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始まりの、終わりの 小話4-16

これはpixivにも投稿しています

翌日の食堂


大将「なぁアリー、どうしても食堂で食わなきゃダメ?」


アリー「ダメです。しっかりここで食べて下さい」


大将「カップ麺とかで良いやん…そりゃ、栄養があれだけどさ…」


アリー「ちゃんと普段執務をサボってる分の仕事をして下さい。それとも何です?カップ麵食べながら執務します?」


大将「うげ…わーったよ…(´Д`)」


男性隊員1「あはは…司令官弱いですねぇ」


女性隊員1「まあ分かります。カップ麵美味しいですから。私もたまに、部屋でインスタント食品で済ませてしまいます」


大将「だろぉ?良いやんカップ麵」


アリー「ほらー隊員に悪影響与えてるー。あなたは司令官です。いわばお手本です。自覚もって、秩序ある行動をして下さい?」


大将「ぐえー…コターさんみたいな事言う~(´Д`)」


アリー「んまあ正直言うと、引きこもってばかりではいけませんよ?みんな心配します」


大将「するかよ…なぁ?」


男性隊員1「俺は司令と話したいなぁ」


女性隊員1「うんうん、私も~」


男性隊員2「自分も」


女性隊員2「私もです!」


アリー「ほら~」


大将「むぅ…」


最初はこんな感じで世間話をしていたが、隊員がある話題を出した瞬間、アリーが内心マズイと思う


女性隊員1「そういえばうちの母親が~」


アリー「!」


大将「…」


女性隊員2「へー、そうなんだ~」


男性隊員1「あ、俺の親父なんて~」


男性隊員2「ハッハッハ、なんじゃそりゃ~」


アリー「大将…」


大将「平気さ」


アリー「はぁ…」


安堵するアリー


大将「お前ら、親との仲が良いんだな」


女性隊員1「えぇ!いつも心配ばかりして~」


女性隊員2「私の父もです!」


男性隊員1「あ、大将のご両親はどうですか?」


大将「ん?」


男性隊員1「だって~大将って凄いじゃないですか~。こんな凄い人の両親も、さぞかし凄い方なのかな~って」


アリー「…」


大将「俺の両親…か。そうだなぁ。そりゃすげーよ。」


アリー「!」


大将「俺に命の大切さや、人との関わり方を教えてくれた。俺の人生の教科書であり、良き理解者だ。」


アリー「…」


女性隊員1「おお…」


女性隊員2「いや~流石ですね~」


男性隊員1「親子揃ってぐう聖とは…」


男性隊員2「んー凄い」


大将「お前ら、親含めて家族は大事にしろ。こんなご時世、いつ何があるか分からん。いくらここが安全でも、ここの防衛力以上の脅威が来るかもしれん。毎日を大事に過ごせ?」


女性隊員1「分かってますって~」


男性隊員1「了解です!」


男性隊員2「あ、そういえば…アリーさんは…ご両親は…」


アリー「ん?俺?んー…良い両親だったなぁ…」


男性隊員2「だったって…」


アリー「うん、実は紛争に巻き込まれてね…あ、気にしなくて良いよ!?おかげで昔を思い出せたし、今はほら、家族もいるし…苦しい事は多かったけど今はこうして幸せだし」


大将「んま、こいつには代わりにお前らの親の事を聞かせればいいよ。自分の事のように喜ぶしな。」


女性隊員1「そうなんですか…」


大将「あぁ。ここは片親、または親戚に引き取られた奴が多い。だから親との思い出は大事にしろ?そしていつか自分が親になった時、子供に寂しい思いはさせるな。子供は親を気遣ってあまり嫌な事は話さん。本人がダメなら担当の教員に訊いたりしろ、いいな?」


隊員たち「はい!」


大将「ウム、宜しい。さ、どんどん親の事でも家族の事でも話せ。質問がありゃアドバイスもしてやるぞ?」


女性隊員1・2「はい!」


話は続いた


男性隊員1「自分の親がですね~ぼそっと暇だな~って言ってたんですよ~」


アリー「お、なら今度親孝行にまた何かイベントやるか?」


女性隊員1「良いですね~」


大将「定期的に隊員やその保護者の交流会を開催してるが、他に何か大規模なイベントもするか。どうやら保護者同士で個人的に交流してるみたいだしな。それに、子育てとか生活に関する相談も来てるし、ここは当事者同士で交流するのが良かろう。今までも交流はやってきたが、今度はもっと大規模にやるか。もちろん人種や文化関係無くな。幅広く知識や経験を共有するのは良いことだ。」


女性隊員2「良い考えですね!賛成です!」


男性隊員1「自分もです!」


大将「それから他には何しようか・・・」


アリー「あ、じゃあこんなのはどうです?孤児たちと子供がいない夫婦や大人を交流させるのは・・・そう、養子縁組のような」


大将「良いねえ、じゃあそれも企画しよう」


女性隊員1「あ、じゃあじゃあこんなのはどうです?」


女性隊員2「いいね~じゃああたしも何か提案しよ~」


男性隊員1「お、じゃあ俺も負けじと何か・・・って思いつかねえ!」


男性隊員2「ハハ、ほとんど意見出きってんじゃねえか?俺もなーんも思い浮かばねえ!」


大将「いいね~どんどん出せ~」


アリー「アハハハ!いいね~どんどん賑やかになってるね~」


その後、周りの隊員達も加わり、それは凄い意見会になりました。その後、その時に決まった事を具体的に実行出来るよう、上層部や他の一般隊員達も含めて意見を募集したり会議をしました。それらの結果をもとに保護者同士の大規模な交流会を実施、文化交流もしました。もちろん孤児と大人達の交流も行われ、その中から多くの養子縁組が成立しました。



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