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始まりの、終わりの 13-36

これはpixivにも投稿しています。


理不尽も戦いの内





残留組が決死の防衛をする中、退避組が目的地へ向かっていた。



ブロロロ・・・



車の上には大型のライトが設置され、あらゆる方位を照らす。



兵士1「なるほど、どうせ見つかるなら目潰ししてやろうという訳ですか・・・」



ムハンマド「あぁ、夜は暗視ゴーグルを使うだろうからな。暗視はわずかな光を増幅する装置、つまりこれに強い光を当てたら?」



兵士1「目眩ましに!とはなりますかね・・・?」



ムハンマド「うぅむ、知っての通り現代の暗視ゴーグルは安全装置が付いてる。我々が使ってるのは一部の精鋭以外は民間のものかコピー品だ。軍用のものより性能は劣るが、安全装置がしっかりついてる。我々で使うものでさえそれがあるのだから、奴らの物もその機能があるだろう。とすれば一見無駄に見えるが、少なくとも照準を合わせるのを妨害は出来るはずだ。それに、連中の居場所も見える。そこに弾をばらまく。これで時間は稼げるはずだ。」



兵士1「見つからないようにするのではなく、あえて見つかってそれを利用する、さすがです」



ムハンマド「そうだろう?敵は少数となれば装備も限定的のはず。対戦車ミサイルは持っていると思うが、こちらにはジャマ-もAPSも装備する装甲車もいる。簡単には負けん。対物ライフルを持っていようが、上の装置の光で妨害できる。怖いのは重機関銃くらいだ」



兵士1「連中お得意のグレネードの雨をされたらどうしましょうか?いくらAPSでも雨を防ぐのは難しいと思いますが・・・」



ムハンマド「そうなった時はしょうがない。煙幕とかでごまかすさ。敵だってここまで無補給のはずだ。雨を降らせるだけの弾薬があるとは思えん」



兵士1「なるほど・・・!」



ムハンマド「私の読みが正しければの話だがな。しかし少なくとも残留組が奴を引きつけてるうちは、こっちの負担は軽くなってる。せっかくのチャンスだ、しっかり役目を果たさないとな」



兵士「えぇ!」



ムハンマド「アフガンの悪魔だとか何だか知らんが、簡単にこの地は渡さん。」







ムハンマド「警戒はどうだ?」



「異常ありません!」



ムハンマド「よし、そのまま警戒しろ。交代も時間通りやれ、人間の集中力はそう長くは持たん」



「はい!」



ムハンマド(このまま順調に進んでくれ・・・!もし失敗したら・・・あいつらの犠牲が無駄になる・・・!)



バシール(無線)「こちらバシール、そっちはどうだ?」



ムハンマド「いや、何もない。出発したばかりとはいえ、何もないから不気味だ」



バシール「敵は・・・アフガンの悪魔?とかいう変なの以外まともに戦えねぇって事か?そんな事ねぇだろ?」



ムハンマド「あぁ、そのはずだ。すぐ攻撃が来ると思ってたから構えてたんだが・・・おかしいな」



バシール「あぁ、俺もそう思う。何か準備してるのか?サーチライトで探しても見つからん、いったいどこに隠れた?」



ムハンマド「さぁな、だがこのまま終わるとは思えん。引き続き警戒しよう、油断するな?」



バシール「当たり前だ、ここでサボっちゃあいつらに後で笑われる」



ムハンマド「だな」



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