呂律と頭が回らない大将 11-2
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管制室「こちらコントロール、地中海に出た。リベンジ1、急降下せよ」
大将「了解」
出力を20パーセントまで絞り、機体の右主翼を真下に傾け、そのまま降下する。
高度500メートルまで降下してから水平に機体を戻し、そこからさらに降下する。
高度が海面から10メートルになったところで、降下をやめる。
管制室「こちらコントロール、高度が10メートルになったのを確認した。言う必要ないと思うが・・・注意せよ」
大将「オーケー」
管制室「まもなく敵艦隊の外縁部に到達する。敵航空機は少ない。敵艦と敵機の間を上手く飛んでくれ。レーダーを逐一確認してくれ。」
大将「了解」
管制室「よし、光学迷彩を起動し、出力50パーセントで飛んでくれ。」
大将「了解」
光学迷彩起動スイッチを入れる。
レベル2技術における光学迷彩は機体を周囲の景色に溶け込ませ、赤外線の放出も軽減する。それには多くの電力を消費し、エンジン出力も落とさなければいけないので、奇襲用である。本来のステルス性をレベル1とし、この光学迷彩をレベル2ステルスと呼称している。
大将「装置始動、問題無し」
管制室「了解、会敵するまで無線を切る。異常が発生した時以外、貴機からの無線の発信を禁止する」
大将「了解」
それから数十分後・・・レーダーに情報が送られてくる。100キロ先の敵艦隊の外縁の護衛艦が見える。
管制室「こちらコントロール。リベンジ1、100キロ先に敵艦隊の端が見える。作戦通り、上手く間を飛んでくれ。こちらから一歩的に話す。そちらは作戦通り、異常事態発生以外の応答を禁ずる。」
大将(言われなくても分かってるぜ~、相変わらず心配性め。)
50キロ、10キロ・・・どんどん近づく
敵艦に補足されないよう、敵艦と敵艦の間を飛ぶ
目的の空母とレールガン搭載艦までの距離が、ついに超短距離ミサイルの射程圏内に入った。
このMiG-21、改良さえてるとはいえ、搭載量が少ない。なので、通常よりさらに小さいミサイルを積んでいる。その射程なんと10キロ。したがって、これを積むのは相当の腕利きか間抜けだ。大将は・・・多分後者だろう・・・
管制室「こちらコントロール。射程圏内だな。攻撃を許可する。なお、発射されたミサイルは人工衛星で支援する。さあ、やっちまえ!」
大将(了解、いざ!)
ミサイルの火器管制システムを起動、一瞬で目標をロックオンする。目標はあらかじめ設定してある。よって、自分で索敵して飛んでいく。
大将「安全装置解除、食らえ!」




