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始まりの、終わりの 小話5-3

これはpixivにも投稿しています

その時!安心して緊張が解け切った児童たちの元に、舞台袖につながる下の扉から誰かが猛ダッシュで来た!


大将「ギャアアアハハハハハ!!!」


その手には包丁(おもちゃ、しかも本物そっくり)が握られていた!しかも手も服も血まみれ(疑似血液)だ!


「「「うわあああああ!!!!!」」」


急な事に驚く子供たち、みんな一斉に逃げる


大将「ウエーイ!!!待テヨ~!!!」


いかれた声を出す大将


「「「キャアアアアア!!!」」」


「「「ギャアアアアア!!!」」」


逃げるみんな


アルメガ「マテ~!捕マエタ!」


「ひいいいい!」


ついに一人目の犠牲者が!


アルメガ「イヒヒヒヒ…子供ノ叫ビ声ハイイネエ…ドウダイ?コワカイ?」


「ひいいいいい!!!!助けて…!」


アルメガ「イヒヒヒヒ…知ッテルカイ?首ヲ斬レバ人ハ死ヌンダヨ?」


「だずげでぇえええ!!!」


アルメガ「ホイ」スッ


ナイフで喉元を切る仕草をする


「うぐ…」


大将に支えられながらゆっくり倒れる。というのも、少し力を入れてるので少し苦しいのだ。ゆえに苦しそうに倒れる


アルメガ「サアテ、次ハ誰カナァ?」


「「「ひいいいいい…!」」」


逃げ惑う子供たち


「ほら!絶叫って言ったでしょ!?」

「うっせえ!悪かったよ!」


ガシッ


「ひえ…」


アルメガ「イヒヒヒヒヒ…ツーカマーエタアアア!!!」


次々と犠牲になる子供たち


大将はその狂気で次々と子供たちを襲っていった。


「先生助けてえええ!!!」


助けを求めるも、先生たちはいない。実は舞台袖にみんないるのだ。誰も助けてもらえない戦場。外への扉も鍵がかけられていて、出られない。まさにここは檻。子供たちは猛獣のいる檻に放り込まれた生餌そのもの。泣き出す者、腰が抜けて動けない者、沢山いた。しかしそんな獲物は狙わない大将。元気な獲物を狙う。その上、さきほど大将が飛び出すと同時に体育館の証明が半分消え、薄暗くなった。薄暗い中の狩人。子供たちの恐怖を引き立てるには十分…いや、十分過ぎた。もうやめてやれよ大将!


アルメガ「ギヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」ドッ


「ぐふ!?」


正面から刺されるように見える犠牲者がそのまま倒れる。もちろん大将が支えながらね。

さて、君は疑問に思わないかね?いくらちょっと力をこめられようと、さすがに倒れるまではいかないと。これは心に原因がある。一生懸命逃げても捕まったら、その瞬間死を覚悟する。それによって一時的に全身が脱力するのだ。この極限の状況は、そんな異常な心理を生み出してしまうのだ。これも全て大将の手の内。彼は人の心をつつくのに長ける。そうして練ったこの作戦は、コターでさえ理解が及ばないと言うのだ。


そんなこんなで地獄の鬼ごっこが約10分続いた。10分は短いようにみえるが、逃げ回ってる本人たちにすればすさまじく長い。さすがに長いと思ったのか、コターが動いた。


コター「おーい、大将~そろそろいいぞ~」


しかし…


アルメガ「ギャアアアハハハハハ!!!!!」


コター「おーーーい!!!」


声は届いていない


コター「…はぁ…あの野郎…」


アリー「コターさん、これ以上は…」


コター「あぁ」


アルメガ「ハハハハハ!!!」


スタスタ…


アルメガ「イーヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」


コター「…」スタスタ…



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