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始まりの、終わりの 小話4-19

これはpixivにも投稿しています

大将「俺のバカ両親がちゃんと教育してくれれば…ちゃんと俺を見てくれれば……ちゃんと…愛してくれたら…俺は…こうはならなかった…!」


アリー「っ…」


大将「俺は…ちゃんと見てほしかった…!認めてほしかった!俺を!俺の人生を!そうすれば…俺は…今頃本国で普通に生活してた…ここまで苦しむこともなかった…!この力のために…毎日眠れない毎日を!毎日悪夢を見ることもなかった!」


アリー「大将…」


大将「そうすれば俺は…選ばれることもなかった…!そうだろアリー!?」


アリー「えぇ…でも…!」


大将「でもなもんか!お前だって、自分の出生で色んな目に遭っただろう!?」


アリー「…そうだけど…でも…俺は後悔してない!こうしてあんたや、みんなに会えたから!例え俺が2001年9月11日に産まれた、奇跡の子と言われようとも!この下らない、消せない秘密のせいで苦しんだとしても!…俺は…後悔してない…!あんたは…後悔してるのか…?」


大将「俺は…後悔してない…」


アリー「じゃあなぜ…!」


大将「知ってるだろ…俺は一度全てを否定された…だからここに来た…誰かに認めてほしくて…平和なんてどうでもいい…!ただ…誰かに見てほしかった…。だから俺を見てるくれる人を沢山欲しがった…だからみんなに死んでほしくない!出撃もしてほしくないんだ!俺は!そんな自己顕示欲の塊のクソ野郎なんだ!もう何も考えられなくなって…それで…気づいたらみんなが居て…楽しくて…でも、なんか申し訳なくて!」


アリー「大将…それでも…俺は後悔してません。欠点だらけで精神や言動がちょっとおかしいあなたでも、俺は付いていきます」


大将「ぐ…俺はお前らが思ってるほど凄くねえ…みんなのためなんて…」


アリー「…通常、自己中は自分の利益のためだけに行動します。でもあなたは、役に立つ自分になりたい、誰かに認められたいという自己中が、ここまで組織を大きくしました。あなたが自分を認められないのは分かります。でも、我々はみんなあなたを認めてる事を覚えておいて下さい。親からの評価には届かないかもしれませんが、少しくらいは届くでしょう?我々10万人の評価より、両親の評価。んなことは知ってます。でも…今はこれで我慢して下さい、良いでしょう?」


大将「…あぁ、すまない。また感情的に…」


アリー「良いですよ、もう慣れました。」


大将「はぁ…なぁ…しばらく一人にしてくれ…」


アリー「はあ…それは良いですが、大丈夫です?」


大将「あぁ…多分な」


アリー「…分かりました。しばらく休んでてください。仕事は…今日は…いえ、2時間お休みです。」


大将「ハハハ…もうお休みじゃあダメ?」


アリー「ほんとはそうしたいのですが、2時間も休めば平気でしょう?」


大将「ははは…手厳しいなぁ。」


アリー「ま、無理にとは言いません。しばらく休んで、平気になったら連絡して下さい。2時間経ってもだめなら…まあその時はしょうがないです。」


大将「え?いいの?」


アリー「まあ親の話を振った私にも責任ありますし…今回は大目に見ます」


大将「おおう…あざっす…」


アリー「どうたしまして、では」


大将「うむ…」


アリー「失礼します」ガチャ


部屋を出るアリー


ガチャン スタスタ…


部屋で一人になる大将


大将「…」

「…………」

「……………………………………………………………………………………………はぁ…」


深くため息をする大将


大将「俺はなーにしてんだか、閣下殿にも言われたなぁ。お前はもっと親とコミュニケーションを取れって。お前はいつも身近な大事なモンが見えてないって、よく言われたなぁ。すいませんねぇ、親も俺も、クソ不器用なマヌケ一家ですから…」


今度は廊下にて


スタスタ…


コター「よおアリー」


アリー「あ、コターさん」


コター「あいつまーた発狂したか?」


アリー「えぇ、自分が親の事を話してしまって…」


コター「なんだよそれ…あいつ、相変わらずだな」


ダンガン「いい加減仲直りしないのかね~。というか、勝手に彼が怒ってるだけなんだけどね。今回もお疲れさん、アリー」


アリー「えぇ…」


ジョフケ「親ってのは難儀なものだ。俺も、自分の名で随分と家族に迷惑をかけた…」


ワルド「それなら俺だって…」


ジョフケ「俺なんか呪われてるって言われてるしな」


ワルド「…でも、今のお前には関係ない」


ジョフケ「ふ、でも遠い親戚だがな。お前もだろ?」


ワルド「…まあな」


コター「親の評価は子にも付きまとう。俺なんか特にそうだ…」


ダンガン「気にしなさんな。過去は過去、今は今。今沢山成果を上げればいい。」


コター「…だな」


ダンガン「さて、また一つ仕事したアリー君に、酒でも奢るか?」


アリー「えぇ…?いいですよ、そんな…」


コター「そうだな、いつもあいつの世話を任せっぱなしだし。そういやあいつは今どうしてる?」


アリー「あ、一応2時間の休憩にしてます。30分後くらいに様子を見ようかと」


コター「んー2時間か、ちょいと長い気がするが…まあいいや、お前の判断だし」


ダンガン「それにしてもあの精神異常者…少しは感情のコントロールをしなさいな…」


コター「言ってやるな、あいつも苦労してんだ」


ダンガン「それはそうだけど…」


ジョフケ「…あいつは…色んなモンを背負ってる…俺たちがなるべく負担を減らさないと…」


ワルド「賛成だ。あれだけの事をやって精神を仮初でも保てるのは逆に凄い。まあ何度か壊れてるけど…」


アリー「だから自分がいつもいるんです。あの人は…一人じゃ何するか分かりませんから…」


コター「ん、そうだな。ま、とにかく、一緒に飲もう、あいつも誘って」


アリー「え?でも…」


コター「休憩なんぞ知らん。少しは部下を労われってんだあんにゃろう」


アリー「はぁ…」


ダンガン「はは、いいねえ、今度はこっちが引きずり回してやろう」


ジョフケ「賛成~行くぞ~」


ワルド「ははは、面白くなりそうだ」


アリー「えぇ…まあいいや。(*´ω`*)」


その後、机に突っ伏していた大将の元に数名の変なのが襲来。あれよあれよと大将は連れていかれ、今日の仕事が免除される代わりに一緒にお酒を飲むのでした…もちろん、ほどほどにね


今回のを書いてて思った事、なぁーんだこれ…変なの。でも今更消すのは勿体無い気がするし…黒歴史覚悟でぶっ込みます。はぁ…今日はダメだー

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