始まりの、終わりの 13-7
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ア軍指揮官「むぅ…そう言われると弱いな」
ロ軍指揮官「そういや最後まで反対してたもんな、この作戦には…」
大将「だが、そうでもしないと奴らはお前らを傷つける。所詮、綺麗事なんざ通用しないのさ、この世界では」
共存指揮官「…そうなのかもな」
大将「しかし、2年前といい今回といい、アフガンの悪魔についての情報戦は順調だな」
ア軍指揮官「あぁ、おかげで政府は大喜びだ。敵は実在しないもので脅したって無駄だ、と言ってるが、無駄ならここまでビビるのはおかしい。今回もアフガンの悪魔による成果と発表すれば、我々アフガニスタンには強力な味方がいると国民に発表できる。今じゃ教科書に載る程の英雄さ。まあアルメガ司令官は英雄と呼ばれるの嫌いだろうけど、あくまで“アフガンの悪魔”を英雄としてるだけだから、そこは容赦してくれ」
大将「いいよいいよ、それで国民が安心すんなら万々歳だ」
ア軍指揮官「感謝するよ、アフガンの悪魔という単語を出すだけで交渉は随分と上手くいくからね。しかし、いつもそんな凄まじい力を発揮すればどんな戦争にも勝てるのに、なんでいつも使わないんだ?やっぱり負担が大きいのか?」
ロ軍指揮官「…」
大将「あぁそれ?確かに負担が大きいのもあるけど、一番の理由はね、あまり手の内を見せたくないって所よ」
ア軍指揮官「なるほど、あまり使い過ぎて敵に分析されるのが困るのか」
大将「そういうこと。正直体への負担なんて、今みたいに少し休めば平気さ。それでも使わないのは、分析されて対抗手段を作られるのが嫌だからね。これはあくまで奥の手、秘密兵器さ」
ア軍指揮官「なるほど、そりゃ納得だ。まあそれでも、これまでのFFの強さにはいつも驚いてるけどね。いつも戦死者無しって驚きだ、やはり君たちの防具は優秀だね。我々が買うには少々高すぎるけどね…」
大将「むっふっふ、装備もあるが、厳しい訓練の賜物だね」
ア軍指揮官「そんな連中から訓練してもらってる我々って、かなり幸運だな」
大将「俺たちはちゃんと付き合う相手を選ぶ。あんたらのこれまでの成果から協力することにしたんだ」
ア軍指揮官「そりゃありがたい、これからも頼むよ」
大将「あいよ、お得意様にはお安くしとくぜ~(´ω`*)」
ア軍指揮官「ハッハッハ、感謝するよ」
そんな世間話をして数十分後
コター「ついに最後の作戦地域だ。大拠点の前には移動拠点と小拠点がいくつかある。共存運動はそれらの脅しを受けている。何度も襲撃され、人質も多くいる。人質救出と敵の殲滅が任務だ。先の無線で人質を盾にしてる可能性がある。お前の強さなら人質の救出は容易だろうが、彼らにPTSDになられたら困る。人質を盾にしていたら一旦能力で敵を無力化したのち、俺たちが人質を回収する。その後は好きに暴れてくれ」
大将「了解」
ロ軍指揮官「…また司令官が一人でやるのか」
大将「しょうがない。依頼料が少ないし、2年前俺が一人で大暴れした時の再現だからな」
ア軍指揮官「しかし一人でここまで強いとは…ということは他の幹部たちも同じくらい強いのか」
コター「いや、俺たちもそれなりに訓練してるが、こいつには敵わん。異常だよこの強さは」
ア軍指揮官「なんと…やはり司令官は特別だな」
大将「俺は別に特別じゃないぜ。他人より多く訓練してるだけだ」
ア軍指揮官「わが軍もこのくらい強ければな…」
大将「ハッハッハ、ここまで来るには辛いぞ~?」
ア軍指揮官「はは、頑張るよ」
ロ軍指揮官「…」
コター「よし、じきに着く。出撃準備しろ」
大将「はいよ~」
数分後
コター「よし、いけるな?」
大将「ウム」
コター「よし、出撃!」
大将「よっしゃ、行くぜ!」
スタスタ…
移動拠点を解放能力で確認する。どうやら人質はいないようだ。
アルメガ(無線)「人質ノ確認ガ出来ン。コレナラ心置キナク殺セル」
コター「了解、殺れ」
アルメガ「イヒヒヒヒヒ…殺ルゼ」




