始まりの、終わりの 13-9
これはpixivにも投稿しています。
3段戦法とは、対人または市街地戦で運用される戦法だ。前段を大盾を持った兵士たちがショットガンやSMG、PDWなどの近接武器を盾の端の穴から構える。中段をアサルトライフルなどの中距離戦闘担当が盾の横から。後段を隊長、通信兵、遠距離攻撃担当が構える。合計10人ほどで構成される部隊で、これがいくつかある。それぞれの部隊が独自の行動権を持ち、基本的な命令を受けたら次の命令が来るまで独自の行動をする。
機動力の高いFFへの対策として考案された。機動力と攻撃力で負けるなら防御力を。たとえグレネード弾で上から攻撃しようとも、後段の訓練された兵士が近接信管のグレネード弾で迎撃する。この様はまさに人間APS。この戦法はロシアにて開発され、それを他の国や組織が真似をしている。それは反政府勢力も例外でなく、国外で訓練を受けた兵士がアフガンにてそれを伝えている。
この戦法は人海戦術が専門のFFには有効だが、機甲部隊には無力だ。今回の相手はアルメガ、対人な上に一人の彼にとっては非常に相性の悪い戦法だ。これを打ち破るには対物ライフルが必要だが、残念だがそれはない。
アルメガ「アレガ例ノ3段戦法カ…素晴ラシイ、ヨク訓練サレテル。アノ戦法ヲ使ワレテカラ、攻略ガ難シクナッタラシイナ。ナルホド、コレハショウガナイ。」
迫撃砲準備完了!
了解!吹き飛ばせ!
ボォン! ヒューン…
アルメガ「オオット…コリャマズイ」ドンッ!
急いで移動する
ヒューン…ズドーン!
付近に榴弾が落ちる
アルメガ「ムゥ…」
コター(無線)「苦戦してるようだな」
アルメガ(無線)「ヤカマシイ、3段戦法ダ。ソリャ手コズル。」
コター(無線)「支援は要らないだろうが、余り時間をかけるな。体が持たんぞ」
アルメガ(無線)「分カッテラァ」
アルメガ「遊ンデル訳ニハイカンカラナ。スマナイガ、一気ニヤラセテモラウ」
ヒューン…
アルメガ「マタ来タカ」 ドンッ
ズドーン!
アルメガ「フン!」
キーン…!
!?
ぐわぁあああ…頭がいてぇ…
息が…
う、動けない…
意識が…
アルメガ「解放率88%…死ネエエエエエ!!」ドンッ!
思いっきり地面を蹴り上げ、凄まじい速度で接近する
クソ…来やがった…
FFやロシア軍と戦うとたまになる症状か…!これも奴らの能力なのか…!
マズイ…死ぬ…
死んでたまる…か…
必死に銃を構えるが、時すでに遅し
アルメガ「オシカッタナァ」ニタァ
ヒ…
顔は見えないが、声からでも分かる。醜悪な笑みが見える
アルメガ「フン!」ドス
ぐは…
アルメガ「ギヒ…」ザシュ ドス ザシュ ズス グサ ザシュ
バタン… バタ… バタバタ…
敵は声をあまり発する事なく倒れる。アルメガが首を斬ったり心臓を貫いたためだ。
…!くそ…くそ…くそぉ…
アルメガ「ヒ…」ドス グサ
次々と殺していく。
うがぁ…やられてたまるか… スッ
なんとかして銃を構える敵兵
お前ら…侵略者に…もう…この地を…荒らさせるか…!
執念で構える敵兵。その目には凄まじい執念、殺意、決意がある。いう事を聞かない体に反して、目は大きく見開いている。
例え…俺が…我々が死んでも…!次の世代が…意志を受け継いでくれる…!死なんて怖くない!
そうだ…志があれば…子供たちが受け継いでくれる…!貴様ら侵略者なんぞに…この国を渡すカァ…!
そうだ…負けるもんか…!
次々と兵士たちが立ち上がる
アルメガ「ホウ、ヤハリオ前タチハ意志ガ強イナ。他ノ国家ノ正規軍ハココマデ意志ガ強クナイ、ヤハリ殺スノハ惜シイナ」
なんだと…
きさま…何をほざいて…
アルメガ「シリアニイル戦闘員ハナァ、白人ガ多インダ。現地ノ人間、ツマリシリア人ハ意外ト少ナインダ。イラクトカニ沢山イルナァ、イランニモイル。シリアニイルノハ、故郷ヲ追ワレタ難民ヤクルド人、それからヨーロッパ人ガ多イ…マァシリア人ノ戦闘員モイルケドナ。コノ国ノ軍人モオ前ラト同ジ気持チダ、立場ヤ考エハ違ウガ目的ハ同ジ…両者ノ違イッテ何ダロウナァ」
さっきから何を言ってるんだ・・・
一つだけ・・・言える事がある・・・
アルメガ「ホウ、ナンダ?」
お前らも…お前らに手を貸す裏切り者共も…この腐った政府も…!全部がこの国を汚す侵略者で…俺たちが死んでも…!我々の意志は潰えない!!!外国人に荒らされたこの国を!我々が取り戻す!!!
「「「オオオオオ!!!!!」」」
そうだあああああ!!!
我々はこの国を取り戻す!キサマらに渡すかアアアアアア!
兵士が一斉に雄叫びを上げ、立ち上がる
アルメガ「ソウカ…立派ナ意志ダ。シカシ…相手ガ悪カッタナ、フン!」
ザシュ




