表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

第7話 始まりの男・アダム……あれ、アダムだっけ?それともイブだっけ?

21日に間に合って良かった。この感じだと多分次も21日にあげると思うよ。

そして多分最終章だよ。いつ終わるか未定だけど。

前回のあらすじ

ナギサくん(仮名?)とL○NEを交換した。

みんな気づいてると思うけどあらすじネタが既にネタ切れ。


全ての元凶、というにはなんだかノリが軽いというかなんというか。

そんな事を考えてたらさらにメッセージが届いた。

『多分お疲れだろうと思うし一旦休んどいて。二日後くらいにそっちにおじゃまするしよろしくね!』

こいつ俺の住所知ってんの?えっ?ちょ、キモいんだけど……ブロックしようかな、なんて思いかけたがこのふざけた幼児退行化の鍵となるからそういうわけにもいかない。

まあ相手も待つと言ってるわけだし一旦家に帰ろうかと思ったが、よく考えたらもう夜。今から新幹線で帰るにはちとキツい。そして今から空いてるホテルなんてのを探すのも少しばかり無理がある。

今日1日で2人の能力者と戦ったわけで、すでに体がくたびれている。どうしようかと考えてるうちにだんだん体が言うことを聞かなくなってきた。

「あっ……、これ……無理…………」

数分後には意識は完全に途切れた。



気づけば自宅だった。

そうか自宅、自宅……?!

昨晩は東京の路地裏でどんどん眠くなっていた覚えはあるが、自宅へ帰った記憶はないし何よりどうやって帰ったと言うのだろうか……?

「あっ、気づいたみたいだねー!おはよー!!」

見知った場所だが、見知らぬ男の声。親や友達が来てくれたわけでもないらしい。だとすると……?

「気づいてるかな?僕が……」

「私がナギサ、(したなが) (なぎさ)

ふっと声が変わったかと思えば、そこにいたのは同じくらいの歳の女の子だった。

「ビビった?ビビったでしょ!」

「これが僕の能力の一つ『η』の力だ」

今度は男に戻った。

「まあちょっとしたドッキリってやつだよ、楽しんでくれたかな?」

どうやらかなり不可思議な能力を、しかも複数所持しているらしい。もし戦う事になったらかなり苦戦するかも?

「そろそろ頭も覚めてきた頃かな?それじゃあ本題について話していこう」

「君、あのナイフはちゃんと持ってるよね?」

「別に捨てたりとかしてねーけど」


「良かった良かった、なら話は早い、君に刺してもらいたい人物がいるんだ。名前を……」


「ちょっと待てよお前、俺に何をさせる気だ」

いきなり犯罪をして欲しいなんて頼まれたのは人生で初めてだ。

元から怪しいやつだとは思っていたがどうやら想像の遥か上を行くヤバい奴らしい。少し身構えた。

「まあまあ落ち着いて。別にその辺は俺の能力を使えばたやすく隠滅できるしさ、まあ人が死ぬこともないし軽い気待ちで、ね?」

どうやら倫理観というものがぶっ飛んでる野郎だ、ちんたら喋ってる余裕はない、一刻も早く我が家からご退場願わないと。

ヤツめがけて汁を放った。


「『ι』!」


ヤツめがけて放った汁は()()()()()()()

「お前何しやがった!」

「もー、ちゃんと人の話を聞かないからだよ。いい?あのナイフは刺された人間以外が持つことは出来ないんだ。だからわざわざ君に頼みに来た。さっきも言ったけど周りの人間にはこちらで記憶を改竄出来るし心配はない。ちゃんと報酬も用意するから」

「だが、刺された側の人間は確実に俺に恨みを抱いて襲ってくる、その辺どう責任を取ってもらえるんだ?」

「そこはまあ、能力でなんとかしてもらうしかないかな……申し訳ないとは思うんだけど、何故か刺された状態の人間には僕の能力が効かないからそこだけはどうしようもなくってさ。お詫びと言ってはなんだけどそれに見合う報酬も用意する。だからお願い出来ないかな?」

「断ると言ったら?」

「そりゃまあ、力ずくで言うことを聞いてもらうしかないんじゃないかな……?言っとくけど僕の能力は、凄く強いよ?君は賢い人だし、賢明な判断を下してくれると信じてるよ」

「……なぁ?そもそもこっちはお前のせいで散々な目に遭ってんだがよ、俺がお前の言う事を聞くなんて思ってんのかッ!!」

「そっか……じゃあ表へ出る準備をしてくれ。力ずくででもやらせてもらうよ」

「こちとら既に準備万端だッ!かかってきやがれ!」


「なら行くよ、『υ』!」


一瞬にして風景が切り替わった。


「これが全てとは思わないでくれよ?僕の能力はこんなものじゃない」

「……そうだね、一つだけ教えてあげよう。僕の能力はα〜ω、26の能力がある。多分君じゃ勝てないよ。」

ここである事に気付いた。

「おい、α〜ωは全部で24個じゃなかったか?」


「えっ?嘘?α、β、γ、δ、ε、……、……φ、χ、ψ、ω。あっマジじゃん、24じゃん!アルファベットは26個だったし26個とばかり……」

予想通りだった。コイツ、もしかしてめちゃくちゃバカなのでは……?

あんまりネタをブチ込めなかったかなぁ、みたいな感じではあるかな。

「ギャグを織り交ぜつつ」で始めるつもりだったのが、かなりバトル寄りなのはもはや私の性なのかも知れない……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ