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私は一般人(モブ)である。  作者: 雨空 雪乃
第三章 〜一般人であった私〜
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私は一般人だ。それ以上でもそれ以下でもない。少し卑屈かもしれないが、私はそう。いわゆるモブなのだ。


取り柄と言えば…少し特殊な魔術の才と、祝福があったことくらい。とは言うものの、その祝福は同時に呪いでもあった。

後に語られる『世界を創った』などという幻想(伝説)は、きっと私への戒めなのだろう。

創ってなどいない。元々世界はあったのだ。世界を創った…というのは、むしろあの娘の方だろう。


別の世界から来た(ただ旅をした)私と、別の世界から来て(私が召喚して)しまったあなた。


()の世界を語るには、そう。

月が大きな、星が降った…あの夜の景色から始めよう。


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