始まりの、終わりの 12-12
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サテライト1「お、やっとか。それにしても時間がかかったな」
35C1「いやぁスマン。上層部のOKが出なくてな。作戦のうちに入ってるはずが、いざ
こうなると躊躇しやがって…。あっけなく親玉が来たもんで焦ったらしい。それからロシアにも連絡してな。」
サテライト1「あぁ、またもしもの時の保険か」
35C1「そういうこと。今ロシアの部隊が遠距離から監視するから遠慮なくやっていいってさ。それと、今空中給油機が向かってる。そっちも給油したらどうだ?」
サテライト1「え?今から?基地から飛ばすの時間かかるな…」
35C1「だと思ってロシアの給油機も連れてくるってよ」
大将「おー!」
サテライト1「有り難い。んじゃあやるか?」
H1「給油してからか…いつでもオーケーだ。」
大将「武装にハンデはないか?消耗したんだろ?」
H1「なぁに、たかが中距離ミサイルだ。本命のミサイルは一発も撃っとらん。それに、中距離対空ミサイルは2発全部使ったし、むしろ今の方がいい」
大将「あいよ、んじゃあお互い準備して集合な」
H1「おうよ!」
サテライト1「ははは…お前ら、殺し合いしてるのを忘れるな?」
H1「平気よ、毎日殺し合いしてるんだ。普通の感覚なんてもう無いさ」
大将「ハハハ!こりゃいい!」
ウォッカ1「あーもしもし?こちらロシアのシリア沿岸防空隊だ。コールサイン、ウォッカ1だ。酒飲みの酔っ払い見参!」
ウォッカ2「はい、こっちは前の酒飲み野郎の面倒見役のウォッカ2だ」
ウォッカ3「こちらは一回でも良いからMiG-25のアルコールを飲んでみたいウォッカ3だ。アルコール万歳!」
ウォッカ4「アルコールよりボルシチが好きなウォッカ4だ。もちろん酒は好きさ。ただ隊長ほどじゃないけどね」
大将「お、来やがったよ酔っ払い軍団」
H1「今回も頼むぞ」
サテライト1「こちらFFのAWACS、コールサイン、サテライト1だ。今貴機らを確認した。今回も見張りを頼む」
ウォッカ1「あいよ。さて、おふざけは良いとして…お前ら相変わらずここ(シリア)を兵器実験場にしてるな」
H1「まあ試すのに絶好の相手がいるからな」
ウォッカ1「実験と言いながら殺し合いをする、異常だね。」
ウォッカ2「まあいいじゃないか、誰も死んでない」
ウォッカ1「それはそうだが…」
H1「確かに異常だ、まるで遊んでいるかのように殺し合いをする。でも…なぜフリーダムフォースと戦うと誰も死なないんだろうな…手加減されてるのは分かってるが…」
ウォッカ3「そりゃ、殺さない訓練を受けてるからな、だろ?」
大将「あぁ」
H1「そうか…殺す事しか能が無いからなぁ俺たちは」
ウォッカ4「既存のテロリストと違うのは、攻撃時も防衛時も陸と空で連携を取ってる事だ。遠距離からの空対地ミサイルはもちろん、地上からの攻撃にも対応する。地対地ミサイルやロケット砲をも無効化する。だからいつも歩兵同士の戦闘が勝敗を決める。」
H1「なるほど、そりゃ強いわけだ。上層部も、FFを国家の正規軍並みの戦力とみてるよ。だから俺らもこうして来てるしな」
ウォッカ2「しかし…奇妙な関係だ…。殺し合いをしているのにお互いを認め合う。そしてその間にいる俺たち…本当に奇妙だ」
サテライト1「そうだな、俺らが本気で殺しをしてたらこんな関係にはなってないな」
ウォッカ1「ん?なんだ…あぁ来たか」
ウォッカ1「おーい、今空中給油機が来た。お前ら、とっとと給油しろ」
大将「あいよ、ありがとさん。燃料代は後でちゃんと払うよ」
ウォッカ1「分かってるよ、頑張れ」
H1「助かる、まさか基地から飛んでくるとはな…空軍とロシア機が護衛してる…凄い光景だ」
ウォッカ2「それだけ両国の関係が改善した証拠だろう」
H1と大将が給油をする
ソルジャー2「しかし、俺たちはおあずけか、つまらんなぁ」
ソルジャー3「なぁに言ってんだ、数も立派な交渉材料だ。迎撃機が4機とかだったらこんなことにはなってないさ」
ソルジャー2「それもそうだなぁ」
H1「なぁ、FFの司令官よ」
大将「ん?」
H1「…お前の正体について…少し考えてみたんだが…」
大将「ほう」




