始まりの、終わりの 13-3
これはpixivにも投稿しています。
凄まじい速度で荒野を跳ぶ大将、そこに無線が入る
コター「アルメガ、もうじき敵のエリアだ。分かってると思うが、解放状態は最長で1時間だ。こまめに使うように」
アルメガ「ギャアアハハハハハハ!!分カッテルワ!ウッセエエ!!」
コター「…はぁ」
ダンガン「さて、今回はどんな映像が見れるかね」
大将の遠い後ろでドローンや有人ヘリが飛んでいる。撮影のためと、万が一のためだ。
コター「我々がもっと上手く解放率を上げられれば…」
ジョフケ「…しょうがない、あいつは色々あったからあそこまで行けた。どうやってもあの域に行くのは不可能だ。あそこまで行くには、禁じ手を使うしかない」
コター「はぁ…」
ワルド「なあに、今度は我々がしっかりすればいい、だろ?」
コター「あぁ…」
そのとき、アルメガが方向を変える
コター「む!?見つけたか!?」
アルメガ「イタァアアアアアア!!!!イタダキマアアアアス!!!」
荒野の先の町にいる敵を見つけ、突っ込むアルメガ
敵兵1「ん?何だあれは」
敵兵2「なんか来るぞ!」
コター「良いか!民間人は殺すなよ!」
アルメガ「武器モッテタラ殺スケドナァアア!ッテカ、サッキカラウルセエ!!!黙ットレ!!!!」
コター「ぐ…スマン」
ダンガン「流石に民間人には手を出さないさ、2年前もそうだったし。敵意の有無くらい分かるだろう」
コター「…だな、心配が過ぎるな」
アルメガ「ギャアアアアアアア!!!」
電子音の奇声を発しながら突進するアルメガ。まずは巡回中の兵士を狙う
敵兵1「ぐはぁあ!」
敵兵2「何だ!?やめろ!来るな!うわああああ!」
グサッ ドス ザシュ 剣で敵を斬るアルメガ
アルメガ「ギヒヒヒヒヒ…」
何だあれ!?
敵か!?
まさか…アフガンの悪魔か!
嘘だろ…ホントにいるのかよ!
アルメガ「ガァアアアアア!!!」
凄まじいスピードで建物間を跳ぶ
撃てぇえええ!
クソォオオ!
ババババババババ! ズドドドド!
敵は一斉に応戦する
アルメガ「ギヒ・・・」
バッ! 跳んで避ける
アルメガ「ギィ・・・!」
うぐ・・・
う、動けん・・・!
体が・・・
アルメガが解放能力で敵の動きを封じる
クソ・・・!やられる!
来るぞ!
うわぁああああ!
ザシュ ドス
ぐわああああ!
いてえええええ!
助けてえええ!!
断末魔を上げる敵兵
アルメガ「ギハハハハハハハ!!!!」
コター「・・・能力解放率は81%、初っ端からこれか・・・さすがだな・・・」
ダンガン「…腕は鈍ってないようだね」
その後もアルメガは次々と敵を斬っていった。敵は応戦しようとするも、彼の解放能力により反撃が難しかった。かろうじて反撃しても、その照準はあやふやだった。
くそ!固まれ!少人数だとやられるぞ!
ええい!死ねええ!!!
みんな集まれぇええ!!
敵が5人以上のグループを作り反撃する。
コター「固まったか、利口だな。さすが歴戦の戦士たちだ。」
ジョフケ「だが固まったところであいつには無効だがな…敵が可哀想だ」
ワルド「…戦争に可哀想もあるか?」
ジョフケ「…そうだな」
ワルド「…やっぱ俺たちは優しすぎるのかもな、俺も可哀想って思っちまった…」
ジョフケ「戦争には不要な感情か…」
ダンガン「いや、最低限の倫理観は持った方がいい。さもなくば先の大戦のような事になる」
ジョフケ「…そうだな」
アルメガ「ギヒヒヒヒヒ…」
ドンッ!と高く跳び上がる。
アルメガ「シネ…」
ポン! 腰からグレネードランチャーを出して射出する。
ドォーン!
「「「ぐわああ!!」」」
一気に吹き飛ばしたアルメガ。
くそ!撃ちまくれぇええええ!!!!
ドドドドドドッ!!
クソ!すばしっこい!当たらねえ!!
ズドドドドドドッ!!
バババババ!!
ポン! ボーン!ドガ—ン! ザシュ グシュ
次々と敵を殺す。夜な上にアルメガの装備が暗い色なので、なかなか当たらない。
見えねえ!明かりのあるほうに集まれ!
了解!
クソ!これ以上やらせるか!
光のある方に集まる敵兵。アルメガは建物の横に隠れる。
アルメガ「ギヒ…フン!」
うぐ…!頭が…
なんだ!変な感じがする…!
いでぇ…
フッ その瞬間アルメガが出てくる
…!
なに!
マズイ!
ドンッ! 再び跳び上がるアルメガ
げ!
上か!?
ポン! ドガ—ン!
「「「ぐはあああああ!!!」」」
グレランで吹き飛ばすアルメガ
その後も、凄まじい運動能力や解放能力、装備で敵を圧倒するアルメガ。町をわずか42分で制圧した。
多くの死体の中心にアルメガが立つ。
アルメガ「キャァアアアハハハハ!!!!イーヒヒヒヒ!フ―――!!!サイッコウダァアアアアアハハハハハハハハ!!!!!イイネエエエ!!!」
コターたち「「「…」」」
コター「相変わらずの強さだ…よく容赦なく殺せるな…」
大将「フゥー、あー楽しかった。やっぱいいねぇ、負けるのは嫌だけど、こうやって一方的にボコれるのはいいね。んで、コターさん、報告です」
コター「ん?どうした」
大将「付近に人型と思われる反応があります。敵意はないようですね…どうやらかなり怖がってますね」
コター「ん!?まさか人質か!?」
大将「かもしれません、確認してみます」
コター「あぁ、気をつけろ?ドアに爆弾があるかもしれん」
大将「了解です」
少し向こうの建物に移動する大将
大将「…ここか、どうやら地下にいるようだ」
スタスタ…
大将「あー、こちら大将、人質がいると思われる部屋に到着。ドアに爆発物は無し、これから開ける」
コター「了解、注意せよ」
ガチャ…
「「ひ…」」」
大将「…発見した、いたのはみんな女性だ。つまり…そういうことだ」
コター「…了解、救出部隊を送る」
大将「やぁ、ご機嫌は…まあ悪いだろうね。救出にきました、外の連中は一掃しましたよ」
うぅ…
怖い…
大将「ん?あぁなるほど」
全身返り血まみれの大将
その後、到着した救出部隊により人質たちは救出された。その際外の凄まじい状況を見せないよう、女性たちの周囲を囲んで下を向いてもらった。
その後の車内にて
コター「お疲れさん、後処理はロシアとアフガン政府がやるってよ」
大将「了解でーす。あ、警戒しなくて良いんですか?」
コター「今他の幹部が警戒に当たってる。30分ごとに交代だ。解放率が低いもんで、2人ずつやってるよ」
大将「そうですか、んじゃあ安全ですね」
コター「…相変わらずだな、その容赦の無いところ」
大将「そりゃ軍人ですから」
コター「…」
ダンガン「はぁ…もういいよ、次の話をしよう」
コター「あぁ…」
ダンガン「この作戦が終わったら、君は帰国するんだよね?」
大将「はい」
ダンガン「んで、最後の人員補給をすると」
大将「はい」
ダンガン「了解、ってことは…もう実行するのかい?あの作戦を」
大将「はい」
ダンガン「NATOとの条約は?」
大将「所詮口約束です。それに約束は」
ダンガン「破るもの、でしょ?」
大将「えぇ」
ダンガン「…身代金払ってもらえないよ?」
大将「その時は全てをバラし、NATOをコテンパンにします」
ダンガン「そう上手くいくかねぇ」
大将「散々根回ししたからいけますよ。さすがにこれまでの事全てをバラされたら洒落にならないはずです」
ダンガン「はぁ…やっぱり恐ろしいやつだよ君は」
大将「へへ、そう言ってもらえて恐縮です」
ダンガン「んじゃ、忙しくなるね」
大将「そうですね~。あ、シリアの方は平気ですか?」
ダンガン「今のところ異常なし、他の前線基地も異常はないよ」
大将「そりゃ良かった」
コター「おーい、そろそろ移動するぞ」
大将「了解です」
ブーン、ブロロロロ…




