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第5話 そいつの名はトリ野郎

前回が長かったことを踏まえクッソ短くなってます。あとギャグも多いよ。

そして「そいつの名はトリ野郎」、分かる人には分かるよね?

前回のあらすじ

アホ岡くんを撃破。


 能力を解除すると一瞬にして部屋を満たしていた汁は消滅した。

 アイツは気絶しているが、こちらもこちらでかなり消費している。さっさと情報吐かせて家に帰りた…………こいつから情報を聞き出さなきゃいけないのにうっかり気絶させてしまった。

 なかなかの失態である。

「おーいアホ岡、起きろー」

 へんじがない。ただの しかばね のようだ。


 鳴かぬなら

 鳴かせてみよう

 アホ岡を (今日の一句)


 というわけで落ちていた針をアホの足のあたりに思い切り突き刺すと

「痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 との反応があったので元気そうで何よりである。

「でさー、聞きたいことがあるんだけどいいかなー?」

「んだと?誰がテメェに吐くと思ってんだ?」

 敗北してなお威勢のいいこと。

「あー、じゃあもう一回やる?」

「ハッ、テメェがそうやってマウント取れるのも今のうちだぜ?俺の念動力はただ物を動かすだけの能力じゃあない、スマホだって操作出来んだぜ。今さっきある男と連絡を取った、やつはもうすぐ来る。これでテメェも終わりだ……」

「ある男って誰だ?」


()()()()()()()()()()。お前はアイツに勝てない。火を見るよりも明らかなことだ……」

 その言葉を残しまたアホは気を失った。


 どうやらまだ家には帰られないらしい。

 まだ見ぬトリ野郎なるやつを待たなくてはならないようだ……



 To be continued……





 













 ある能力を持つ男がいた。

 その能力は特異であり、その上かーなーり強いという……



 その男は文武に優れた男であった。

 東大理三に現役合格したその男は、同時に凄腕のピッチャーであったという……




 ()()()()()()()()()()




 男は狭い部屋の中に腰かけ独りごちた……






「これは「試練」だ 」






「ウォシュレットの故障に打ち勝てという「試練」だとオレは受け取った……」






 男はその後しばらくトイレから出られなかった……

「誰かウェットティッシュをくれぇぇーーーーー!」

「これは「試練」だ 」

「ウォシュレットの故障に打ち勝てという「試練」だとオレは受け取った……」

(『浪人ブタ野郎は幼児退行しました』第5話「そいつの名はトリ野郎」より)


って一時期Twitterのプロフに書いてたんだけど覚えてくれていた人はいただろうか。

このセリフは文字通り我が家のウォシュレットが壊れた時にジョジョネタを絡めて私が思いついたネタ台詞な訳だが、その時に「なんかの作品のセリフみたいにすると面白いよね」みたいな盗人猛々しい発想のもと『浪人ブタ野郎は幼児退行しました』だの「そいつの名はトリ野郎」だのを考えたわけだ(両方ともパクリの極みだな)

それがこの作品の原点でもあるので、次回、敵として(トイレから)出てくるトリ野郎はある意味生みの親とも言える存在だったりします。

次回はトリ野郎、別に二重人格ではないけどよろしくお願いします(ジョジョを知らないと果てしなく理解不能理解不能理解不能なネタでごめんなさい)


そんなわけで読んでくださってありがとうございました。

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