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第3話 only my fluid

今回はネタ成分が薄かったので無理やり前にネタをぶち込んだので少々アレ。

最近忙しくて数日空いてしまったのは悲しいところ。スランプかな?

まあそんな感じで数日間隔でこれからも投稿していくのでよろしくお願いしますね。

???「今日はおたよりが来ています」

???「わぁ〜」

???「『浪人ブタ野郎は幼児退行しました』はパロディ(しかもクソつまらん)ばかりでしょうもない。ちゃんとオリジナルのネタで勝負してくだすわぁ〜い」

???「ううっ、しかと胸に響いたぜ……かしこまっ!」



……前回のあらすじ

この本によれば、朔晦士。彼はエリートにして学歴の王者・京大生となる未来を失った。そして、幼児退行や発現した謎能力「変な汁を出せる能力」を捨て去り元の自分へと戻るべく自身に刃を向けた同級生「高岡」を早急に探す……のは難しいようなので、その対抗策として彼は、、、(露骨な字数稼ぎ)



 風呂場で練習することおよそ3時間、これだけ練習すると色々見えてくるものがある。

 例えば汁を出す勢いを調節出来るようになった。威力はポタポタ垂れる程度から、最大では満タンのシャンプーボトルを倒すくらい。結構な威力なのでこれは何か使えるかもしれない、これが普通に水とかならカッコいい水流操作的な能力者で済んだのになぁ……


 そして汁はどうやら無限に出せるらしい。弾切れを起こさないのはかなりのアドバンテージとなるだろう。そして目立った疲労もない。強いて言うならコントロールにある程度神経を使わなければならないが、これも練習次第ではどうにでもなるだろう。

 肝心の汁の成分だがどうやら水より重いらしく、また水と混じり合うことがないようだ。

 そしてしばらくすると消失することもわかった。この汁に関しては未だ分からないことだらけではあるものの、蒸発しただとかそんな単純なものではないのかもしれない。臭いがする以上蒸発するorなにかしら臭いの成分が出ているのは確実だと思うのだが……

 

さらに驚いたのは、お腹が空いてきたのでラーメンでも食べたいなぁ、なんて思っていたら汁の臭いが、見た目が、そして味覚にまでラーメンを思わせる感覚が広がっていったのだ。

 流石に俺もおかしくなったかと慌てて練習を取りやめて適当に冷凍食品で空腹を満たし、再び練習に臨んだが、今度はジュースが飲みたいという感覚に呼応したのか、汁がオレンジジュースのように思えてきた。

 危うく飲みそうになったのを抑えられたが、どうやらこの汁には幻覚を見せる力でもあるのだろうか?

 これは俺が自由に相手に幻覚を見せられるのか、はたまた相手の感覚に依存するのかわからない部分はまだまだ多いが、これはかなり使える能力なのかもしれないと思い始めた。

 まあ普通に考えて写○眼的なので幻術とかかけた方が百億倍カッコいいんだけどなぁ……


 とりあえず一度実験を兼ねて新幹線の切符を買うことにした。が、ここでもまた幼児退行に苦しめられることとなる。

 自転車で行けばすぐな最寄駅もその自転車に乗れないのでは話にならないので、仕方なくバスを使うことにした。

 そしてここからが問題なのだ。バスは料金的にも子供が一人で乗ることなどはあり得る話なので良かったが、新幹線、しかも大阪→東京となるとバカにならない金額がかかるわけで当然ながら常識的な人なら「ボク、一人なの?親御さんは?」的な事を聞いてくるだろう。

 そこであの変な汁能力の出番だ。あれの力がもし推測通りならば俺が念じることで相手に「自分が大人である」と誤認させることが出来るだろう。それさえ出来ればこちらのものだ。

 ちょっと券売所の人には申し訳ないとも思うが、事情が事情だから仕方ないということで。

 そして買う時がやってきた。

「あら?ボク、お母

「今だッ!、そして俺を大人だと認識しろッ!」

「……あれ?さっきの子は?というか今さっき変な液体でもかけられたような?疲れてるのかしら……、すみませんお客様、新幹線の切符をお買い求めですか?」

 どうやら大成功のようだ。推測が正しいことは証明された。

 これであとは東京へ向かい高岡に会い解決の糸口を見つければ物語は終幕である。

「待ってろ高岡、必ず俺は元に戻ってやるからな!」

能力説明とかがクッソ長いからぶっちゃけ読みづらいことこの上なかったんじゃないかなぁ、と。

一から十まで読んで下さった貴方には感謝してもしきれません。

そして「『キング・クリムゾン!!』すでにッ!」と途中をかっ飛ばしながらも最後まで読んでくれた貴方にも感謝を。

次回は、高岡との決戦。

ギャグ多めで頑張っていきたいですね。

追記:前の回で大阪に住んでる設定にしてたのに京都から出発することになっちゃってたね!バーカ

てなわけで修正しました。

こんな不甲斐ない私ですが、よければどうぞよろしくお願いします……

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