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始まりの、終わりの 小話4-6

これはpixivにも投稿しています

それから数分後、治療室へ向かう2人


アリー「今回も随分と無茶しましたね」


大将「なーにが無茶だ。あれくらい何ともない。」


アリー「でも、さすがです。あの問題児を簡単に説得するなんて」


大将「まあな。少々強引だが、あれが一番手っ取り早かった。それに、ちょいと弱いとこを突いただけさ、心のな」


アリー「やっぱり分かってましたね?刺されるって」


大将「あたりめえだろ。逆に遅すぎて待ちくた、くたびれたわ。」


アリー「子供は嫌いって言ってませんでしたっけ?」


大将「そうだが?」


アリー「そうは見えませんでしたが?」


大将「一度眼科に行くことをおススメするよ」


アリー「またまた~」


大将「うるせえやい」


アリー「でも、無理はいけませんよ?ただでさえボロボロなんですから」


大将「…あいよ」


アリー「あなたは無茶ばかりなさる」


大将「無茶なもんか。アニメとかの主人公よろしく、か、か、勝てなくてもやるんだ!みてえな感じで、主人公補正使って勝つようなズルいクズどもと一緒にすんな。俺は勝てる時に少し頑張るだけだ。」


アリー「まーたそんな事言って…漫画やアニメほんと嫌いですね~。有名どころだと特に厳しい」


大将「だってよ~どの主人公もイケメンで背が大きい。それになに、なに…何かしら特殊能力持ってて無双する。クソだね。しかも少しの努力ですぐ覚醒。周りの登場人物は、ただの主人公の踏み台。クソだね」


アリー「そこまで言いますかい…」


大将「いやまあ偏見だな…でも本当やん」


アリー「まあ否定はしませんが…でも、もしこの世界が誰かが書いた物語だったら、あなたは確実にその主人公では?」


大将「…そうだな、でも俺より周りの方が有能だ。それに俺はちゃんと努力してる。いや、一回もしてないな。薬中だし…」


アリー「薬で無理やり訓練するなんて、あなたぐらいですよ。だからみんなにもあなたの訓練だけは受けたくないって言われるんですよ」


大将「短期間で強くなれるんだけどなぁ」


アリー「その引き換えに人格と寿命を失いますがね」


大将「まあ俺は元から狂ってたが…それでも一番適応してんのが未だに俺ってな。主人公補正かかってそう」


アリー「主人公補正は違うと思いますよ?あなたは自分の意志でそうなったんですから」


大将「たとえ仕組まれててもか?」


アリー「その原因はあなたでしょう…」


大将「そういやそうだった」


アリー「もう一度言いますが、無茶はダメです」


大将「…わーってるよ、それに訂正させてくれ」


アリー「なんです?」


大将「俺は無茶してるんじゃない。これまで通りサボってるだけだ、生きることをな。」


アリー「またそれですか」


大将「いつも言ってるだろ?勉強もなにもかもサボってきた俺が、今度は生きるのをサボってんだ。いつもの事だ。」


アリー「サボり過ぎです」


大将「そうか?じゃあ」


アリー「人生の中で数えるほどしかない、真面目に何かをする、でもダメです」


大将「んだよ、オメーは俺のオカンか(´Д`)」


アリー「一応あなたの本国やコターさんたちに、あなたの面倒を見るよう言われてますからね、うるさいですよ?」


大将「ったく、どいつもこいつも保護者しやがって」


アリー「それが嫌なら少しは真面目にしてくださいな」


大将「考えとくよ~」


アリー「考えないくせに…」


大将「やかましい」


アリー「ほんと冗談抜きで。あなたこのままでは体が持ちませんよ?」


大将「壊れたら“直せばいい”」


アリー「はぁ…相変わらず自分を都合のいい兵器扱いしてますね」


大将「事実だ」


アリー「否定はしませんが…もういいや、あなたの本国にチクります」


大将「どーぞどーぞ」


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