始まりの、終わりの 13-24
これはpixivにも投稿しています。
敵3「さあ来やがれ・・・良いな!作戦通りだぞ!」
はい!
カッ! 地面や建物の壁、そして屋上にとりつけられたサーチライトをつける。それらは彼らを上から、そして前方を照らす。まるでお客様を迎える光の絨毯。多くの者がVIPの到来を待つ
敵3(無線)「さぁて・・・もしもし敵さん。これはオープンチャンネルだから聞こえているはずだ。こちらはすでに貴様を迎える準備が出来ている。さぁ隠れてないで出てこい。丁重に迎えてやる」
アルメガ「ホウ?」
スタスタ・・・
来た・・・!
敵3「来やがった・・・!」
光の道に現れるその姿、全身を真っ黒な鎧で覆い、顔は見えない。顔の防具の耳付近からはトサカのようなものが生え、角がある。大きなトレンチコートを羽織り、背中にバッグを背負う。首付近からはマフラーのようなものが2本後ろに伸びている。肩付近からは前掛けが2本下に伸び、両肩を覆う両肘の手前まである肩巻き、ケープがある。・・・そして、意外に背が低い。どう見ても異様な姿、しかし士気の高い彼らは動じなかった。
アルメガ(無線)「オ招キ頂キ感謝スル」ペコリ
右手を胸に当て、左手を後ろに回してお辞儀する、彼オリジナルの挨拶だ。アルメガもオープンチャンネルで喋るので、全員無線で声が聞こえる
敵3(無線)「ふん、勝手に人の家に上がり込んでおいて、よく言う」
アルメガ(無線)「ナァニ、近所挨拶ト言ッタトコロダ」
敵3(無線)「近所挨拶だとぉ?舐めやがって、もっと近い所があったろうに」
アルメガ(無線)「良イジャナイカ、ドウセ後デ回ルンダ」
敵3(無線)「・・・」
アルメガ(無線)「ソレヨリ、撃ッテコナインダナァ」
敵3(無線)「ハ!バカ言え!貴様のような無礼者と一緒にしないでもらおう!我々は礼儀を重んじる!誰かさんのようにズカズカと家に入ったりしないんでねぇ!」
アルメガ(無線)「ハハハハハ!イヤハヤ申シ訳ナイ!私ハ教養ガ無クテネェ!詫ビルヨ!モシ良カッタラ礼儀ヲ教エテクレ!」
敵3(無線)「ほーう?良い心がけだ!是非やらせていただこう!光栄だ!」
アルメガ(無線)「ソウカ!ソレハ良カッタ!・・・トコロデ」
敵3(無線)「何だ?」
アルメガ(無線)「・・・サッキノ演説ハ見事ダッタ」
「「「!!!」」」
敵3(無線)「貴様・・・まさか無線を」
アルメガ(無線)「インヤァ?特殊能力デ聞イタダケサァ。凄イダロ、色々便利ナンダヨナァコノ能力」
敵3(無線)「・・・その能力で貴様は多くの戦果を上げたのか」
アルメガ(無線)「アァ、貴様ノ仲間ヲ倒シタノモコノ能力アッテダ」
「「「っ・・・」」」
口を噛み締める兵士たち
敵3(無線)「・・・そうか、という事は貴様は人間ではないな?」
アルメガ(無線)「・・・」
敵3(無線)「どうした?」
アルメガ(無線)「ソウカモ知レン」
「「「!」」」
敵3(無線)「!」
アルメガ(無線)「力ヲ求メルバカリ、人間ヲ辞メタノカモ知レン」
敵3(無線)「・・・」
アルメガ(無線)「サテ問オウ、少シ時間ガ出来タンデナ」
敵3(少し時間が出来ただと?どういうことだ。まぁいい、これで時間稼ぎが出来る)
敵3(無線)「なんだ?」
アルメガ(無線)「自分ハ人間ト言イ張ル化ケ物ト、自分ハ化ケ物ト言イ張ル人間、ドッチガマシカネ?」
敵3(無線)「・・・それは外見的な話か?それとも内面か?」
アルメガ(無線)「フム、デハ内面ニシヨウ」
敵3(無線)「・・・ふん、知るかそんなもん」
アルメガ(無線)「ホウ?」
敵3(無線)「そんなモンに会った事ないからな」
アルメガ(無線)「ソウカ・・・」
敵3(無線)「・・・だが、これだけは分かる」
アルメガ(無線)「ン?」
敵3(無線)「貴様は化け物だ」
アルメガ(無線)「ホウ」
敵3(無線)「貴様はただ殺すならまだしも、殺しを楽しんでる。命を粗末にしてる証拠だ」
アルメガ(無線)「ク・・・」
敵3(無線)「?」
アルメガ(無線)「クハハハハハハハ!!!!」
敵3(無線)「何がおかしい!」




