は2人のとてつもない攻撃の衝撃に息を呑んだ。

「ウギャャャャャャ!!バァウアアァァアアアア!!!!」

 眼球が飛び出た屍霊竜の身体が地面に倒れた。

「今のうちだ!!」

 ダーガクが躊躇なく、倒れた屍霊竜の首を斬っていく。

 屍霊竜の身体も斬り刻んでいくダーガクだった。

 サフィとネフリーツが止めに、先ほど出した炎の柱と氷塊を屍霊竜にぶつけてトドメを刺した。

「倒したな。浄化したら依頼は達成だ」

 全員が集まり、ダーガクが胸を撫で下ろした声で言う。

「浄化します」

 私が告げるとダーガク達が距離をとって、脚をとめる。

「浄化」

 墓地全体の地面が黄色の眩しい光を放って、結界が施された。

 紫色の禍々しい景色が、浄化され、綺麗な澄んだ所になっていく。

屍霊竜(ゾンビドラゴン)が跡形もなく、消えてる」

 カルネオが屍霊竜が倒れたところを見て、呟いた。

屍霊(アンデット)だからなぁ、あの(ドラゴン)。この墓地がまた屍霊らが集まるようになるのはいつくらいだ、メグリ?」

「さぁ。私には分からない」

 私はカルネオの質問に答えた。

「汗かいた〜さっさと戻ろう」

「ほんと汗かいたね〜。疲れたー」

 サフィとネフリーツが着ている服を摘んで。風を送って歩き出した。

「食事だろ?今から」

「屍霊竜なんて、今後は相手したくないな」

「アヴァントとベリルスは何もしてないだろ!!」

 アヴァントとベリルスに愚痴を吐いたカルネオが歩き出す。

 彼ら彼女らの後ろを歩く私とダーガクだった。

 墓地に出た屍霊竜(ゾンビドラゴン)の討伐を終えた《屍霊人の棺》の面々だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ