【浄水】の依頼をこなしに
私は、《熱中した蜂》という冒険者パーティに絡まれた翌日に、エルコニスという地域に【浄水】の依頼をこなしに赴いた。
私は起床するとクチェーリスが泊まる客室を訪ねた。
コンコンとドアをノックした私。
「誰ですー?」
「メグリです。今日、汚染された池や湖の【浄水】依頼をしにいくので馬車を出してください」
客室から出てきたクチェーリスは眠たそうな顔で頷いて、着替えをすると告げて扉を閉めた。
ジェルズも起こして、クチェーリスの所有する馬車が停まる場所へと赴いた私だった。
「エルコニスっていうとこでしたか?」
「そうです。魔物はいるかな?」
「エルコニスには行ったことないので俺には分かりませんよ」
クチェーリスが合流するまで依頼のことで会話を交わした私たちだった。
「遅れてすみません」
「構わないですよ」
「気にしてないぜ」
クチェーリスの謝罪に、私達は柔らかく返した。
クチェーリスが乗り、私とジェルズも乗り、扉を閉めた。
馬車が動き出した。
街中では注目された。
森に入って少し経った頃に、冒険者パーティらしき四人組が馬車の先を進んでいたが、気にすることもなく通り過ぎようとした。
馬車が冒険者パーティらの少し先に行ったところで、冒険者たちの身長が高い少年に手を振られ、停まるように声を掛けられた。
冒険者達が馬車に近づいてきて、話しかけてきた。
「すみません、あのこの馬車って何処に向かっているんですか?」
「エルコニスだよ。君らもエルコニスに用があるのかい?」
クチェーリスが返事をした。
「エルコニスですか。エルコニスの前に通るとこに用があるんです。お金は払いますから僕達を乗せていってくれませんか?お願いします!」
「「「お願いします」」」
他の3人も頭を下げてお願いをしてきた。
「どうしますか?」
「私は良いよ。急いでないし」
「断る理由もない。乗せていこう」
私とジェルズは受け入れた。
ジェルズが扉を開けて、四人組の冒険者達を招き入れた。
「「「「ありがとうございます!!!!」」」」
彼らは乗り込んで頭を下げて、感謝をした。
四人の中で身長が高い少年が冒険者パーティ名を告げて名乗った。
「僕らは《雪の層》っていう冒険者パーティを組んでます。クストです」
「俺はザリュシュです。槍使いです」
「私はシルティです。魔法使いです」
「私はプラウクトです。弓が武器で、治癒師もやってます」
「私はメグリです。彼は護衛のジェルズさん。よろしくね」
「ジェルズだ、よろしく」
各々が自己紹介をし、たわいない会話を交わし、《雪の層》の面々が目的地としている場所で下ろし、私たちはエルコニスに赴いた。
エルコニスに着き、私とジェルズは汚染された池や湖の【浄水】を行う。
ジェルズに魔物がいたら、駆除を頼んだ。
魔物はおらず、無事に【浄水】を終えた私だった。
池と湖でレベルアップした。
エルコニスでの【浄水】を終えた私はジェルズ達と栄えた中央まで馬車に乗って、戻った。




