表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は一般人(モブ)である。  作者: 雨空 雪乃
第一章 〜一般人に憧れた私〜
1/35

 私は一般人だ。それ以上でもそれ以下でもない。少し卑屈かもしれないが、私はそう。いわゆるモブなのだ。

 小学生時代も中学時代も、少々偏屈ではあると思うけれど、特にこれといった特技もなく。音楽と本が好きな、いじめられっ子のメガネな陰キャ。

 引きこもれるようなことも、自分で自分を終わらせるような度胸もなく。学生を卒業しても刺激もなく退屈な毎日を過ごしている。事故って転生とか、通り魔に刺されて転生とか、異世界転生(あんな)主人公になれるとか、夢のまた夢。それこそ3回くらい死なないと叶いそうにない。


 改めて言おう。私は一般人(モブ)背景(モブ)なのだ。


 とりあえずは、そうね。日曜日の翌日…いまいましいくらいの青空の中、出勤する所から始めてみようか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ