始まりの、終わりの 13-23
これはpixivにも投稿しています。
ムハンマド「お前は、どっちかっていうとブレーキ役だよな。俺が冷静で踏み込んだアイディアを出せない時、こいつがいつもしゃしゃってなぁ」
バシール「へっへ~、だってお前いつも慎重で思い切りが無いからぁ」
ムハンマド「・・・冷静と言って欲しいなぁ。まぁとにかく俺とこいつが争ってる時、いつもお前は折衷案を出してくれた。俺ら3人は誰一人欠けちゃいけない。」
敵3「・・・」
ムハンマド「・・・他に言いたいことがあるが、残りは後で言うよ」
バシール「じゃあ次は俺だな!」
ムハンマド「手短にな~」
バシール「うっさい!分かってるわ!」
バシール「・・・」
バシール「あ~あれだ、改めて言うと恥ずかしいな」
バシール「・・・」
バシール「その~、お前はいつもムハンマドに叱られる俺をかばってくれてたな。こいつ頭固くてさ~」
ムハンマド「お前が考えなしに行動するからだ」
バシール「うっさい!」
敵3「ハッハッハッハ・・・相変わらずだな」
バシール「まぁお前の良いとこはこいつが言ったから・・・俺が言える事はあんまねえが・・・とにかく、お前は凄い!尊敬してるぜ!」
敵3「!」
バシール「頭の固いコイツと、柔らかい俺、それから中間のお前。ムハンマドの言うとおり、3人揃ってねぇと意味がねぇ。だから、絶対死ぬなよ」
敵3「・・・!あぁ、もちろんだ」
バシール「・・・まぁ、以上だ!これ以上言う事はねぇ!」
敵3「ははは・・・そうか・・・ありがとう」
3人「「「ハハハハハ・・・」」」
敵3「ふぅ・・・よし!行け!生き延びろ!そしてまた会おう!」
ムハンマド「あぁ!お前も生き延びろよ!―――!」
バシール「それはこっちの台詞だ!これから大仕事あんだから、とっとと終わらせて来やがれ!―――!」
敵3「あぁ!じゃあな!」
ブロロロ・・・ ブン、ブーン!
エンジン音がうなりをあげていく、どんどん車両が去って行く
敵3「・・・」
敵3(すまんな、こんな空気にして。最期にお前らの顔、見ておきたかったんだ。言いたいことを・・・言いたかったんだ、ありがとう)
それを見送る残留組
敵3「スマンな、本当は撤退したかっただろうに」
いえ、覚悟は出来ているので。自分なんて二の次です
敵3「そうか・・・よし!こっちも準備を終えるぞ!」
はい!
それからというもの、作業は急ピッチですすめられた
そして・・・
終わりました!
敵3「よし、全員配置につけ!」
「「はい!!!」」」
全員が配置についた後、演説をする
敵3「良いか!知っての通り敵は強敵だ!何人もの仲間がやられた!だがしかし!俺たちはまだ負けてない!まだ俺たちは生きている!こうして武器を持ち、敵が来るのを待ち構えている!俺たちはまだ強く、大きな闘志を持っている!来るなら来い!かかってこい!いつでも受けてやる!そうだろ!?俺たちは国を、故郷を守る戦士だ!侵略者どもから国を守る、戦士だ!!!ここで俺たちは奴を止める!撤退していく連中は、保険だ!しかし負ける気はない!俺たちは勝つのだ!あの悪魔に!いや、悪魔ですらない!ただの侵略者だ!なんにも怖くない!命をかけて!俺たちは戦う!我々は希望なのだ!逃げる事ではなく、立つ事に意義がある!たとえどんな困難が来ようとも、逃げない!逃げずに相対する事で、我々の背中を見せるのだ!立ち向かう姿勢を!そうすることで!人々に希望を与える事が出来る!だから諸君も、私に付いてきて欲しい!あのいかれた快楽殺人者に、我々が罰を与える!
さぁ、行くぞォオオオオオオオオオ!!!!!!」
「「「オオオオオオオオオ!!!!!!」」」
一斉に兵士たちが雄叫びを上げる
アルメガ「強イ意志ヲ感ジル、マタカ。・・・骨ガ折レソウダ」
通信が入る
コター(無線)「分かってると思うが、敵の一部が逃走中だ。どうする?」
アルメガ(無線)「ンー・・・面倒ダシ、時間カカリソウナンデ、処理頼ミマスワ」
コター(無線)「ほぉ~良いのか?せっかくの楽しみ貰って」
アルメガ(無線)「・・・強イ意志ヲ感ジル、今ハソレト・・・ソレラト戦イタイ」
コター(無線)「・・・そうか、じゃあ貰うぞ」
アルメガ(無線)「ウム、後デ感想聞カセテクレ。ドンナ味ダッタカ」
コター(無線)「ハッハッハ、了解」
アルメガ「・・・」
アルメガ「サァ来イ、国ノ守リ人ヨ。コノ・・・戦争ノ皇帝、アルメガガ相手ニナッテヤロウ」




