始まりの、終わりの 12-20
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35C1「嘘つけ!政府はまだ分からないって!」
サテライト1「アメリカはいくつ諜報機関を持ってると思う?CIAにFBI、NSA…これだけの組織が俺たちの正体について何一つ情報を持ってないと思うか?」
35C1「…」
サテライト1「恐らく…決定的な証拠がないか、“このまま”の方が都合が良いかのどっちかだ。または…ホワイトハウスに隠し事をしてるとか…」
ウォッカ1「!」
35C1「まさか!?大統領は全て知ってるはずだぞ!」
ソルジャー2「ダンナ、あんたらの大統領は本当に全て知ってると思うか?」
35C1「なぜ…」
ソルジャー2「大統領は単なる為政者だ。所詮表の世界を統制するだけに過ぎない。お前らも裏の世界を知ってるよな?決して表に出る事のない世界だ。裏で数々の組織が暗躍してる事くらい知ってるだろ?CIAをはじめとした諜報機関、マフィア、カルテル、ギャング…宇宙人の存在…とかな。」
35C1「宇宙人なんて本当にいるのか…?」
ソルジャー2「んなこと知るか、言ってみただけだ。だが、これらの事を全部大統領が知ってると思うか?曖昧な、不確実な情報なんて諜報機関から伝えられると思うか?または自分たちにとって不都合な秘密だ。この場合の自分たちってのは、情報を伝える側だ。この世界を動かしてるのはなぁ、表は各国の指導者でも、裏は違う。不特定多数の人間が支配してる。お前、この世界が案外浅いと思ってないか?それは誤解だ。今もそうだが、見えてるモンより世界はずっと深い。今見えてるのは水平線だ。海で言うと海面、だがその海面の下は、海面の上にあるモンよりずーっと深い。だからこの戦争は終わらん、俺たちがあの時これ以上出撃が難しい事、それを見抜いたアメリカ、それにつられたNATO各国。それがこの争いの正体だ。…俺たちは、要求を呑むしかなかった。そして今、あの時より装備も攻略の幅が広まってもそれは続いてる。…なぜだと思う?」
35C1「…まさか戦闘データが欲しいからか?」
ソルジャー2「それもある、だがそれはついでだ。もっと根幹的な理由だ。ヒントをやろう、なぜ世界の紛争は終わらない?」
35C1「…思想や意見の対立か?」
ソルジャー2「んーそれもあるが違う。確かにそれで争いは起こるが、そんなモンは建前に過ぎん。その裏にまだ理由がある」
35C1「なんだ…?俺たちを犠牲にしてまで何がある…」
ウォッカ1「ふざけるな!」
一同(((ビクッ!)))
ソルジャー2「お、おい、どうした…」
ウォッカ1「それってまさか、アフガンで今でも争いが終わらん理由か?」
ソルジャー2「さぁな、想像に任せる」
ウォッカ1「…クソッタレが!じゃあ俺たちは何のために戦ってんだ!散々命賭けてんのに、全部無駄か!」
ソルジャー2「…」
サテライト1「…」
35C1「お、おい、どういう事だウォッカ1」
ウォッカ1「教えてやろう、この争いの裏にあるものを。なんでFFの司令官のアルメガが、政治で踊るのを悔しがっていたか…俺はようやく分かった」
35C1「…」
ウォッカ1「心して聞けよ?この争いが続く理由、それはな…」




