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始まりの、終わりの 小話4-7

これはpixivにも投稿しています

アリー「訓練で薬の量増やしてるって言ってやる」


大将「…どーぞ…どーぞ…」


声が小さくなる大将


アリー「女性隊員にチヤホヤされて良い気になってるって言ってやる」


大将「おいやめろ、なんだそれ」


アリー「その上、人形みたいに抱きしめられたりしてニヤニヤしてるって言ってやる」


大将「ちょまて、事実無根だ」


アリー「スタイルの良い隊員を見てはニヤニヤしてスリーサイズを予想してるって言ってやる」


大将「それは他の男性隊員に誘われて…」


アリー「否定しないんですね?」


大将「いや、その…」


アリー「覗きをしてる」


大将「そ、それは…他の隊員と…もちろんそいつらは男だ」


アリー「共犯者の性別なんて聞いてませんよ。というか、認めましたね?」


大将「いや、待ってくれ。殺される、マジで殺される!かかかか…閣下殿とあ、あ、あ、あ、あい、あいつの、あ…あ…姉に殺される!マジで怖いんだからな!」


アリー「そうですか、知りません」


大将「いや、本当に待ってくれ。えーっと…給料アップ!」


アリー「買収しようとしましたね?これも報告します」


大将「ギャアアアアア!」


アリー「…本当ですね…」


大将「は?」


アリー「コターさんの言う通り、言うこと聞かない時は思いつく限りの脅しをしろって。少し脅せばボロが出まくるって」


大将「コターが!?あんにゃろおおおおお!」


*あの野郎という意味です


アリー「さて、どうします?というかもう喋らない方がいいですよ?自分の首を絞めるだけですから」


大将「く、くそぉ…」


アリー「無茶をするなとは言いません。でも、少しは自分の体を大事にして欲しいんです。確かにあなたは形だけの司令官かもしれませんが、それでもあなたは大事な人です。もっと言うと、ここの最重要人物です。そんな事分かってるはずですよね?」


大将「…まあ、な。でも…」


アリー「分かってるけど、あなた自身がそれを認められない。なぜならそれは過去が関係してるから。あなたは少しでも過信したらすぐ失敗、友達も失ってしまう。それが怖いからこそ自分を認めない。過去は何であれそれを乗り越える、なんて言ってるあなたが、一番過去に囚われてるんじゃないですか」


大将「…スマンな」


アリー「この組織を創ったのも、今では弱き者を救い力を与える、なんて言ってますが、当初は違いましたよね?コターさんたちがここをあなたの私兵団と言う理由が分かります。」


大将「…」


アリー「私兵団なら、もうちょっと責任持ってください。ここはあなたが思う以上にあなたの力が必要なんです。今こうして元テロリストと元難民が仲良くするなんて、普通じゃ考えられません。それはあなたの功績と言っても過言じゃありません。」


大将「いや、俺だけじゃ…」


アリー「確かにあなたは他の幹部に比べて学力は平均的ですし、言葉も上手く伝えられない事もあります。呂律は酷いし、それでコミュニケーションがたまに難しい時があります。スピーチだって即興じゃ出来ず、あらかじめ準備しておかないと緊張して呂律が普段以上に悪化します。そのせいでさらに混乱して頭も回りません。みんなに支えられてばっかのポンコツ司令官ですが、それでもあなたが必要なんです。分かりましたか?我々があなたをどれだけ頼りにしてるか。あなたがどれだけ隊員たちの心の支えになってるか。もう少し自覚して下さいな。」


大将「っ…あぁ…」


アリー「はぁ…すみません、長々と説教して」


大将「いや、流石だよ。妻仕込みの説教は心に染みる」


アリー「えぇ、ほんと、あいつには頭が上がりません。元テロリストと元難民の夫婦…しかもこの組織初の…最初は戸惑いましたが、なんだかんだ上手くいってます。」


大将「そうだな…今じゃあ元難民たちの仕切り役だ。彼女のおかげで、元テロリストと元難民のカップルや夫婦が増えた…頭が上がらん…。まあ今もテロリストやってるがね」


アリー「少なくとも、みんなそうは思ってません。我々は本来のテロリストとは違いますから。元テロリストと言っても良いんですよ。我々は、フリーダムフォース。自由なテロリストです」


大将「はは、それ、違いあんのか?」


アリー「えぇ、ありますとも」


大将「ほー、そうか。」


その後、治療室にて


医官「まーたなにやったんですか、腹に刺し傷なんて」


アリー「えーっとですね…かくかくしかじか…」


医官「なるほど、全くいい加減にして下さいな。レベル1の技術で治療します。すぐには治しませんよ?」


大将「そんなぁ…」


アリー「これも罰です。では、自分はこれで。後は頼みます」


医官「了解、任せな」


アリー「大将、おとなしくするんですよ?」


大将「ああ!?バカにすんなコラ!( ゜Д゜)」


医官「安心しな、暴れたら縛っとくから」


大将「お前まで!(# ゜Д゜)」


アリー「では、自分は食堂に居ますんで、何かあったら連絡を」


医官「あいよ~」


アリー「それでは」


大将「おのれアリー…」


医官「はい怒らない~縛るよ?」


大将「はえーわコラ!(# ゜Д゜)」


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