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呂律と頭が回らない大将 10-4

これはpixivにも投稿しています

大将「世界はそうかも知れんが国連は違う。国連ってのは世界とは違うんだ。大国の思惑によって右にも左にも行く。国連の支援機関は信用できる。だが肝心の頭が駄目だ。大国が一回でもNOと言えばそれで終わりだ。議会は踊る、されど進まず、だ。なーんにも変わらん。いくら世界が平和を望もうと、そんなもんは永遠に来ない!大国が世界を牛耳ってる限りな!ヨーロッパは足並み揃わず、イギリスが抜けた事によりさらに弱体化した。もうやつらに大国の監視役は務まらん。だから新しい抑止力が必要だ。俺らがそうなる!その手始めに、まずこの国を変える!戦争の災禍から抜け出す!偽善だろう、だが言うだけで行動せん連中よりかはマシだ。」


「・・・」

「本当に出来るのかな・・・」

「話が難しくてよく分からないよ・・・」

「まだ子供だからしょうがないよ、気にしないで・・・」

「でもロシアやアメリカは協力だ・・・抑止力になれるのか・・・」

大将「俺たちはまずシリアを平定する。だがシリアにはバックにロシアがいる。だからロシア政府ともこっそり協力してる。案ずるな、ロシアは変わった。だから話も少しは通じる。まだ協力して日が浅いがな。

シリアを平定、というか制圧というか占領したとき、復興が必要になる。その時力になるのがお前達だ。あ、別にそんなに重く責任を持とうとしなくてもいいぞ?最近プレッシャーで心のケアが必要なやつが多く出たからな。国を背負おうなんて思わなくていい。でも、最低限知識や技能は持って欲しいんだ。復興の時、必ず外国が援助をする。でも外国に頼ってばかりじゃあ駄目だ。自分たちでしっかりとした技術を持たないといかん。誰かに頼ってばかりじゃ、かならず主導権を握られる。そうならんよう教育するんだ。

俺たちはいずれこの国を出る。放浪の旅だ。だから、そん時に国を支えるのはお前らだ。勿論年齢は問わん。支えるといっても、大統領とか政治家とかになれって訳じゃねえ。先生でもいいし、八百屋さんでもいい。むしろニートでもかまわん。ここで学んだ知識はどっかで役立つはずだ。多分無駄にはならん。まあそういう訳でテロリストやってる。世界は散々批難してるけどな。なぜテロリストかというと、その方が動きやすいんだ。情報操作ってやつだ。もちろんいずれ正体をバラすが、まだ時間がかかりそうなんでのんびりやってくれ。

シリア政府を潰したらバラすつもりだ。でももっと集めなねえと。シリア国民をもっと集めないと。クルド人ももっと集めたいしな。シリア人はまだ10万人もいってねえ。確か・・・7万くらいかな。クルド人は・・・確か12万人くらいか。クルド人多いって思うだろ?実はクルド人の人口って、シリアの人口の2、3倍あるんだ。んでだ、もうそろそろシリア政府を潰しても良いかなと思ってはいるが、まだまだ正体を隠せそうなんで隠してる。もう隠せないってなったら、その時がシリア政府の最後だ。だからまだシリア政府を潰さん。」


「えーっと・・・スケールが大きすぎてよく分かりません・・・」

「ますます分からん・・・全く頭の理解が追いつかない・・・!」

「とりあえずあなた方が凄いというのは分かった・・・」

「沢山いるんですね・・・私たちのような難民も沢山いるって聞きましたし・・・」

「えっと・・・やはり皆さんは救世主?」


大将「ま、言われても理解が追いつかんのはみんな一緒か。まあうちに着けばわかるよ、それから考えな。あ、後俺らは救世主じゃねえから。そんなたいそうなもんじゃねえから。」


そんなこんなで話をして、数時間後・・・


大将「さーて着いた着いた。えーこのたびは~、フリーダムフォース旅行をご利用いただき、誠にありがとうございます。またのご利用をお持ちしております。<(_ _)>」


ガイドさんの真似をする大将


アリー「さ、こちらへどうぞ~」


彼らの前に見えたのは、長い建物。高さもそれなりにあり、上手く隠れられるよう建物を覆うカバーがかけられている。カバーは砂や草を模している。地下にまで部屋がある。とても大きな建物だが、彼らはこれを“建物”だと思っている。実はそれが巨大な移動要塞と知るのは、まだ先の事・・・


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